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腕を組む心理とは?
考え事などをしているときに、気づくとふと腕を組む姿勢になっていた経験はありますか?腕を組む癖がある人は意外と多いかもしれませんが、腕を組む心理とは一体どんなものなのでしょうか。腕組みする人の心理状態を見ていきましょう。腕組みは相手を拒否している証拠なのかが気になる人も多いはず。腕組みの心理学的意味も紹介しますので、相手の心理状態を把握しておくために、ぜひ参考にしてください。
腕組みする人の心理状態
腕組みする人の心理状態には、いくつかの種類があります。不安を感じて相手を警戒している場合や、緊張している場合に腕を組むことも。また、ただ単に考え事に集中している際にも腕組みをするかもしれません。さらに、機嫌が悪く、相手を拒絶する際にも腕組みをすることがあるようです。いずれも無意識での行動で、人間は深層心理が行動にあらわれることがあるためです。
腕組みは相手を拒否している証拠?
腕組みは相手を拒否している証拠だと思われることもありますが、腕組みをしている人すべてがそうだとはいえません。ただ単に癖で腕組みをする人もいるので、相手が腕組みをしているからといって拒絶されたと感じる必要はないのです。しかし、腕組みの姿勢は、自分と相手との間に距離を取り、自分を守る仕草であることに変わりはありません。自分ではそのつもりがなくても、無意識で相手を受け入れがたく感じている可能性は、ゼロではないのかもしれませんね。
腕組みの心理学的意味
腕組みの心理学的意味には諸説ありますが、大切なのは、相手が実際にどんな心理でいるかを推察することです。腕組みをしているから心を開かせるのは難しいと決めつける必要はないでしょう。腕組みをしていても、相手の表情や発言など、姿勢以外が好意的な印象であれば、心配する必要はありません。しかし、腕を組む姿勢以外にも言葉や態度、表情などから自分に対する拒絶を感じた場合は、距離を近づけるのは難しいかもしれませんね。
腕組みする人には共通する心理がある?
腕を組む心理は、人によって異なるのでしょうか、それとも共通する心理があるのでしょうか。腕を組む男性心理と、腕を組む女性心理をそれぞれ見ていきましょう。言葉にしない相手の気持ちをじっくりと様子を観察することで理解できると嬉しいですよね。腕組みには深層心理があらわれるので、相手がどんな心理で腕を組む姿勢をとっているのかを考えるとよいでしょう。
腕を組む男性心理
腕を組む男性心理には、自分を強く見せたい、かっこよく見せたいというものがあります。スポーツ選手のプロフィール画像で腕を組む写真が多い理由が理解できますね。また、男性が腕を組む心理には、自分に自信があることを相手にアピールしたいというものもあります。ビジネスの場で腕を組む姿勢を相手に見せている場合は、自信があることをしっかりと見せつけたいと考えているのです。もちろん、なんとなく落ち着くから腕を組んでいるという人もいます。
腕を組む女性心理
女性が腕を組む心理には、自分の魅力をアピールしたいというものがあります。女性が腕を組むと胸のサイズが強調されるので、性的な魅力がアップします。アプローチしたい男性の前で女性が腕を組むのは、自分の魅力を見せつけたいという心理なのです。ただし、胸の大きさにコンプレックスを抱いている女性は、胸を隠すために腕を組むことがあります。これは、自分を守りたいという心理のあらわれです。また、女性は相手を警戒しているときや、不安や緊張を感じているときにも腕を組むことがあります。
腕組みには深層心理があらわれる
腕を組む仕草には深層心理があらわれますが、実は腕の組み方によっても抱いてる気持ちが異なるとされています。高い位置でする腕組みは相手よりも優位に立ちたいという願望をあらわし、低い位置での腕組みは考え事などに集中していることをあらわします。また、左が上の腕組みは新しいアイデアを考えているとき、右が上の腕組みは物事を分析しているときにするそうですよ。相手の考えていることが、腕組みの仕方で推測できるのは興味深いですね。
腕を組むことにはメリットとデメリットがある?
腕を組むことにはメリットとデメリットがあるので、シーンに応じてするかしないか、注意することが大切です。腕組みのメリットとデメリットを紹介します。友達同士なら気にしなくても良いですが、腕を組む仕草は相手に威圧感・圧迫感を与える可能性もあるので注意が必要。腕を組む癖を改善する方法も紹介しますので、無意識でついしてしまう腕を組む仕草をなんとか辞めたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
腕組みのメリットとデメリット
腕組みのメリットとデメリットはそれぞれいくつかあります。メリットは、考えているときに腕を組む仕草をしていると、知的でクールに見えるところ。社会人になって、できる男を意識したいなら、かっこよく腕組みしてみましょう。一方、腕を組むことのデメリットとしては、相手に排他的な印象や失礼な感じを与えてしまう可能性があること。目上の人の前では意識して腕組みしないように気をつけた方がよいこともありますよ。
相手に威圧感・圧迫感を与える可能性も
腕を組む仕草は、相手に威圧感・圧迫感を与える可能性があります。腕組みしても問題ないかどうかをしっかり考え、臨機応変に対応してください。相手に与える印象は、姿勢だけで決まるわけではありません。そのため、笑顔でニコニコして楽しく会話しているときには、例え腕組みをしていても、相手が圧迫感を受けることはないはずです。相手に受け取って欲しいイメージがあるなら、仕草とそのほかの要因が総合的にどのような印象を与えるかについて考えてみたいですね。
腕を組む癖を改善する方法とは?
気づいたら、いつの間にか腕組みの姿勢になっていたと反省している人もいるかもしれません。その場合、腕を組む癖を改善する方法が気になりますよね。緊張やストレスが原因で腕を組む仕草をしてしまうなら、心を落ち着かせるように心がけましょう。温かい飲み物を口にするなど、自分なりのストレス解消方法を見つけたいですね。癖で腕組みしてしまう場合には、指を組む仕草や両手を重ね合わせるなど、腕組み以外のポーズを意識するのがおすすめです。
腕を組む心理を理解して、相手との関係性を深めよう
腕組みしている人がいると、怖いと思ってしまうかもしれませんが、腕を組む姿勢をとる理由にはいくつかの種類があります。相手の表情や口調なども確認しながら、どんな気持ちなのかを判断するとよいでしょう。相手の気持ちを理解しようと心がけることで、お互いの距離を近づけることができますよ。何より人間関係を気付き、スムーズなコミュニケーションをとりたいですね。