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男の色気の魅力とは？
色気の意味は「人をひきつける性的魅力」ですが、男性の性的魅力イコール一般的な男らしさではありません。背の高さや盛り上がった筋肉、短髪は男性的な容姿とされますが、線が細くても髪が長めでも色気を感じる男性は多くいます。腕力や人をぐいぐい引っ張る力で男っぽいと思っても色気を感じるわけではないし、穏やかで物静かな人にも、ふと湧き出る色気に悩殺されることもあるでしょう。女性はステレオタイプな男らしさではなく、内面からにじみ出る形のないものを五感で受け取り、色気として感じています。
男性らしさを感じる
生物には補完性の法則があり、欠けているものを補うことで進化をとげてきました。人が本能で求めてしまうのは、自分に足りないものです。男性に対して、女性にはない男性特有の特徴を意識したとき補完性の法則がはたらき、ドキドキやトキメキという感情で表出します。見慣れているものには耐性ができているため、ドキッとすることは少ないでしょう。普段の情報で目に入るありきたりな男らしさは、かえって胸焼けも。思わぬところでふいに目に入る男らしさが大切です。
想像をかきたてる
性的な魅力はセクシーさでもあり、ベッドタイムの想像をかきたてます。性的な行為は特に五感をフルに使う行為です。湿度を感じさせる、濡れたような髪、太陽の熱さが伝わるようなしたたる汗。ふとしたときにネクタイを緩めたり、腕まくりをしたりしたときに見える筋肉質の肌は、服の乱れを連想させます。スポーツで紅潮した頬と、匂い立つような蒸気が見えそうなほどの温感。きれいな肌の艶感、何かを飲んだときの濡れた唇など、女性のセクシーさにも共通する部分がありますね。
色気のある男の特徴
色気のある男の特徴は大きく、外見、内面のふたつにわけられますが、ここでは内面、態度、行動、全体的な印象または雰囲気の4つについて紹介します。
色気のある男の内面
色気をだすには、それなりの恋愛経験が必要です。女性が苦手だったり女性より趣味に圧倒的に時間を費やしたりするタイプだと、なかなか色気がでないかもしれません。色気のある男性は女好きと覚悟しておくことが必要です。恋愛回数だけ重ねて中身が薄いと、軽薄さだけが目立ちます。いかに相手を深く愛せたか、いい恋愛を重ねたかの質が大切です。人生経験も数より深さ。いい成果ばかり出してきた人より、多くの困難を乗り越えてきたからこその、思いやりや心遣いが男の深みにつながります。
色気のある男の態度
男の強さやたくましさに色気を感じる人はまだまだ多数派です。人の力に頼ろうとする男性には、強さは感じにくいもの。他人の力や意見に縛られず、自分の判断で行動する態度が強さです。強いからこそ弱者を助ける姿は、子どもの頃から見てきたヒーローにかぶります。強い人にはへつらって、下の者にえらそうにする男性には色気のかけらも感じないでしょう。友人を大切にするのは、人としてはよいですが、色気には欠けます。女性を優先してしまう遊び心も色気です。婚活独女の皆様にとっては悩ましいですよね。
色気のある男の行動
色気のある男の行動として、女性からよくあがる回答は次のとおりです。ネクタイを締めたり緩めたりするしぐさ。車のハンドルさばき、または腕や手の動き。いつもはピシッと留めてあるシャツの袖口を腕まくり。スポーツ後に汗を袖でぬぐう、またはドリンクをゴクゴク飲み干す。何かを考え込んでいる真剣な眼差し。スーツのジャケットをさっとはおる、腕を通す。鏡を見ながらヘアセット。普段着の白いTシャツでキッチンに立つ姿。どれも色気を狙った行動ではなく、あくまでも自然体の行動です。
色気のある男の印象
