「全ア界隈」という言葉をSNSで見かけたことはありませんか?
これは、経済力や美意識が高い彼氏をアピールした投稿や、それを共有して盛り上がっているようなコミュニティを指す俗語です。
この記事では「全ア界隈」とはどのようなものなのか、そして彼氏をSNSで紹介する際に「痛い」と思われやすいNG行動、痛くならない彼氏の紹介方法なども解説します。
大切な人との幸せをスマートに発信したい方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
SNSでよく見る「全ア界隈」とは?
「全ア」とは「全身アルマーニ」の略語として知られます。
この言葉が用いられるようになったのは、彼氏がハイブランドで全身を着飾っているという場面を自作の漫画でさりげなく描いた一般の投稿者に対し、それを目にしたSNSユーザーが「彼氏の経済力やステータスをアピールしている」とネット上でざわつかせたのが発端なのだそう。
投稿した本人にはその気が無かったとしても、「リアルさに欠ける」「盛っている感じが痛い」「自慢がチラついて見える」などの意見が飛び交ったこともあり、該当の漫画は既に削除されています。
この出来事により、なんとなく痛い恋人エピソードやそれを共有して盛り上がるコミュニティのことをいつからか「全ア界隈」と呼ぶようになったのです。
彼氏紹介で「痛い」と思われやすい、SNSのNG行動4選
不特定多数が閲覧するSNS上で、フォロワーに大切な彼氏の存在をシェアしたくても一歩間違えると「自己顕示欲の塊」「マウント投稿」と受け取られるリスクがあります。
極力そうならないように、以下で紹介する事前に意識すべき4つのNG行動を把握しておきましょう。
1. 露骨な価格・ブランド名強調などのマウント行為
彼氏の魅力や愛情を、経済力や物質的な価値と直接的に結びつけてアピールする行為は「痛い」と受け取られがちです。
- 彼氏が買ってくれたブランド品のロゴやタグを極端にアップしながら撮影&投稿
- 高級そうなレストランやゴージャスなデートの写真をしつこく投稿
- 「○○円もしたのに買ってくれた」など、具体的な価格をポロっと口にした風の投稿
こうした投稿内容は「マウント行為」に受け取られやすいため注意しましょう。
2. 現実離れした大げさな表現
彼氏を必要以上に特別視し、ほかの男性やカップルに対する優位性をアピールするのは共感を呼べない「痛い」投稿の代表例です。
アピールしたい気持ちもわかりますが、彼氏の行動に対してなんでも「ほかの男とは違う」「私の彼氏が一番」「神対応すぎる」といった現実離れした大げさな表現を用いるのは避けたほうが無難でしょう。
3. 過密な投稿頻度・実況中継
幸せな投稿であっても、頻度が過剰になるとうんざりされやすいです。
彼氏とのプライベートな日常のやり取りを逐一公開、あるいはデート中の一挙手一投足を数分~数時間おきに投稿するなど、まるで実況中継のような行為をしていてはアピールに必死で「暇なの?」という印象まで与えかねません。
いわゆる「カップルアカウント」の運用なら問題ないかもしれませんが、そうではなく通常運用のSNSなら注意。自分の投稿欄を定期的に見直す習慣をつけるとよいでしょう。
4. リアリティを損なう不自然な演出・過度な加工
投稿写真において、あからさまに不自然な演出や過度な加工をすると内容の信頼性を著しく損ないます。
たとえばホテルのバスルームやベッドなどを雑誌のようにきらびやかに演出してみせたり、顔や背景に極端に不自然な修正を入れたりする行為は避けるべきでしょう。
また、彼氏への「強要」が相手の表情やポージングから透けて見えるような写真は「見栄を張っている」という印象を強め、「痛い」につながります。
見栄を張るのではなく、自然で幸せな瞬間の切り取りを心がけましょう。
SNSで痛くならない・彼氏のベストな紹介法!
最後に、SNSで痛くなりにくいおすすめの彼氏の紹介方法を3つお伝えします。
ぜひ以下の方法を参考に、素敵な彼氏をスマートに紹介しましょう!
彼の経済力ではなく「体験や感情」に焦点を当てる
彼氏の経済力や所有物であるブランドを強調するのではなく、彼氏と一緒にいることで得られる体験や感情に焦点を当てて紹介するのが共感を呼ぶ秘訣です。
高級なプレゼントやレストランを紹介する際、その価格やブランド名を直接出すのはおすすめできません。
まずは彼氏への感謝や過ごした時間の楽しさ、得られた感動などを話題にしましょう。
感情ベースの投稿は、「自慢」ではなく「幸せな日常のシェア」となって純粋に祝福したくなるフォロワーが多いはずです。
「におわせ」で期待感を出す
あなたの彼氏の存在は、少しの情報でも案外大勢に伝わるものです。
さりげなく興味を引くために、まずは適度な「におわせ」を利用してみるのもよいでしょう。
二人分の食事や彼氏の手元・背中だけチラ見せするなど、人物を特定できない程度のアングルの写真を使うことでミステリアスな魅力を保ちつつ、幸せな存在感を演出できます。
すべてをオープンにするよりも、想像の余地を残すのがポイントです。
情報を盛りすぎず「シンプル」に
内容を過度に飾り立てたり強調したりするのは情報の信頼性を損ないかねず、「全ア」的な押し付けがましい印象を与えるかもしれません。
「具体的な事実をシンプルに」、「不特定ユーザー向けにトーンをおさえた表現で」を心がけるだけでも価値や魅力の伝わり方が大きく異なってきます。
『事実→特徴→結果』を淡々と記述するだけでも、読み手にはあなたの喜びや感動が伝わります。
読み手の想像力と判断力を尊重したシンプルな投稿は、信頼性までスムーズに高めてくれるでしょう。
「全ア界隈」を把握しつつ、SNSでスマートに彼氏を紹介しよう
ただ嬉しくて投稿しただけの彼氏の紹介、大切なエピソードを「鼻につく自慢」などとは捉えられたくないですよね。
そうしたリスクを防ぐためにも、ネットでしばしば注目される「全ア界隈」とはどのようなものなのか、あるいは彼氏をSNSで紹介する際に「痛い」と思われやすいNG行動には何が挙げられるのかなどを把握しておくとよいでしょう。
SNSのフォロワーにも今の幸せな気持ちをシェアしたい!という方は、ぜひこの記事をもとに、スマートに彼氏を紹介してみてくださいね。






