初デートで割り勘だった…。その瞬間、心にふっとモヤモヤが湧き上がり「これって脈なしなのかな…?」と不安になった経験はありませんか?
多くの女性が抱きやすいこの小さな違和感ですが、実は、割り勘=脈なしと結論づけるには少し早いかもしれません。
今回は、初デートを割り勘にする男性の本音を紐解きつつ、脈あり・脈なしを見極めるポイント、そして割り勘だった彼との今後の付き合い方についてもアドバイスしていきます。
不安な気持ちを少しでも軽くしたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
男性が初デートで割り勘にする理由・本音4パターン
初デートでの支払い方には、さまざまな男性心理が隠れているかもしれません。ひとまとめに脈あり・脈なしと判断するには、少し複雑な背景があることを知っておきましょう。
ここからは、よく見られる割り勘の心理パターンをいくつかご紹介します。
① 対等な関係を望んでいる
「好きだからこそ最初から対等でいたい」。そんな想いから、あえて割り勘を提案する男性もいます。
恋愛=男性がリードすべき、という価値観に縛られず「お互い自然体で付き合いたい」と考えているタイプが当てはまりやすいでしょう。
特に先入観なしで価値観の合うパートナーを探している男性ほど、無理に格好をつけようとしない傾向にあります。
② 関係性を見極めようとしている
特にマッチングアプリなどで知り合った女性との初デートは、まだお互いをよく知らない段階ですよね。
「この子と本当に付き合いたいのかよく見極めたい」という気持ちから、最初から特別扱いするのではなく一旦、肩ひじ張らずに接したいと考える男性もいます。
一度のデートですべてを判断せず、少しずつ信頼関係を築いていきたいという慎重派に多いパターンです。
③ 無理のない金銭感覚を大事にしている
現実的な理由として、経済状況が安定していない場合もあります。
たとえばまだ社会人になったばかりだったり、仕事が不安定だったりすると、「今は無理に格好つけられない」と感じるでしょう。
そんなとき、見栄を張るよりも「今の自分にできる範囲で接したい」と考え、割り勘を提案する男性もいます。
④ 恋愛感情とは切り分けて考えている
そもそも「恋愛とお金は別物」と割り切っている男性もいます。好意の有無にかかわらず、「愛情と支払いを無理に結びつけたくない」という考えを持つタイプです。
この背景には、経済的に依存されることへの警戒心、金銭面では自立していたいという思いが隠されているのかも。割り勘は、そんなスタンスの表れともいえそうです。
割り勘=「即脈なし」ではない?
奢ってくれなかったからといって、すぐに脈なしと判断する必要はありません。
なぜなら初デートに誘ってくれたという時点で、少なからずあなたに興味や関心を抱いていたのは間違いないためです。
前述したように、男性の割り勘の心理はさまざま。予定を調整し、時間をつくって会おうとしてくれた時点である程度の好意や期待は含まれているはず。
支払い方だけにとらわれてしまうのでなく、デート中の態度や言葉、別れ際の様子など、全体の流れから彼の気持ちを読み取ることも大切です。
では、具体的に彼との初デートでどんなポイントに注目をしていくべきなのか、以下で詳しく解説します。
初デートで脈あり・脈なしを見極めるポイント
「楽しかったといってくれたけど、やっぱり彼の気持ちが分からない…」「脈はあるのか、ないのか、モヤモヤする…」
そんな状態に陥っているのなら、まず次のポイントを振り返ってみましょう。
デート中の態度や会話に愛情があった?
初デートでは、緊張してうまく気持ちを表現できなかったという男性も少なくありません。
とはいえ、ぎこちないながらも「楽しませたい」「ちゃんと向き合いたい」という気持ちが伝わってきたのなら、それは立派な“愛情のサイン”ですよ。
- 彼があなたの話を真剣に聞いてくれたか
- 笑顔で会話を楽しもうとしていたか
- 目を合わせたり、優しい表情を見せたりしようとしていたか
上記のように、あなたに向けた真剣な姿勢を感じ取れていたかを冷静に思い返してみましょう。
次回の誘いがあった?
デートの終盤や別れ際に「また会いたい」や「次は○○に行こうよ」といった言葉はありましたか?
脈があれば、自然に次へつなげるアクションがあるはずです。
もしそうした提案をされていなくても、LINE交換など向こうから積極的に今後の連絡手段を確認されたのなら、まだ脈なしと諦める必要はありません。
割り勘でも事情説明やフォローがあった?
「今日は割り勘でごめんね」「次は俺が出すよ」「最近ちょっと出費が続いてて」
こんなふうに、ちょっとした一言が添えられるだけでも受け取る印象は大きく変わるものですよね。理由を添えてくれるのは言い訳ではなく、誠実な気持ちを伝えたいからこそなのではないでしょうか。
また、荷物を持ってくれたり、寒さや疲れを気遣ってくれたりなど、支払以外の行動にも目を向けましょう。特に、慣れていない男性が見せる細やかな気配りは、お金のやりとり以上に本音が表れていることもあります。
割り勘志向の彼と付き合っても大丈夫…?
もし初デートが割り勘だったとしても、それだけで彼を否定する必要はありません。
お互いに負担をかけず、自然体でいられる関係を育てるチャンスだと捉えてみるのもよいでしょう。
ただし、もしもあなたが「男性にはリードしてほしい」「奢ってもらえることで愛情を感じたい」という価値観を大事にしているのなら、無理に割り勘タイプの彼に合わせ続ける必要もありません。
金銭感覚や恋愛観が根本的にズレていると、最初は我慢できたとしてもやがて苦しくなるケースがよくあるからです。
違和感をぬぐえないのなら、自分の心を尊重して見切りをつける選択も立派な自己防衛。相手に合わせることも大事ですが、自分の本音を無視しないことも忘れずに。
いずれにせよお互いに我慢する関係ではなく、心地よさを選べるような恋愛になれば素敵ですね。
自分の心を大切に、次のステップへ進もう
初デートで割り勘だったとき、女性側としては戸惑ったり不安になったりすることも自然な感情です。
もしも違和感を覚えたなら、それは一つの見極めのサインだと思ってよいでしょう。
また、割り勘にこだわらず、相手の態度や一緒にいるときの空気感など、広い視野で出会いを見つめていけると理想です。
恋愛に正解はありません。焦らず判断して、あなたらしく次のステップに進みましょう。