社内恋愛は、職場での新たな出会いや毎日の仕事の中で自然に芽生える恋愛感情であることが特徴です。特に男女共に活躍する職場なら、恋愛を意識する相手に出会う可能性が極めて高いのではないでしょうか。
ただ、社内恋愛には賛否両論あり、それぞれの状況や環境によっては問題も発生しやすいため、ためらう人も多くいる印象です。
今回は、社内恋愛が一般的にアリなのかどうか、そして恋愛に発展するきっかけなども併せてご紹介します。
目次
社内恋愛ってアリ?ナシ?
社内恋愛がアリなのかどうかについては、一概にこうと言えるわけではなく、それぞれの置かれている状況や職場の文化、個々の価値観によって様々です。
そもそも会社の規則で禁止されていたとすれば社内恋愛はナシと言えますが、そうでなければデメリットを把握した上でTPOをわきまえながらの恋愛は、多くの場合アリと判断してよいでしょう。
実際に、「社内恋愛でゴールインしたカップル」は多く存在しており、社員だけではなく「バイト仲間」などの出会いも含めれば、皆さんの身近にも必ず1組人以上はいるのではないでしょうか?
職場という独特なシーンゆえの良い面・悪い面をきちんと理解して、周囲にも迷惑をかけずに良い恋愛ができれば、きっと幸せで理想的な結婚も夢じゃないはず。
そこで、ここからは社内恋愛のメリット・デメリットを簡単にご紹介します!
社内恋愛のメリットとは?
共通の仕事や目標を持っているとお互いを理解しやすくなります。つまり、アプリや友達の紹介など初対面の相手とイチから始める恋愛に比べ、信頼関係をスムーズに築きやすいメリットが考えられます。
そして同じ職場の場合、日常的なコミュニケーションをしやすいことからわざわざ探らなくても相手の良い部分が自然と目につくようになるため、いつの間にか恋愛感情が芽生えるということも。
相手の仕事に対する姿勢や能力を直接見ることができ、尊敬できる面を多く知れるのも魅力の一つと言えるでしょう。
社内恋愛のデメリット・注意点
もしも恋愛関係がうまくいかなくなった場合、職場での関係が気まずくなりやすいなどのデメリットが挙げられます。
関係がギクシャクすると業務へ支障をきたしてしまったり、知らず知らずのうちに周囲へ迷惑をかけてしまっていたり、ほかの社員から批判や嫉妬を招いたりなどのリスクも。
社内恋愛は第一に、プライベートと仕事をしっかりと分けることが大切です。職場ではプロフェッショナルな態度を保ち、恋愛感情が業務に影響を与えないよう努めましょう。
また、恋愛を公にする前に、上司や同僚へどのように伝えるのか、今後もきちんと線引きした態度で勤務できるのかなどをパートナーとじっくり話し合っておきましょう。
職場の出会いが恋愛に発展するきっかけ6選
職場の出会いが恋愛に発展するきっかけには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、社内恋愛で結婚したカップルによくある5つのきっかけをご紹介いたします。
1. 共同プロジェクトやチーム作業
共同プロジェクトやチーム作業は一緒に仕事をするため、自然と親密な関係を築きやすいです。
特に難しいプロジェクトや長期にわたるチーム作業では、お互いの強みや弱みを理解し合う機会が増え、お互いの人間性に惹かれた結果、恋愛に発展することがよくあります。
たとえばプロジェクトの成功に向けて、一緒に困難を乗り越えたり重要な決断を共有したりすると、「この人とならどんな未来も乗り越えていけそう」と仕事以上の感情を覚え、意識しはじめるかもしれません。
2. 社内イベント
会社の忘年会や新年会、社内旅行などの仕事以外でのイベントは、普段とは違うリラックスした雰囲気の中で相手を知れる絶好の機会です。
特に、カジュアルな環境での会話やリラックスした状態での交流は、自然な形でお互いの距離が縮まるでしょう。
また、仕事中には見えなかった相手の魅力や人間性を発見することで、そのギャップから恋愛に発展するケースも多くあります。
3. 仕事の相談やアドバイスを受けて
仕事上の悩みや課題を共有したり、アドバイスをもらったりすることで、特別な恋愛感情が芽生えるケースもよく見受けられます。
相談者は相手の知識や経験に対する尊敬の念が生まれて「頼りになる」と感じ、相談された側も「頼ってくれて嬉しい」と思っていつの間にか双方で気になる存在となっているのかも。
お互いの考え方や価値観を深く知り、共感や理解が深まるほど、二人の間に特別な絆を生み出せるでしょう。
4. ランチや休憩
ランチや休憩は職場での公式なコミュニケーションの場を超えて、個人的な会話ができる貴重な時間です。
息抜き中のふとした瞬間に、お互いの趣味やプライベートな話題に触れていくことで親密さがどんどん増していく傾向です。
もしも同じジャンルのスポーツをしていたり、好きな音楽の傾向が一緒であったりする場合、その共通点を通じてプライベートでの親交にまでつながっていくことも?
5. 出張や残業
長時間一緒に過ごす機会があると、連帯感や特別な絆が生まれ、自然と恋愛感情が芽生えることがあります。
出張や残業、または緊急対応などの場面で思いがけず長時間を共に過ごすこととなり、初めて上司や部下とじっくりコミュニケーションを取ったなんていう経験はありませんか?
特に日常の職場環境とは異なる出張中のシーンは、より新鮮な気持ちで相手を知るきっかけとなりそうです。
6. 仕事のミスのフォロー
何か重大なミスをしてしまったり、小さな失敗を繰り返したりと落ち込んでいたときに、上司や先輩、同僚がさりげなくフォローをしてくれて思わずキュンとした経験のある方は多いのではないでしょうか。
仕事には思わぬハプニングがつきものなので、そんなときに初めて知る相手の一面が恋のきっかけとなるのかもしれません。
周囲の理解やサポートを得て、社内恋愛を成功させましょう!
職場の出会いが恋愛に発展するきっかけはいくつもあるように、どなたでも社内恋愛を経験する可能性は大いにあります。
ただ、社内恋愛にはメリットだけでなくデメリットもあり、成功させるには周囲の理解やサポートも欠かせません。
めでたく恋愛面でのパートナーも見つけた際は、プライベートと仕事をしっかり分けましょう。職場ではプロフェッショナルな態度を保ち、二人の関係をどのように公にするかなどあらかじめ話し合っておくことが大切です。