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幸福度の高い結婚生活を送る人の特徴

結婚生活を幸せに感じている人にはどのような特徴があるのでしょうか?どれほど好きな人と結婚したとしても、育ってきた環境の違いから小さな不満は出てきます。しかし、それを好転できる考え方が身に付くとより幸せだと感じられます。まずは自分の考え方を変えるのが大切です。この項では幸福度の高い人に共通する特徴を紹介します。
環境の変化に好奇心を抱ける
結婚すると、違う家庭で育ってきた二人が新しい一つの家庭を築きます。一人でいた頃は、人生の分岐点や取り巻く環境の変化もある程度予測可能です。しかし結婚は、相手がいるので予想外のことや、自分に直接関係なくても取り巻く環境が変化することも多々あります。自分のライフプランや理想の未来があるでしょうが、いちいち嘆いていては相手も自分も不愉快なだけです。幸福度の高い人はそんなとき、「自分一人ではこんな経験できなかった!」とハプニングや変化を前向きに楽しめます。
夫婦で価値観のすり合わせができる
夫婦関係は、愛し合っているだけでは成り立ちません。お金や子供、仕事や何十年後の未来など考え方が異なる場合もあります。お互いの意見をしっかりと伝え合うことが大切です。このとき、幸福度の高い人たちは妥協点を見つけられます。どちらかが納得しないままではなく、なぜその考えに至ったかまで話したうえでお互いが歩み寄っています。
自分軸で生きている
相手に求めてばかりでは、お互いに疲れてしまいます。大切なパートナーには変わりありませんが、依存しないように気を付けましょう。依存してしまうと、相手ありきの予定しか立てられなくなり、相手に予定が入ると何もできなくなります。そうして不満が募っていきます。幸福度の高い夫婦の特徴は、一人の時間も大切にしていることです。相手にどうしてほしいかではなく、自分がどうありたいかを大切にしています。
結婚生活に不満が多い人の特徴

既婚女性が旦那さんの愚痴ばかりを言ったり、既婚男性が奥さんを見下していたりと結婚生活の不満ばかりを語る姿は、不幸そのものです。独身者からすれば、結婚への不安やマイナスイメージに直結します。全く不満のない夫婦はほぼいませんが、考え方を変えれば相手が変わらなくても幸せを多く感じられます。結婚が幸せそうに見えない人は、以下のような思考を持つ人が多いようです。
環境の変化を好まない
結婚生活に環境の変化はつきものです。転勤・転職であったり、義理実家との関係性だったりと様々な変化があります。しかも、それらは自分が思ってもいないタイミングでやってくる場合もあります。結婚を幸せだと感じない人は「こんなはずじゃなかった」「あなたがああしていれば」など、今置かれている状況よりも自分の理想ばかり振り返ることが多い傾向にあります。積もり積もった不満は言葉の端々に現れ、不仲の原因にもなります。
相手の気持ちを優先しすぎる
自分の気持ちを押し殺して、相手に尽くしてばかりではうまくいきません。我慢している分、幸せだと思えない時間が増えていきます。そうすることをパートナーが頼んだわけではないので、むしろ「尽くすのが好きなんだ」とさえ思われます。夫婦といっても元は他人なので、言葉や行動で示さないと本心は伝わりません。相手のことを想ってのことでも、自分を犠牲にしすぎるのは幸せへのマイナスポイントです。
過去への未練が強い
過去への未練をいつまでも引きずる人は、不満の多い傾向にあります。例えば、結婚するにあたって仕事を辞めたとしましょう。相手に辞めてほしいと頼まれたかもしれませんが、「仕事を辞めてでも結婚したかった」という自分自身の決断があるはずです。それなのに「あの仕事を辞めたくなかった」と過去ばかり振り返っていては、今ある幸せにも気づけません。
結婚のメリット

結婚は幸せだと感じる人の方が多いですが、周りの既婚者から結婚の愚痴や不満ばかりを聞いていると、不安が募ります。では結婚のメリットとはどんなものなのでしょうか?いつまでも初々しいトキメキを維持するのは難しいですが、今よりもっと幸せを感じることは可能です。ここでは、結婚によってもたらされる物理的メリットと心理的メリットを紹介します。
好きな人と一緒にいられる
単純に、好きな人と過ごす時間が増えます。籍を入れずに内縁関係である形もありますが、入籍することで安心感を抱く人が多いようです。法律的に夫婦として認められるので、相手に何かあったとき一番身近にいられる権利があります。彼女や彼氏の立場では立ち入りづらかった仕事関係の人や友人と接する機会もでき、自分の前では見せなかった相手の一面を知れることもあります。こうして物理的に一緒にいられるだけでなく、心の距離も縮まっていきます。
経済的に助かる
独身の実家暮らしで生活費がかからなかったとしても、いずれは自分で生計を立てる日がきます。ほとんどの場合、一人暮らしから二人暮らしになっても、光熱費や家賃が倍になるわけではありません。結婚して共働きの場合、二人の給料を合算した額で生活するので一人のときよりも経済的に楽になります。どちらかが専業主婦(夫)であっても、仕事と家事を分担できるメリットがあります。
独身では手に入らない幸せがある
独身は独身なりの幸せがあるように、既婚者にしか味わえない幸せもあります。子供が誕生すれば家族が増える喜びを感じられます。また、相手の両親とも家族になります。自分を大切に想ってくれる存在が増えるのはとても幸せなことです。お互いが一生を添い遂げると誓って結婚するので、年を重ねてからの幸せまで想像できる安心感があります。
婚活する男女の危険な思考

婚活に励む人は皆さん、幸せな結婚を夢見ています。しかし、中には理想ばかりが先行して、不幸な結婚を手繰り寄せている人もいます。夫婦はお互いの良いところも悪いところも受け入れていくことが大切です。理想が高すぎたり、自分よがりだったりするのは危険な考え方です。婚活中の人も、これから婚活デビューする人も、参考にしてください。
「相手」ではなく「条件」を探している
婚活は希望条件が多いと、見当違いな先入観を持つ可能性があります。例えば、最初のプロフィール交換の時点で「長男だからダメ」「A型の人とは合わない」など、その人の本質はわからないのに決めつけるパターンです。このように、条件で結婚相手を選ぶと、後々自分の想像と違うことが起こり不満につながります。恋に落ちて始まる恋愛は、相手の人柄や良いところに好意を持ちます。もちろん自分が掲げる条件も大切ですが、一番大事なのはお互いの相性です。幸せな結婚生活を送るためにも、条件ではなく人柄で選びましょう。
夢物語のような家庭を思い描いている
ドラマや幸せいっぱいのSNSなどは、いいところだけをピックアップしている場合がほとんどです。あなたは自分の家庭で何一つ不満なく過ごしてきましたか?親や兄弟とぶつかることもあったはずです。夫婦も同じです。育った環境も考え方も違う二人が一つの家庭を築くので、不満が生まれることもあります。そういった小さな壁を乗り越える度に、絆と理解が深まります。夢物語のようないいとこどりの理想を抱きすぎず、常に目の前のパートナーと向き合うことを大切にしましょう。
結婚が幸せかどうかはあなた次第

結婚は相手がいるので、一人でいるよりも大変です。しかし、それを上回る幸せに出会えることも確かです。相手に寄り添うことで人間として成長できます。これからの人生で何が起こるのか、独身では考えられなかった世界にワクワクできる人は幸せいっぱいの結婚生活が送れるでしょう。結婚生活に不満はつきものですが、考え方を少し変えるだけでたくさんの幸せに気づけます。相手に変化を求めるなら、まずは自分から変わってみましょう。