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男女別の髪を触る心理とは?
つい髪を触る癖がある人は、髪を触る仕草が出るときの心理を知っておくのがおすすめです。髪を触る癖には、実はさまざまな心理が隠されているのです。ただの癖で髪を触る場合もありますが、特定の心理状態にあることが、髪を触る行動にあらわれているのかもしれません。また男性と女性では、髪を触る心理に異なる点があります。男女に共通する心理もあわせて紹介しますので、参考にしてください。
男性が髪を触る心理
男性が髪を触るときには、自分自身をよりかっこよく見せたいとの心理が働いています。男性にとって髪は、自分のかっこよさをよりアピールするための存在です。そのため、ヘアスタイルを気にするナルシストタイプの男性は、頻繁に髪を触る仕草をするのです。また、男性が髪を触る仕草には、照れ隠しの意味合いもあります。女性の前で髪を触る場合には、その女性と接することに照れや恥ずかしさを感じている可能性があるのです。
女性が髪を触る心理
髪を触る女性は、異性にかわいく見られたい心理を持っています。髪は女性の魅力を左右するアピールポイントなので、おしゃれに気を遣う女性は、髪にも気を配ります。そのため、自分がよりかわいく見えるように、髪の乱れを気にして髪を触るのです。また、髪を触る女性は、相手に甘えたい気持ちを持っていることも。髪を撫でてほしい欲求があるときに、無意識に自分で触る仕草をしてしまうのです。
髪を触る心理は男女共通?
男女別の髪を触る心理とは別に、男女に共通する髪を触る心理もあるので紹介します。人は不安やストレスを感じたときに、自分の体の一部に触れる癖が出やすいといわれています。そのため、体の一部である髪を触ることで緊張を和らげ、安心感を得ようとしている可能性があるのです。また、男女に共通する髪を触る癖は、手持ち無沙汰で退屈している心理の表れでもあります。
髪の触り方でわかる心理状態とは?相手にはどんな印象を与える?
髪の毛を触る心理は、どんな触り方をするかでも判断が可能です。毛先をもてあそぶ場合と髪を整えたり、かきあげたりする場合、髪をかきむしる、抜く場合では、同じ髪を触る仕草でも持つ意味が異なります。触り方別の、髪を触る心理を紹介します。相手がどんな髪の触り方をしているかを確認することで、相手の心理状態を把握する判断材料のひとつにすることもできますよ。
毛先をもてあそぶ
毛先をもてあそぶ仕草をしている人は、その場にいることがつまらないと感じ、話題に退屈している可能性があります。クルクルと自分の髪の毛先をもてあそぶことで、退屈さを紛らわしているのです。また、仕事をしているときなどに無意識に毛先をもてあそぶのは、集中している証拠です。職場の上司や取引先関係の人によくないイメージを与える可能性があるので、会社では髪を触らないように心がけたいですね。
髪を整える、かきあげる
髪を整える仕草は、自分をより素敵に見せたいという心理からくる行動です。緊張しているときに、つい髪を触る癖が出る人も多いもの。また、男女ともに髪を書き上げる仕草は、自分に自信があることを表します。周囲からの注目を集めたいと考えるときに、髪をかきあげてアピールすることも。髪は性的な魅力を感じさせる体の一部です。そのため、自分を見てほしいときに、人は髪をかきあげてアピールするのです。
髪をかきむしる、抜く
髪をかきむしる、抜くという仕草は、強いストレスを感じている心理からくる行動です。考えごとをしているときや、物事が解決せずいらだちを感じるときなどに、髪の毛をかきむしるように衝動的に触ってしまうことがあるのです。ストレスから髪を抜く行為は「抜毛症」の可能性があります。ストレスを感じてつい髪を抜いてしまう人は、心療内科などの受診をおすすめします。
髪を触るのをやめたい?対応方法は?
髪を触る行動は、無意識に出ることが多いので、なかなか自分で気付いて直すことが難しい場合もあります。髪を触るのをやめたい場合には、意識して髪を触らないよう心がけ、ストレスをためず、緊張しにくい心理状態にするのがおすすめです。つい髪を触ってしまう人は、髪を触る代わりになるものを準備するのもよいでしょう。髪を触る癖は相手によくない印象を与えることも考えられるので、できれば直したいもの。髪を触るのをやめるときの対処法を3つ紹介します。
意識して髪を触らないよう心がける
髪を触る癖がある人は、意識して髪を触らないよう心がけることが大切です。どんな心理状態のときに自分が髪を触るのかを客観的に確認して、できるだけ触らないように心がけましょう。無意識の癖なので自分で気付けない場合には、家族や彼氏などに注意してもらうのもおすすめです。髪を触る癖を直すときには、予防策として帽子をかぶることが有効なケースもありますので試してみてください。
ストレスをためず、緊張しにくい心理状態にする
ストレスや欲求不満を感じたときに髪を触る癖がある人は、ストレスをためず、緊張しにくい心理状態を保つとよいでしょう。まずは、ストレスや緊張を感じている原因を突き止めましょう。原因がわかれば、解決方法を見つけられる可能性があります。髪をかきむしるなどの心理状態は、心に大きな負担をかけていることが考えられるので、自分なりのリラックス方法を見つけるのもよいでしょう。
髪を触る代わりになるものを準備する
子どもの頃から髪を触ることで心理的な安心感を得ている場合には、安心したいときに髪の代わりに触るものを準備するのがおすすめです。常にそばに置いておける、小さくて手触りのよいものが最適です。自分が安心できると感じられるのであれば、アクセサリーなど、常に身につけておけるものでもよいでしょう。触って安心感を得られる代替品が見つかれば、髪を触る癖を減らせますよ。
髪を触る心理を理解して、髪を触る癖を改善しよう
髪を触る仕草は、周囲の人にマイナスイメージを与える可能性が考えられます。そのため、髪を触る癖は、できれば早めに直しておきたいもの。髪を触る自分の心理を理解して、どんなときに髪を触ってしまうのか確認することからはじめましょう。髪を触る癖は自分では気付きにくいこともあるので、周囲の人に協力を依頼するのがおすすめです。髪にダメージを与える触り方をしてしまう場合には、解決方法が見つかる可能性があるので、医療機関などの受診を検討してみましょう。