好きになってお付き合いしても、いろいろな理由で別れたいという考えに至ることがあります。
そして、自分から別れを切り出す際に怖いのは逆上や逆恨みです。
ここでは、逆上・逆恨みしやすい人の特徴、円満に別れるための事前準備や心構え、そしてもしも逆上・逆恨みされた場合の対処法など詳しくご紹介いたします。
お付き合いしている恋人とトラブル無く別れたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
逆上・逆恨みしやすい人の6つの特徴
ところで、どのような人が恋愛において逆上・逆恨みをしやすいのでしょうか。
以下のような特徴を持つ相手の場合、別れを切り出す際にトラブルへ発展する可能性が高いため十分に注意しましょう。
- 自己中心的
自分の意見や感情がもっとも重要だと考えがちで、他人の意見や感情を軽視しやすい人
- 誰かを非難しやすい
何か問題が発生した場合、自分の責任ではなくて周りのせいにしがちな人
- 感情の起伏が激しい
喜怒哀楽の感情が激しく、些細なことで感情的になりやすい人
- 感情的に爆発しやすい
自分の思い通りにならないことに対して、我慢できずに感情的に爆発してしまいやすい人
- 完璧主義
少しでも期待と違うといら立ちや不満を感じやすい、過度な完璧主義の人
- プライドが高い
自分のプライドを傷つけられたと感じると、感情的にムキになりやすい人
円満に別れる事前準備や心構えをご紹介!
上記で紹介した特徴を持つ相手と円満に別れるためには、以下のような事前準備や心構えをしておくと少なからず安心です。もしもに備えて、トラブルを最小限に抑えましょう。
相手の性格を把握する
相手が感情的になりやすいタイプなのか、理性的なタイプなのかを見極めて、適切なアプローチができるように計画しましょう。
もし、普段の言動を踏まえて暴力や脅迫に発展しそうな可能性があると思った場合、信頼できる第三者や専門家の協力を得られるよう準備してください。
安全確保
直接話すことで自分に危険が及ぶかもしれない場合、公共の場やオンラインなど、安全が確保された状況で話すことが得策です。
もしも自宅の住所や職場を知られている場合、必要に応じて周囲の人に事情を説明し、防犯対策を強化しましょう。
逆上させない伝え方を検討する
別れたい理由を伝えるとき、言葉選びは重要です。「あなたが悪い」というようなニュアンスは避けるようにし、たとえば「自分自身を見つめ直したい」など、できる限り納得しやすい理由を用意しましょう。
穏やかなトーンを意識して、相手の立場を尊重しながら話すことも冷静を促すポイント。相手の意見を一部受け入れる姿勢を見せると、より対話が円滑になりやすいです。
相手を非難しないように
たとえ事実だったとしても、「あなたのせいでこうなった」など、責任を一方的に押し付ける言葉は避けるべきです。
話し始めは「私たちの関係性を見直す必要がある」というような共同的な視点で語れるように意識しておきましょう。
円満な別れ話に適した時間や場所・順序をご紹介!
できる限り円満に別れ話を進めるには、時間や場所、そして話の順序も重要です。
イメージトレーニングをする際は、以下を参考にしてみてください。
時間
お互いに冷静に話し合えるよう、できるだけ相手がリラックスしているタイミングを選ぶべきです。
相手が忙しそうな時期や予定の合間に短時間で済ませようとするのではなく、十分な時間が確保できるときに切り出したほうが、心の余裕を作れます。
時間帯としては、直接会わないにしても深夜などの感情的になりやすい時間帯は避け、日中や夕方の比較的落ち着いた時間が良いでしょう。
場所
直接話をする場合、カフェや日中の公園など、人がいつつもできるだけ静かな場所を選ぶのが理想です。相手が感情的になったときも、お互い落ち着いて話せる環境を選びましょう。
また、自宅や職場、お互いの記憶に残る思い出の場所などは避けるのが無難です。
話の順序
はじめにこれまでの感謝、そして相手との関係を大切にしていたことを伝えます。
そして相手を傷つけないよう配慮して、なぜ別れを決めたのか理由を誠実に話します。回りくどい説明ではなく、明確に伝えましょう。
ここでもし相手が感情的になった場合、それを否定するのでなく、「気持ちは分かるよ」と冷静に共感する態度を示しましょう。
徐々に納得を促せたら、最後に「本当にありがとう」や「これからも幸せを願っています」など、ポジティブな言葉で締めくくりましょう。
もしも逆上・逆恨みされた場合の対処法4選
最後に、やむをえず逆上・逆恨みされた場合の対処法を4つご紹介いたします。
① 冷静さを保つ
感情的に応じることは避けて、相手の怒りをエスカレートさせないよう努めてください。
話が進まない場合、とにかく相手が落ち着くまでは距離を置くことも考えましょう。
② 記録を残す
相手からの脅迫や嫌がらせがあった場合、メールやメッセージ、録音など、その証拠を確実に記録できるように努めてください。
これらは法的措置を取る際にも重要な証拠となります。
③ 第三者の介入を検討
共通の友人や信頼できる知人に間に入ってもらい、仲裁をしてもらう方法も有効です。
状況がよくならなさそうな場合、警察や弁護士に相談することも検討しましょう。
ストーカー行為や暴力を受けた場合、迷わず警察に相談してください。
④ 防犯対策の強化に努める
逆上や逆恨みの度合いが強い場合、自宅はもちろん職場にも防犯協力をしてもらいましょう。
配線が不要のワイヤレスの防犯カメラなど、簡単に設置可能な防犯グッズの購入を検討することから始めてみてはいかがでしょうか。
円満に別れる方法や対処法を把握して別れ話に備えましょう
逆上・逆恨みしやすい特徴をもつ相手と円満に別れるためには、慎重な計画と誠実な態度が重要となります。
さらに、ご自身の安全を守るためには、逆上・逆恨みされた場合の対処法も事前に把握しておいた上で別れ話を切り出すようにしましょう。
お互いが納得できる最善の方法を探り、もしも難しければ第三者も頼るなどしてトラブル無く次のステップに踏み出せることを祈っています。