恋愛と結婚は一見似ているように見えて、実はまったく別のもの。恋人としては魅力的でも、結婚相手となると不安を感じるようなタイプの男性は少なくありません。
結婚生活は日々の積み重ねで成り立っており、小さな違和感がやがて大きな溝になってしまうこともありますよね。
そこで今回は、「結婚に向いていない男の特徴」を5つに絞ってご紹介します。
「この人と結婚したい!」と衝動的に感じたとき、少し立ち止まって考えるきっかけを作ってみるのはいかがでしょうか。
目次
① 【責任感が薄くて約束を守れない】タイプ
結婚生活は、ふたりで協力し合いながら進めていく“共同作業”の積み重ね。一人暮らしの自由な生活とは異なり、家事やお金の管理、子育てや介護などさまざまな責任がのしかかります。
そのため、「責任感のない男性」は結婚生活に向いていないといえるでしょう。
- 仕事をすぐ辞めて転職を繰り返す
- 約束の時間にいつも遅れる
- 計画性がなく貯金できない
一緒に過ごす中で、上記のような不信感を覚えたことはありませんか?
恋愛中は「少し頼りないけれど憎めない人」と感じるかもしれませんが、結婚後にはその頼りなさがあなたの負担となり、やがて不満やストレスの種に変わる可能性があります。
彼の自立心をチェック!
「責任感」は一朝一夕で身につくものではありません。彼が現在どの程度自立しているのか、あるいは日常生活でどんな行動をとっているかをよく観察してみましょう。
また、問題が起きた際にどう対応するかも重要な判断ポイント。失敗を認めずに逃げるタイプなのか、それとも責任を持って向き合えるタイプなのかを見極めることで人としての成熟度を知れるでしょう。
② 【自分中心で相手への思いやりに欠ける】タイプ
恋愛の段階では「引っ張ってくれる男らしさ」が魅力的に映ることもありますが、それも度を過ぎると単なる“自己中心的な性格”に変わってしまいがちに。
例えば、あなたが忙しい状況でも体調を崩していても「俺の用事を優先してほしい」と言ってきたり、家事や子育てを「女性の仕事」と決めつけたりする傾向はありませんか?
相手の気持ちを考えず、自分の欲望や予定を優先する男性は結婚後も自分本位な態度を変えない可能性が高いでしょう。
我慢は幸せな結婚を遠ざける
結婚は「助け合い」が基本です。どちらか一方が常に我慢を強いられる関係は、決して長続きしません。恋愛の段階で「自分の気持ちを理解しようとしてくれるか」「話し合いができる人か」をしっかり見極めましょう。
また、最初はそんなことがなくても「上手くいくなら私が我慢すればよい」という考えを持つ女性だと、男性の心に「慣れ」や「甘え」が生じていずれこのようなタイプになる可能性も否めません。
③ 【感情の起伏が激しい・怒りっぽい】タイプ
どんなに優しい人でも、感情をうまくコントロールできない男性は結婚に向いていません。
小さなことで怒鳴ったり、不機嫌な態度で相手をコントロールしたりする傾向が見られる場合、精神的なモラハラまでも引き起こすリスクがあります。
恋愛初期には「情熱的」「感受性が豊か」と前向きに受け取るかもしれませんが、一緒に過ごす時間が増えるほど、その激しい感情に振り回されて心が疲弊していくでしょう。
結婚した途端に豹変するリスクも
感情的な男性は、外では愛想がよくても家の中だけで怒りっぽくなる“家庭内二面性”を持つことも多いので要注意です。
- 普段からイライラしていることが多い
- 感情的な言葉遣いが目立つ
- 機嫌の波が激しい
- 冷静なときと怒っているときのギャップが大きい
上記のような兆候に心当たりがあるのなら、今一度慎重に仲を深めましょう。
④ 【自立心がなく依存傾向が強い】タイプ
結婚生活は、対等な二人がフラットに支え合うような関係が理想です。
しかし、中には「依存できる相手」を強く求めている男性もいます。
もし経済的にも精神的にも自立できていない男性と結婚すると、あなたが“お母さん役”を担うことになり、心身ともに疲れきってしまう可能性があるでしょう。
「君がいないとダメなんだ」「全部決めてくれるから助かる」など一見感謝や愛情に聞こえる言葉でも、度を越えるとそれは“責任の放棄”とも受け取れるのではないでしょうか。
結婚生活が長くなるにつれ、その頼りなさや未熟さにストレスを感じる可能性が高いです。
家族との関わり方にも要注意
自立心の薄い男性は、いわゆる「マザコン」傾向が強い可能性もあります。
結婚しても家庭の主導権を母親に委ねてしまいがちになり、夫婦の関係がうまく築けなくなるケースも考えられるでしょう。
彼がこれまで親に依存することなく自分の足でしっかり立ち、彼自身の人生に責任を持てているかどうかも大きなチェックポイントです。
⑤ 【金銭感覚に問題がある】タイプ
価値観のズレは結婚生活に大きな影響を及ぼしますが、なかでも「お金の使い方」は特にトラブルになりやすい要素の一つです。
- ギャンブルが好き
- 浪費癖がある
- 貯金がまったくできない
- 金銭管理をすべてパートナーに任せきりにする
上記のようなタイプには注意しましょう。
節約志向が高すぎてもNG?
お金遣いが荒いのではなく、「節約志向が極端すぎる」というのも問題です。
一家の大黒柱となり得る男性が「電気代がもったいないから冷暖房は使わない」「まだ使えるから買い替えはダメ」といった主張が強すぎると、日々の生活の快適さや安心感が損なわれます。
金銭感覚の違いは生活水準や子育て、老後の設計にも深く関わる重要なテーマ。だからこそ、お互いの金銭感覚を丁寧にすり合わせることも幸せな未来への第一歩です。
結婚に向いてない男の特徴を一つの判断基準にしてみよう
今回ご紹介した「結婚に向いていない男の特徴」は、どれも結婚生活によくない影響を及ぼしやすいポイントです。
恋愛中は見逃しがちな彼の一面も、家族となり一緒に暮らしていると悩みの種になることが珍しくありません。「ときめき」や「楽しさ」も大切ですが、「安心して暮らせるか」「信頼できるか」といった視点にも目を向けてみましょう。
幸せな二人の未来のために、今の恋を少しだけ客観的に見つめてみることが重要なきっかけとなるはずですよ。