将来のパートナーを探す婚活の中で、相手の職業や年齢が気になるのは当然のことともいえますよね。
しかし、職業や年齢といったプライベートな話題は、聞き方を間違ってしまうと相手に不信感を与えてしまう可能性も。
今回は職業や年齢を聞くのが失礼だと思われる場合の理由や、相手を不快にさせずに聞きだすためのポイントを解説していきます。
明日から使えるテクニックが目白押しなので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
職業や年齢を聞くのはなぜ失礼?
職業や年齢を聞くことは、「失礼」と捉えられてしまう可能性があります。
では、具体的にどのような点で問題になりやすいのか、それぞれ見ていきましょう。
『年齢を聞く』のが失礼な理由
年齢は、多くの人にとって非常にデリケートな話題です。特に婚活の場では、口にはしなくとも「実際の年齢より若く見られたい」と思う人が集まりやすい傾向なので注意が必要。
また、年齢はただの数字にすぎないという考え方ではなく、現代社会においては「年齢によってステータスやイメージが定まる」と考える人も少なからずいることを頭に入れておきましょう。
自然な流れならともかく、関係性を深めていない状態の相手へむやみに聞くのは避けるのが無難といえそうです。
『職業を聞く』のが失礼な理由
職業を明かしたくない人は、一般的に「立場や年収によって自分の価値を評価されたくない」と感じている傾向です。
たとえば相手が高い地位に就いている場合、それを強調することにストレスを感じている可能性があります。一方で、職業に自信がない人も自分の仕事を聞かれること自体にプレッシャーを感じているかもしれません。
マッチングアプリや婚活パーティーの場合、相手のプロフィール欄から大まかにチェックできるケースも多いので、初対面では「○○関係の仕事をしてるんですね」くらいの会話に留めて深堀りをするのは避けるとよいでしょう。
気になる相手に【年齢】を聞くときのコツ
年齢を聞いてみる際は、相手が不快にならないように配慮しなければなりません。
そこで、ここでは「間接的に年齢を把握するテクニック」を2つご紹介します。
① 「共通の話題探し」から間接的に年代を探る
直接年齢を聞くのが難しい場合、共通の話題から間接的に年代を把握する方法がオススメです。
「〇〇って昔流行っていませんでした?」や「学生時代はどんな音楽が好きでしたか?」といった時代背景が垣間見える質問を自然な流れで取り入れるように工夫してみましょう。
流行の話題は世代を超えて盛り上がれるため、嫌味無く年齢を聞き出しやすくなるだけでなく、相手のライフスタイルや価値観も自然に引き出せるためおすすめです。
② 「誉め言葉と共に」聞いてみる
年齢を聞く際には、相手を褒める言葉を添えてみましょう。上手くいけば、相手を不快にさせずに打ち明けてもらいやすくなります。
「若々しくて素敵な印象ですが年下ですかね?」「落ち着いた大人の方なのでとても話しやすいです」など、相手の雰囲気によって使い分けてみましょう。
褒め言葉によって相手の緊張感をほぐせば、その後もスムーズな会話のラリーを続けやすくなります。
気になる相手に【職業】を聞くときのコツ
職業についての質問は、聞き方を誤ると相手にプレッシャーを与えてしまいかねません。
相手の答えやすさに配慮した質問から入り、徐々に話題を広げていきましょう。
① 「休みの日」から話を広げる
職業を知りたい場合、ストレートに「職業は?」と尋ねるのではなく、「休みの日は何をされているんですか?」「何曜日が休みなんですか?」といった休みの日に関する質問から少しずつ話題を広げてみるのはいかがでしょうか。
相手の回答に合わせて「休み明けの仕事が大変にならないですか?」「平日の疲れを取るのも大事ですよね」といった具合に上手く仕事に関連づけた相槌をうつことで、自然と向こうから職業を打ち明ける流れに発展させられるかもしれません。
② 「職業」よりも「エピソード」に注目する
相手の話しやすさを優先した質問は好印象を与えやすく、仕事に関する話題であっても自然に広がっていきます。
具体的な職業名を聞けた際は、仕事内容だけでなく「その仕事のどんな部分が好きか」や「仕事で大変だったこと」など、相手の普段の様子が分かるエピソードを引き出しましょう。
仕事に対する思いや職場での人間関係など、相手の人となりを知れば今後の関係性にも良い影響を与えるかもしれませんよ。
男女間の質問で使える3つのテクニック
相手に何かを質問したい際はどんな内容であれ、言葉選びや態度まで意識するのがポイントです。
この段落では、質問に答えてもらいやすくするためのテクニックをご紹介します。
1. 好意的なトーンや話し方を意識する
職業や年齢などデリケートな話題に触れる際はトーンや言葉遣いも非常に大切です。できる限り興味や尊敬が伝わるようなフレーズを意識的に使ってみましょう。
「〇〇さんってしっかりされていますけど、普段はどんなお仕事をされているんですか?」と、好意的な言い回しを意識するほど相手にプレッシャーを与えずに質問できます。
2. 自己開示で相手が話しやすい雰囲気を作る
相手のことを知りたいのであれば、まずは自分から同じ情報を発信してみましょう。
年齢や職業のことを聞きたいのであれば、「私は30代に入ってから後輩の指導係を任されることが増えたのですが、〇〇さんはどうですか?」「私は接客業をしているのですが、〇〇さんはどんなお仕事をされていますか?」といった切り口で話すことで、自然に相手の情報を聞き出せるはずです。
3. 相手に合わせた話題の広げ方を心がける
話題を深掘りする際は相手の雰囲気を見極めつつ、無理に会話を押し進めないことも大切です。もしも相手が職業について軽く流したそうな様子の場合、最初からその話題は掘り下げずに別の話題へ移りましょう。
デリケートな質問をする際は、「ぶしつけな質問でしたら恐縮ですが」「答えにくかったら無理しないでくださいね」など、相手を気遣うフレーズを付け足すと、「この人なら話せるかも」といった安心感を与えられるかもしれません。
大切なのは質問の答えでなく、相手との距離を縮めること!
職業や年齢などプライベートな質問をする際は、最初からストレートにではなく、休みの日の過ごし方や共通の話題から徐々に会話を広げていきましょう。
自分の情報も開示し、相手が話しやすい環境を作れば自然と答えを引き出せるかもしれませんよ。
また、会話を進める際は相手の反応を見極めることも大切。大切なのは質問の答えでなく、相手との距離を縮めることです。
無理なく会話を楽しみつつ、相手との信頼関係を上手に築いてくださいね。