今片思いをしている方は、どのくらいその状態が続いていますか?
人を好きになるのはとても素敵なことですが、その思いをずっと心に秘めているだけではつらいもの。特に社会人の場合、恋愛は結婚観や将来設計にも関わるためスムーズに進行したいでしょう。
今回の記事では、大人になってからの片思い期間の平均をはじめ、片思いが長期化する人の心理・特徴などを解説します。
前向きな判断をするにはどうしたらよいのか、そのヒントもお伝えしますのでぜひ参考にしてみてください。
目次
社会人の片思い期間の平均はどのくらい?
大人になってからの片思いは、期間が長くなるほどお互いに様々な事情が生まれ、アプローチのチャンスが遠のきやすい傾向です。
そんな「大人の片思い」ですが、相手を思い続ける平均的な期間はどのくらいなのでしょうか。
ある情報誌による20~40代男女を対象としたアンケート結果(2024年調査)をみると、片思いの期間として最多なのは「1年以上2年未満」で約30%、次に「5~12ヶ月」で約20%を占めました。
そして以下のように、半年~1年以上の片思いの終結は、「何らかの変化」が必要になる傾向です。
- 気持ちが冷めた
- 告白して決着をつけた
- 環境の変化で会えなくなった
- 相手に恋人ができてしまった など
片思いが長引く人によくある3つの特徴
ところで、どうしても長い片思い状態に陥りやすい人には何か特徴があるのでしょうか。
ここでは、片思いを続けがちな人によくある特徴をいくつかご紹介します。
1. 真面目・完璧主義
長い片思いに至る人は、真面目で完璧主義なタイプも多くいます。
仕事や普段の生活でも勢いで決断・行動することは少なく、しっかり準備をしてから取り掛かる傾向。
恋愛においても「好き」という気持ちを自分の中で大切に温め、準備が整う絶好のタイミングを慎重に見計らうでしょう。
2. 「物持ち」がよい
たとえば消耗品は特定のアイテムのみをリピート買いし、繰り返し使えるアイテムに関してはボロボロにならないよう大切に扱う傾向があります。
それ自体はとても良いことなのですが、恋愛でも似たような思考は要注意。
関係が進展しなくてもその人しか見えなくなり、大切にしたいあまり傷つけないようただ見守るだけという状態に長く陥りやすいでしょう。
3. 深く狭い交友関係を望む
誰とでもすぐに仲良くなるのが苦手で、心を開くまでに時間がかかるタイプほど好きな人へのアプローチもできない傾向です。
限られた友人以外には気軽なコミュニケーションや相談をすることが不得意なため、「片思いが続くのは当然のこと」とさえ考える場合も多いのではないでしょうか。
思いを打ち明けられない恋愛心理3パターン
片思い中、「両思いになりたい」と強く願っていても相手にそれを伝えられず、一喜一憂してしまう人は多いでしょう。
ところで、どうして人は好きな相手に気持ちを上手く伝えられなくなるのでしょうか。
以下で紹介するよくあるパターンを参考に、自分の感情はもちろん「脈がありそうなのにアプローチしてくれない相手」の気持ちも探ってみてはいかがでしょうか。
1. 相手から告白されたい
プライドや恥ずかしさが邪魔をして、どうしても告白できずに相手からのアプローチを待ち望んでいると、片思い期間は長引くでしょう。
情報収集や課金を惜しまずに、いくら相手の理想像を追求していたとしても、相手の気持ちはそう簡単にコントロールできません。
2. 自信喪失している
自分に自信がなく、恋愛に対して積極的になれない人ほどダラダラと不毛な恋愛を続けてしまいがちです。
アプローチを一度もしていないのにもかかわらず、ネガティブな思考になっていませんか?
「自分なんか相応しくない」「付き合えたとしてもうまくいかない」「釣り合うはずがない」などの気持ちばかりではずっと片思いのままでしょう。
3. 片思いしている自分が好き
中には「相手と付き合いたい」というよりも、ただ「好き」という気持ちだけで満たされる、あるいは友人と恋バナで盛り上がるのが楽しい程度の感情の人もいます。
この場合は片思い状態を前提に考えている可能性も高く、自然現象的に相手と目が合ったり話したりするだけで「嬉しい」「満足」と感じているのかもしれません。
長い片思い期間に区切りをつけるための3ステップ!
「早く区切りをつけなきゃ」と頭では理解していても、ずるずると気持ちを引きずってきた人はここで自分の気持ちを整理して次の段階に進みましょう!
以下のような手順を参考に、悔いの残らない前向きな行動を心がけてみてください。
STEP1:自分と向き合う
まずは現状を一旦忘れて、自分にとっての幸せとは何か、どんな人と交際したいかをじっくり考えてみてください。
- どんなところが好きなのか
- この人と結婚したら幸せなのか
- お互いを尊重しつつ自分らしい恋愛にできるか
上記のようなポイントを思いつくまでとことん洗い出すことから始めましょう。
今まで片思いに必死で気づかなかった感情や、大人になったからこそ見えてくる現実的な考えも浮かんでくるかもしれません。
STEP2:後悔を残さずに告白
自分の考えや相手への思いをきちんと整理した上で、「やっぱり気持ちを伝えなければ前に進めない」と感じたなら後悔が残らないように告白しましょう。
それで片思いが成就するなら最高ですし、上手くいかなくても必要以上に落ち込む必要はありません。
片思いをした期間を無駄だったと思うのではなく、自分が前を向いて成長するために必要な、意味のある時間だったと褒めてあげてください。
STEP3:失恋しても、正しい手順で前向きに進もう
もしも失恋した場合、しばらく恋愛からは離れて仕事や趣味に没頭することをおすすめします。
相手を忘れるために焦って恋活や婚活をしても、あなたにその気がない限りは無意味な時間になりかねません。本気で出会いを探している人に対しても、失礼だといえるでしょう。
気分転換をしっかりした上で、「また出会いを探してみようかな」とふと思ったときこそ素敵な出会いが待ち受けているはずです。
進展のない恋は卒業が吉!新たなステップに踏み出そう!
片思いが長期化するのは、おそらくあなたが真面目で一途な人、もしくは相手を深く理解しようとする優しい人だからでしょう。
とはいえ半年あるいは1年以上そのままの状態が続くのは、社会人としてもどうにかしたいと思うものでしょう。このつらい状態から抜け出して不毛な恋愛を卒業するためには、自分自身の葛藤や不安を乗り越える勇気が必要です。
今回ご紹介したステップをもとに、素晴らしい縁と巡り合えるよう前向きに進む未来を応援しています!