専業主婦よりも共働きを選ぶメリットって?結婚前に知りたい【得する8項目】!

彼との将来設計をしたとき、結婚後も仕事を続ける方向で考えていますか?

女性の場合は特に、結婚後の仕事における選択肢がいくつかあります。転職をしたり、アルバイト・パートなどに働き方を変えたり、専業主婦を選ぶケースもあるでしょう。

ところで結婚後に「共働き」を選択すると、専業主婦に比べてどんなメリットが得られるのでしょうか。

今回はこの「共働き」に焦点を当てて、詳しく解説します。

結婚後に共働きを選択する夫婦の割合はどのくらい?

かつては「夫が働き、妻が専業主婦」というスタイルが一般的でした。しかし、時代の流れとともに、共働き世帯が増加しています。

内閣府の調査によると、平成27年以降に共働き世帯は急増しはじめて、令和5年になると全世帯の7割を占めるようになったのだとか。

この背景には、生活水準が上昇して必要な支出が増えているのに収入が上がらない現状、あるいは将来的な不安を持つ人が増加していることなどが考えられます。

ところで、経済的な理由から「共働きをせざるを得ない」と感じる女性も多いかと思いますが、共働きを選ぶ夫婦は決してマイナスな理由ばかりで決めているわけではありません。

そこで、後悔しない選択をするために知ってほしい【共働きのメリット】を以下で8パターン紹介します!

①    経済的に余裕ができる

共働きの一番のメリットは、世帯収入が安定して経済的に余裕ができること。家計が安定すれば貯金もしやすくなります。

また経済的な余裕は、金銭面での不安軽減にもつながるでしょう。

生活水準を維持しながら旅行などの娯楽費も捻出しやすく、十分な教育費や老後の資金などに備えられますよ。

②    出産手当金・育児休業手当金がもらえる

共働き世帯では、出産手当金の受給額が多いこともメリットです。

2025年現在の出産育児一時金の額は1人につき50万円ですが、妻が会社員であればこの一時金だけではなく、出産手当金と育児休業給付金も支給されます。

【共働きの女性の手当金例】

  • 出産手当金

健康保険から、給料の約3分の2にあたる額を支給される制度。健康保険に加入していれば、正社員でもアルバイトでも受給可能。

  • 育児休業給付金

育児休業中に会社に申請することで、会社から支給される給付金です。

③    住宅を購入しやすい

家族が増えることで新たな住まいを意識する夫婦も多いと思いますが、住宅購入時には融資のために審査が必要です。このとき、共働きであれば審査に通りやすくなるでしょう。

部屋数の多さや充実した設備の住宅など、購入時の選択肢が広がって理想を実現しやすくなりますよ。

また、ローンも二人で支払えることから完済までの年数を短く設定できるかもしれません。

④    同じ世帯収入でも税金が少ない

実は、世帯収入の形態によって税金が異なることをご存知でしょうか?これによって、共働き世帯にメリットが生まれます。

たとえば所得税制度では、世帯収入が同じ額であっても「夫婦のうち一人で得た収入」と「共働きで得た収入」とでは、税金の課税率が異なります。以下がその具体例です。

【専業主婦・共働きの所得税/比較例】

  • 年収1,000万円で妻が専業主婦・・・所得税額は約80万円。
  • 年収1,000万円で夫婦共働き・・・それぞれ500万程度の収入の場合、それぞれ約20万円。

※給与の年収が103万円以下の場合、所得税は非課税となります。

⑤    収入によっては社会保険料がかからない

年収106万円あるいは130万円の方は、配偶者の健康保険・厚生年金の第3号に加入しているため社会保険料がかからない場合があります。

自分がどちらに当てはまるかは、以下の条件を参考にしてください。

【社会保険加入の対象になる例】

  • 106万円を超える場合

従業員数51人以上の企業規模で適用条件に該当する場合、扶養から外れて社会保険に加入する必要があります。

  • 130万円を超える場合

社会保険の扶養から外れます。勤務先の社会保険に加入しない場合は、自身で社会保険(健康保険・厚生年金保険)に加入する必要も。

⑥    年金の受給額が増えて老後の楽しみができる

専業主婦も国民年金の老齢基礎年金を受けられますが、共働きの場合は厚生年金の上乗せがあるため、定年後に得られる公的年金の受給額が増えます。

つまり、老後の生活資金を早くから貯蓄できるため、定年まで働かずに早期退職を実現することも可能になるかもしれません。海外への移住や、新たに自分らしい働き方を見つけることも夢ではないはずです。

⑦    万が一のトラブルがあってもリスクが少ない

もしどちらかが病気や事故、勤務先の倒産、介護などによって働くのが困難になった場合でも、ある程度は経済面のカバーができるでしょう。

一時的に治療や転職活動などを優先する必要があっても、収入源が絶たれる訳ではないため大きなダメージを受けることを避けられます。

何より共働きを続けていればキャリアアップにもつながるため、一時的にブランクができたとしても社会復帰しやすいでしょう。

⑧    夫婦間で思いやりが芽生えて精神的にも安定する

共働きをしていると、仕事での努力や苦労についてもお互いに理解を示して労い合ったり、励まし合ったりができます。さらに、家事・育児についても協力し合う思いやりの気持ちを育みやすくなるでしょう。

また、お互いが社会とつながって真剣に仕事に取り組むことは、結婚生活にさらなる充実感や生きがいをプラスしてくれます。

経済的に自立していると自己肯定感も高くなり、パートナーへの過度な依存心も減らせますよ。

結婚後に退職を検討中なら、落ち着いて慎重な判断を!

卒業後から働き続け、結婚・出産を機に家庭に入ることも一つの立派な選択です。しかし、人生を長い目で見ると、経済面や社会保障だけでも共働きには多くのメリットがあります。

それに、退職して社会とのつながりや給与を得る機会が失われると、のちに大きな自信喪失にもつながるかもしれません。

退職の決断は急がずに、現実的な目途を立ててから判断することが賢明。無理や我慢をして働くことはおすすめしませんが、ご自身に合った働き方や選択ができれば理想的ですね。

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