色気のある男にあるものは、ずばりギャップです。いつも同じ、読み通りだとドキドキすることは少なくなります。経験値が多いと自然に引き出しも多くなり、意外な面を多く見るでしょう。たとえば、親しみやすさや少年ぽさがある男性が、時に見せる大人の顔や真剣な表情にはドキッとさせられます。逆に落ち着いた男性が見せた子どものような無邪気さも心奪われます。もちろん、清潔感や筋トレで鍛えたほどよい筋肉もはずせませんね。
偽の色気男の特徴
男の色気と聞くと、昔ながらの男らしさやセクシームンムンと勘違いしている男性も少なくありません。恋は盲目といいますが、恋をすると偽の男の色気に惑わされることもあります。意図的に狙った色気は単なる下心で、色気を身につけることで見返りを求めるあさましさです。そこはかとなくにじみ出る男の色気に、アンテナをたてましょう。
偽の色気男の内面
男性が思い浮かべる男らしさは「威風堂々」の四文字熟語で現される武士像を想像するようです。そのせいか「男らしさは自信」と、自信過剰と心の余裕をはきちがえている男性は少なくありません。色気はむしろ謙虚さや相手への敬意など、心の余裕がなければ持てない性質に現れます。自信過剰は戦うために弱さを隠し、自分を大きく見せるための自己防衛手段でした。本当に強い人は、自分の弱い部分を素直に認めて他人の弱さの理解があるので、人にやさしくできます。
偽の色気男の外面
ハイブランドファッションに身を包み、これみよがしにはだけた胸元からのぞく存在感の強い装飾品。筋肉を強調したいあまりのぴたぴた系のトップス。ひげや胸毛をよしとして、肌はこまめに焼く。姿勢がいいというよりふんぞり返る。外国人俳優のマネなのか、キザだったりクールだったりを装う。気合の入ったフェロモン系の香水。こういったステレオタイプのセクシーさは、ただの偽物です。
偽の色気男の行動
相手を思いやり気遣うために自然にでるレディファーストでなく、マニュアルを読んだままのようなエスコート。独りよがりなサプライズの計画も、相手に似合うかどうか考えない誕生日プレゼントも、単なるネット情報の受け売り。雑誌のおすすめ記事やテレビ広告の情報をうのみにした行動は、色気とはほど遠くなるだけです。ナルシスト言動やモテ自慢も色気とは正反対です。知性や知恵、個性が感じられないと本物の色気ではありません。
色気のある男を落とす方法
色気のある男は経験豊富なため寛容で、女性に対しても細かい好みのタイプがありません。女性が好きなので、どんな女性にも魅力を見い出す能力も高くなります。大切なのはあなたらしさ。自分らしく生き生きと生きる姿は、色気のある男の目に魅力的にうつるでしょう。
色気のある男は内面重視
色気のある男にもストライクゾーンがあり、その範囲から外れていると厳しくなります。しかし、好みでない女性にも大きな魅力を感じたら、恋に発展する可能性は低くありません。男ウケやモテを追いかけると逆効果、相手の心をつかむのは難しいでしょう。男は大好きだけど、男の思うままになるのでなく、自分の思うままに生きるちょっとそのへんにはいない女性像がおすすめです。
自分自身もほんのり色気を持つ
男ウケやモテを狙わないからといって、ガサガサした色気のなさでは女性として見てもらいにくくなります。かといって過剰なセックスアピールは敬遠されるだけです。女性の色気も心の余裕、相手へのさりげない気遣いで表現できます。色気のある男同様、ギャップは大きな魅力。色気のある男にだけ見せる、いつもと違うあなたの姿に相手もグッとくるはず。女性もステレオタイプの色気に惑わされず、自分の好みや感覚を貫きましょう。
モテる色気のある男はナチュラル
女性の五感を震わせるようなモテる男の本物の色気とは、作り込んだり狙ったりした雄々しさではなく、内面からにじみ出るナチュラルな色気です。彼らは心の余裕があるためガツガツしていないので、落とすのは難しく感じるかもしれません。まず五感を磨いて、本物の色気のある男を見抜く力をつけましょう。いい女になるのを頑張るのでなく楽しむことでより輝きを増し、色気のある男の目にとまるのです。
