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マンネリ化の意味とは?
マンネリ化の意味や類語を詳しく見ていきましょう。マンネリはよく使われる言葉ですが、辞書ではマンネリ化は変わり映えしないこと、またその様子などを表します。また、語源はマンネリズムという英語から来ています。
変わり映えしないこと
マンネリ化とは変わり映えしないことです。いつもと同じ仕事環境や業務、日常の生活で取る行動など、あたり前のようにおこなうさまざまなものはルーティンになりやすいので、マンネリに感じることがあります。しかし、いつもと変わらないということは、実は奇跡的なことで感謝に値するものですが、人はいつも同じことを繰り返すと飽きてしまうことも。刺激を求めたり、新しいことをしたい欲求が高まったりします。
語源はマンネリズム
マンネリ化の語源は、英語のマンネリズム(mannerism)です。mannerismは、マナー(manner)から派生してできた言葉で、芸術的なものに固執することをいい表す言葉です。マンネリはこのマンネリズムを省略した形で、一つの物事に固執する状態をマンネリといい、いつもと変わらないことを繰り返す様子をマンネリ化と表現するようになったようです。
マンネリ化の類義語はワンパターン
マンネリ化の類語には、型通りやワンパターン、ルーティン化などがあります。型通りは決まった形がありそれに沿って進めていくこと、ワンパターンは決まった型を繰り返すことです。また、ルーティン化は物事の順序が明確になっていて工程が決められていることを表します。「型通りの謝罪しかしない」「いつもメニューがワンパターン」「この業務はルーティン化されているから、誰でも覚えればできる」などと使います。
恋愛関係でマンネリ化してくるとどうなる?
マンネリ化は、生活のさまざまなところに起こりがちですが、恋愛や人間関係においてもマンネリ化することはよくあります。恋愛関係でマンネリ化が進むと、付き合っている相手に対してドキドキしなくなるだけではなく、男女の関係というよりも友達や家族のような感覚になるカップルもいます。恋愛におけるマンネリ化は主に付き合いが長くなってくると起こりやすいので、マンネリ化しているなと思ったらときどきいつもとは違うことをして二人の関係をいつまでも新鮮に保てるように努力することが大切です。
おうちデートばかりでわくわくがない
デート内容がマンネリ化すると、一緒にいても楽しさやわくわく感がなくなってしまいます。たとえば、いつもデートはどちらかの家に行って過ごすというカップルの場合、くつろぐことはできますが、デートスポットに行ったり新しくできたお店で食事をしたりするなど外のデートが極端に減ります。お互い実家ならデートはどこかに出かけることが多くなります。お互いに、またはどちらかが一人暮らしをしているカップルの場合は、マンネリ化しやすいといえるでしょう。
付き合いが長くデートの頻度が減ってきた
付き合いが長くなると、マンネリ化してデートする回数が減ることがあります。お互い仕事や趣味を持っていると、休みの日を一緒に過ごすばかりではつまらないと感じ、それぞれ別に過ごすようになります。付き合いが長く相手のことをよく知っているからこそ、「毎週一緒じゃなくていいや」と考えて会わなくなり、気づくと電話で話したりメッセージのやり取りもしなくなっていたという二人も少なくありません。会わない期間が長くなるとそのまま自然消滅につながるケースもあります。
記念日を忘れる
付き合いがマンネリ化すると相手に対して興味がなくなるため、記念日を忘れがちです。付き合った日、相手の誕生日、クリスマスやバレンタインなどのイベントとして盛り上がりやすい記念日を思い出せなくなると、二人の関係は急速に冷えてしまことも。どちらかが記念日を大切にするタイプなら、細かく覚えていて「せっかくだからどこかに食事に行こう」「プレゼントを選びに行こう」とマンネリ化を防げます。しかし、どちらも記念日にこだわらないカップルの場合、早くマンネリ化してしまう可能性があります。
倦怠期で話をしなくなる
付き合っているカップルの壁になるのが倦怠期です。多くのカップルが長く付き合っていると倦怠期を経験します。倦怠期になると、相手に対する好きな気持ちが落ち着いてしまい、興味が薄れるので話をしなくなります。会話がないまま付き合っていると、相手が何をしているのか、どんなことを考えているのかわからなくなり、ますます心が離れてしまう場合も少なくありません。
おすすめのマンネリ化対策
恋愛において、マンネリ化することはあまりメリットはありません。マンネリ化しているなと感じたら、早めに対策を取って二人の関係を維持しましょう。恋愛ドラマのような劇的なハプニングは起こらなくても、いつもと違うことをすれば多少マンネリ化を防げます。おすすめの対処法をいくつか紹介します。
付き合いたての頃を思い出す
お互いに好きで付き合った二人なので、付き合い始めの頃を思い出してみましょう。会いたくて毎日のように会っていたり、夜中まで電話で話したりしていた時期を思い出せば、初心に帰れます。相手のどんなところに惹かれたのかも思い出すので、また改めて付き合っている彼氏や彼女のよさを理解できるでしょう。
自分の気持ちを言葉で伝える
マンネリ化すると会話がなくなりがちですが、自分の気持ちを言葉で相手にしっかり伝えましょう。「いまさら、好きとか愛してるなんて面と向かっていえない」と思うかもしれませんが、「そういう優しいところが好き」「いつも話を聞いてくれてありがとう」など、普段の感謝の気持ちを伝えるだけでもマンネリ化を防げます。
相手の仕事や普段の生活について質問する
マンネリ化すると相手に対して興味が湧かなくなってしまう場合もありますが、あえて相手のことを気にするようにしましょう。「今日はどうだった?」「明日はどこに行くんだっけ?」など、相手の仕事や普段の生活に関することを聞いてみてください。質問内容はあまり深く考えずに、彼氏や彼女と頻繁にコミュニケーションを取ることが大切です。
マンネリ化の意味は変わり映えしないこと|恋愛では新鮮さを維持して
マンネリ化の意味は変わり映えしないことや状態をいいます。恋愛でマンネリ化しているなと感じたら、付き合った頃を思い出してもう一度自分の気持ちを相手に言葉で伝えるよう心がけましょう。普段の何気ない会話が大切です。仕事や生活のことについていろいろ話しながらコミュニケーションを取ってください。