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恋愛感情とは?
大好きという感情は、男女の恋愛関係にも使えるし、友達や親、兄弟、子供などに対しても芽生えるものです。中でも、恋愛感情は、特定の男性や女性に対して抱くもの。誰かに対して恋愛感情を抱いている場合、その人といつも一緒にいたいと思ったりやきもちを焼いたりします。しかし、自分でも大好きと恋愛感情の区別がつかなくて「あの人のことが本当に好きなのだろうか」と迷ってしまう人もいます。一般的に男女間で恋愛感情がある場合の心理状態には次のようなものがあります。
お互いに恋愛対象として見られる
男性も女性もお互いに恋愛感情があれば、相手を恋愛対象として見られるので、ごく自然な流れでお付き合いが始まるでしょう。相手に対して恋愛感情を持っていることを言葉で伝えるのは、いわゆる告白ですね。また、話をしなくても恋愛特有の「目を見てピンときた」、「手が触れたときに何か男友達とは違うものを感じた」など、直感的に自分が相手に対して恋愛感情を持っていることに気づくケースもあります。
相手を独占したい気持ちが出る
恋愛感情があると相手を独占したいと思います。たとえば、仕事のある日でも毎日会いたい、休みの日は一緒に過ごしたいなどと思うため、相手にも一緒に過ごす時間を作ってほしい気持ちが高まります。お互いに独占したい気持ちが続いている間はとてもうまくいきますが、どちらかが二人の関係に安心感を抱くようになると、独占欲のある恋人を重たく感じてしまう場合があります。
恋人の異性の友達が気になる
恋愛感情があれば、当然好きな人に嫉妬することもあります。かわいいと思える程度のやきもちは、恋愛関係にある男女にとっていい刺激になりますが、過度な束縛は相手が負担に感じることもあるので注意しましょう。また、嫉妬心は心配する必要がない人にも向けられることがあります。彼氏や彼女が男友達や女友達と一緒に出かけると聞いてなんとなくもやもやしてしまうのは、恋愛感情があるからこそといえるでしょう。
恋愛関係が続くと結婚も考えられるようになる
お互いに恋愛感情を持つ相手とお付き合いが長くなってくると、結婚も視野に入れた話が出てくることもあるでしょう。相手のことを好きでお付き合いを通して「将来的にも長くうまくやっていけそうだな」と感じられる人とは、それほど頻繁に出会えるものではありません。結婚となると恋愛感情だけでは乗り切れない問題も出てくるため、二人でじっくり話し合って決めるといいでしょう。
毎日連絡したりいつも一緒にいたりしたいと思う
恋愛感情のある人とは会えないときでもお互いのことを思い出すもの。いつも一緒にいたい気持ちがあるのはもちろんですが、メッセージや電話の連絡だけでも毎日したいとこまめに連絡を取り合うカップルも少なくありません。特に社会人同士のカップルの場合、一緒にいたくても仕事の関係で頻繁に会えないこともあるため、毎日連絡することで、相手とのつながりを感じられるでしょう。
恋愛感情がないときの男女の関係は
恋愛感情がない男女の付き合いも当然存在します。恋愛感情を持てる人がいることは幸せなことですが、一方で嫉妬や不安などネガティブな気持ちが出てきてしまう場合もあります。恋愛に関係のない友人が多いと、「友達と遊ぶ方が楽しいから恋愛相手はいらない」と思ってしまう人も。恋愛感情がなければ、負の感情も生まれないため、人と人としてのいい関係が築けることも少なくありません。
友情があるので友達として接することができる
恋愛感情のない異性には友情を持てます。性別関係なく「趣味が同じ」、「話が合う」などの共通点を見つけられると、男友達や女友達として仲良くなれるでしょう。異性の友達がいると、自分に恋愛相手ができたときに相談ができるのも大きなメリットといえます。同性の目線でアドバイスをくれるので、一人で悩むよりもいい恋愛ができることも。誤解されたり心配をかけたりしないよう、恋人に異性の友達を最初に紹介しておくといいかもしれませんね。
お互いの本音の意見を言い合える
恋愛感情がないと本音で話ができます。恋愛感情のある相手に対しては、どこかで「嫌われたくない」、「ケンカしないようにしよう」という気持ちが働く場合があります。そのため、自分の本心ではなくても相手の意見に合わせたり、がんばって相手が喜ぶことをしてあげたりするケースも。本音で言い合える関係の人は、ストレスを感じることなくなんでも話せる大切な存在です。
相手に彼氏や彼女がいても気持ちが揺らがない
恋愛感情のない異性に対しては、嫉妬心が湧きません。そのため、相手に彼氏や彼女がいてもなんとも思わずに接することができます。むしろ人として好意を持って親しくしている相手が、好きな人と幸せになれるよう恋のキューピッド役になってあげられる場合もあるでしょう。お互いによきパートナーができて、家族ぐるみで末長く付き合える関係も素敵ですよね。
恋愛感情があるかわからない人とは
異性に対して恋愛感情を持っているのか、人として好きなのか、自分でよくわからないと感じる人もいます。今すぐに恋人やパートナーが欲しいと思っていない場合は、すべての人に対して友達のように接するといいでしょう。ただし、いずれ恋愛をしたいと思うなら異性として好きなのか、友達として好きなのか区別がつけられるようにしておく必要があります。
自分の気持ちに興味がない
自分の感情にあまり意識を向けない人は、恋愛感情なのか友情なのか区別がつかなくなってしまうことがあります。もともと感情の起伏があまりなく人との関わりも薄いまま生きてきた人は、気になる人ができても恋愛感情なのかどうかが自分でわかりません。意識している相手を目の前にしたときに胸がドキドキしないか、話をするときに緊張しないか自分の様子を観察してみましょう。
恋愛経験がない、または少ない
恋愛経験が少ない人や、まだ恋愛をしたことがない人も、自分で恋愛感情をはっきり認識できないことがあります。やはり気になる人と一緒にいるときの自分の心理状態をよく観察し、気になる人に恋人がいたらどう感じるかをイメージしてみるといいでしょう。独占したい気持ちが出てくれば、その人に対して恋愛感情があるとわかります。
恋愛感情があるから男女の付き合いがある|自分の気持ちに目を向けてみて
恋愛感情がある相手と一緒に過ごすと幸せな気持ちになります。相手から一方的にいわれて付き合うのではなく、自分の気持ちはどうなのかを見極め、本当に好きな人といい恋愛をしましょう。恋愛感情があるかどうかの判断は、ずっと一緒にいたいと思う気持ちや嫉妬心、独占欲などをポイントにするといいかもしれません。