テレビや雑誌で活躍しているタレントや俳優、モデルさんはとても顔が小さく、誰もが憧れる存在ですよね。
その一方で、「顔の大きさに基準はあるの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
今回は、男女別の顔の大きさに関する基準や小顔の人に共通しがちな特徴を具体的に解説します。
また、身長との関連性をはじめ簡単にできる小顔ケアなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
【男女別】顔の大きさの基準は?
はじめに顔の大きさの基準を男女別に見ていきましょう。自分の顔のサイズが気になる方は、試しにぜひ鏡の前で測ってみてくださいね。
男性の場合
日本人男性の顔のサイズの平均値は以下の通りです。
- 頭のてっぺんから顎先までの縦の長さが約2cm
- 両耳の手前までの横幅の長さが約1cm
※18~34歳の男性を対象にした調査結果に基づきます。
ちなみに顔の横幅は周囲の長さではないので、気になる方はメジャーではなく定規で測ってみる方法がおすすめです。
女性の場合
続いて日本人女性の顔のサイズの平均値は以下です。
- 縦の長さが約8cm
- 横幅の長さが約3cm
※18~34歳の女性を対象にした調査結果に基づきます。
女性の場合はA5サイズのノートが縦21cm、横14.8cmですので、これに顔がすっぽりと隠れれば小顔といえるのではないでしょうか。
顔の大きさは身長と比例するの?
ところで、顔の大きさと身長の高い・低いは関連があるのでしょうか。
骨格の大きさに伴って、身長が高い人ほど顔が大きくなりやすいと思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
実はその人の骨格や顔の比率とも関係しているケースが多く、高身長・低身長に関わらず、そのサイズには個人差があるのです。
頭の大きさは身長で変わる?
背が高い人も低い人も、頭の大きさについてはそれほど違いが見られず遺伝的な要因が強いといわれています。
顔の大きさが一定だとすると、高身長であるほど頭の大きさが小さく見えますよね。
このように、身長とのバランスで小顔に見えるといったケースもあるので、一概に顔の大きさと身長は比例しないといえるのではないでしょうか。
小顔の人によく見られる4つの特徴
ここからは、「小顔」と言われるような人に共通する特徴について見ていきましょう。
いくつか当てはまっているのなら、あなたは周囲に小顔と思われているかもしれませんよ。
① マスクやメガネで顔がほとんど隠れる
小顔を意識してマスクやメガネを着用する人も中にはいらっしゃるでしょう。
そもそも、小顔の人は普通サイズのマスクやメガネを着用すると顔全体が隠れてしまうケースが多くあるようです。
例えばマスクを買うときは一般サイズではなく「子供用」や「Sサイズ」を選びがちという方は、十分に小顔といえるでしょう。
② 顎や口が小さく歯並びが悪くなりがち
意外に思うかもしれませんが、小顔の人はもともと顎の骨格が小さいため、歯が生える空間が狭まって歯並びが悪くなりがちです。
特に前歯が重なり合ったり、八重歯があったりするなどの症状が見受けられる場合は、顔の小ささが要因になっているのかもしれません。
③ 肩幅が広めで首が細長い
小顔の人は相対的に、肩幅が広く見える傾向です。
一般的に理想の肩幅は顔の3倍といわれていますが、その幅が3倍よりも広ければ小顔の可能性が高いでしょう。
また、「ダイエットをすると小顔になる」といわれているのは顔のぜい肉が落ちて首が見えるようになったからの可能性が高いです。
首が細くて長いと体と顔の距離が遠くなるため、自然とそう見えるのです。
④ ショートヘアが似合う
小顔の人がショートヘアにすると、顔のパーツがそれぞれバランス良く見える傾向にあります。
いわゆる「小顔カット」と呼ばれる輪郭をカバーするような技術も必要なく、素材の良さを存分に活かせるのではないでしょうか。
例えば長い髪からイメチェンをしたとき、「ショートヘアが似合うね!」と言われたことがある方ほど小顔に思われている可能性が高いでしょう。
「顔がでかい」とは言わせない!簡単・小顔ケア3選
もしかして「顔がでかい」のかも…と悩む方も、毎日の簡単ケアである程度理想の形を手に入れられるかもしれません。
ここでは、小顔に導くための方法を3つピックアップしました。今よりすっきりとした輪郭を目指したい方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。
① 表情筋トレーニング
顔の頬の周りにある筋肉、「表情筋」をトレーニングしてみましょう。継続させることで、顔全体がリフトアップされ、小顔に見えるようになるかもしれません。
- 「イー」と発音しながら頬を上げる基本トレーニング
- 「あー」「いー」「うー」「べー」と口を大きく動かす「あいうべ体操」
- 割り箸を前歯で噛んで「い」の形で30秒以上キープする口角アップトレーニング
上記のような方法が効果的です。
自分に合った表情筋トレーニングを見つけて実践してみましょう。
② リンパマッサージ
現代人は、デスクワークやスマートフォンの使い過ぎでリンパの流れが悪くなっているといわれています。
リンパの流れが悪いと顔がむくんでしまう原因に。それを防ぐためにはリンパマッサージが効果的なのです。
親指の腹を使い、耳下のリンパ腺や鎖骨のくぼみを刺激していきましょう。
マッサージの際は、クリームやオイルを使用するとより効果的です。
また、顔のたるみを軽減し、リフトアップ効果を狙うなら小顔ローラーの使用も手軽でおすすめです。
③ ツボ押し
顔のツボを刺激することで、ある程度の小顔効果を得られる可能性もあります。
目の中央から下ろす線と小鼻の横から引く線を結んで交わる場所にある、「笑顔のツボ」と呼ばれる「巨髎(こりょう)」をチェック。
上記のツボを頬骨の下方から上方に刺激することで、たるみやむくみの改善に効果があるのだとか。「イタ気持ちいい」と感じるくらいの強さがおすすめです。
顔の大きさは身長に比例しない!まずは小顔ケアを実践しよう!
顔の大きさは、身長の高い・低いに比例するとは限りません。まずは今回ご紹介した日本人の平均サイズ、あるいは体全体のバランスからチェックをしてみましょう。
その上でもっと小顔になりたいと思うのなら、日々の中にちょっとしたケアを無理のない範囲で取り入れてみてください。
とはいえ、いくら小顔が魅力的でも、例えば顔の大きさが恋愛に不利かというとそうではありません。美しさとは、いろんな要因をもとに生み出せるものです。
誰かの評価ではなく「なりたい自分」を大切に、日々努力していけたらよいですね。