勇気を持って意中の彼に告白したのに、「今は仕事が忙しい」「よく分からない」などの曖昧な返答をされてしまった経験はありませんか?
すぐに真意を聞ければ楽ですが、相手をこれ以上困らせたくない思いから引き下がってしまう女性も多いでしょう。
今回は、告白の返事をはぐらかす男性心理や曖昧な回答を避けるための対処法について解説します。
目次
女性へ曖昧な返事をしがちな男性心理3パターン
あなたが真正面から告白しても、それに対して「Yes」でも「No」でもない曖昧な返答をしてくる人は一体何を考えているのでしょうか。
ここでは、女性からの真剣な告白に曖昧な態度を取りがちな男性心理を3つのパターンで紹介いたします。
また、意中の彼がそのタイプに当てはまるのか、見極める方法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
① 自分でもどうすればよいのか分からない
恋愛経験の未熟さが影響しやすいのがこのタイプ。自分の気持ちに収集がつかず、はっきりとした返答ができない状態です。
あなたに好意はあるものの、それが「友達として」なのか「恋愛対象として」なのかを判断できずにいるのかもしれません。
あるいは、あなたに恋愛感情を持っているけど過去に交際経験がない、もしくは何らかのトラウマで付き合う自信が持てない優柔不断タイプや草食系タイプも考えられるでしょう。
判断に迷うタイプを見極める方法
告白されたあとにおどおどして、しばらく考え込んだり言葉を選びすぎて明言を避けたりする様子を見せる男性は、このパターンの可能性が高いです。
また、優しくて思慮深い・物事を1人で決断できない・恋愛に対して受け身になりがちといった特徴が見られませんか?
② 本命ではないがキープしておきたい
あなたを恋愛対象として意識してはいるけれど、実はそれ以上に思いを寄せている本命がいる状態も考えられます。
その人との進展次第であなたへの返事を決めたいため、「とりあえずキープしておこう」という考えの持ち主なのでしょう。
キープされているのか見極める方法
自分がキープ対象にされているかどうかは、普段の彼の態度を見ると分かるかもしれません。
- 彼からの自発的な連絡がない
- 話しかけても上の空、スマホばかり見ていることが多い
- いつも彼の都合を優先させられる(あなたの希望を聞かず、言いくるめられる)
- 彼自身のことについて、聞いてもあまり話してくれない
- デートで行った場所や会話の内容を覚えていない
上記のような言動に心当たりがあれば、要注意すべきでしょう。
たとえ付き合えたとしてもあなたの自尊心を傷つけてくる可能性が高いので、交際相手としてあまりおすすめできません。
③ 相手や周囲に嫌われたくないから断りづらい
告白してきた相手にその気がなく、「断りたい」という結論が既に出ていたとしても、何らかの理由で断れない状況もあるのかもしれません。
- あなたや周囲の人からの評判を落としたくない
- 変な噂を流されたくない
- 恋愛対象ではないが、大切な友人で手放したくもない
- 職場や学校で顔を合わせづらくなるのを避けたい
上記のような思いが働いているのかもしれません。
このような考え方は「八方美人」ともいえるでしょう。
自分を好いてくれる人はモチベーションや自信にもつながるため、「好きではないけど好きでいてほしい」と身勝手に考えているタイプも中にはいます。
八方美人タイプを見極める方法
八方美人を見極めるポイントは、告白の返事に社交辞令のような態度を混ぜてくるかどうかです。
具体的な日取りを提案するでもなく、「今忙しいので次の機会までに考えておく」「また今度ご飯行こう」など自分に主導権が残った状態で回避してくる男性は、ただ単に嫌われたくないだけの人かもしれません。
曖昧な返事でごまかす男性の対処法
まず、どんな男性にも効果的なのは、しばらくは我慢して普段と変わらぬ態度で接してみること。本当は答えをすぐにでも知りたいはずなのに、いつも通りの態度で振る舞うあなたの様子を見ているうちに、彼は自分の気持ちと真剣に向き合えるようになるはずです。
そしてここからは、前項で紹介した男性のタイプ別に効果的な言葉がけや接し方をご紹介します。
判断に迷いがちな彼には本気度や真剣さを伝えよう
本気で彼のことが好きならば、一度曖昧な返事をされたくらいで引き下がるのはもったいないです。
特に優柔不断や草食系タイプの場合、好きになった経緯を詳しく伝えるだけでなく付き合ったら何がしたいのか・どんなメリットを与えられるのかなど具体的なアプローチで本気度を伝えてみると良いでしょう。
あなたの素直で一途な気持ちが届くほど、すんなりとOKしてもらえる確率も高まります。
キープされそうと思ったら、お互いの感情を共有しよう
人は自分と同じ気持ちになってくれた相手に好感を抱く性質があるため、二人でいるときは喜びや悲しみを分かち合いましょう。
できるだけ側にいて、表情や振る舞いの変化を見逃さず、「楽しかったね」「つらそうだけど大丈夫?」とさりげなく声をかけ続ければ、「誰より自分に寄り添ってくれる」「本命の子よりも自分のことを分かってくれる貴重な存在」と気持ちに変化が生じてあなたの優先順位が上がるかもしれません。
嫌われたくない気持ちが先行する彼の警戒心を解いてみよう
社交辞令のような言動であなたのアプローチをかわす男性には、まず警戒心を解くことから始めましょう。
相手の本心を引き出せないままの自分では、彼にとってあなたが「特別な存在」になる日は来ません。
- 自己開示を積極的にして「親しみやすい印象」を与える
- 自分の弱みや悩み、不安を打ち明けて彼に「応援したい気持ち」を抱かせる
上記のような方法で、「私は警戒しなくて大丈夫だよ」「本音で話せる対等な関係を望んでいるよ」というサインを積極的に発信しましょう。
すると相手も徐々に警戒心が薄れていき、真剣に向き合ってみようという気持ちがスムーズに芽生えてくるはずです。
自分軸を持って、相手の曖昧なペースにのみ込まれないように
返事が曖昧だったからといって無理やり思いを断ち切ろうとするのは時期尚早です。
ただし、アプローチには工夫を心がけて期限も明確に定めておくのが吉。やみくもなアプローチをダラダラしていては「しつこい」と避けられたり都合の良い女扱いされたりする可能性があり、対等な関係性が崩れてしまいかねません。
そもそもあなたの思いを承知で、返答の機会を何度も与えていながらそれに応じない人は無責任。一度冷静になって、自分が幸せになるための最善の選択を考えましょう。