好きな人との関係がなかなか進展しない…。
デートはするけど、恋人になれる気配がない…。
そんなとき、「もしかして私、キープされてる?」と感じることはありませんか?
恋愛において「本命」と「キープ」の違いは、相手の言動や関係の温度感に表れるもの。いつまでも曖昧なままでは、心がすり減ってしまいますよね。
今回は、本命になれない“キープされがちな人”の特徴を男女別にご紹介。さらには曖昧な関係から抜け出すための対処法も詳しく解説します。
目次
好きな人の本命になれない男性の特徴3パターン
「誠実に向き合っているつもりなのに、恋愛対象に見てもらえない…」
そんな悩みを抱える男性は意外と多いもの。キープされがちな男性には、以下のような傾向が見られます。
① 「都合のいい人」になっている
- なんでも言うことを聞いてくれる
- 怒らない
- いつでも駆けつけてくれる
そんな存在は、恋人というより「便利な友達」止まりになりがち。本命の相手として選ばれるには、ほどよい緊張感や刺激が必要です。
優しさが裏目に出て、「簡単に手に入る存在」と思われてしまうと、恋愛対象としての価値を見失われてしまうかもしれません。
② 相手に気持ちを伝えられない
相手に嫌われるのが怖くて、自分の気持ちを言えずに曖昧な関係を続けてしまう人も要注意。
「この人は私のこと、どう思ってるんだろう?」と女性側に思われるような不透明さは、やがて「キープでも支障なさそう」という間柄になる原因にも。
勇気を出して気持ちを伝えない限り、ずっと特別な意識をされない「保留枠」になる危険性があります。
③ 頼りがい・男らしさを感じない
自己肯定感が低く、「どうせ自分なんて」と卑屈になるタイプも、「この人といても前に進めなさそう」と判断されて恋愛対象から外れる傾向にあります。
女性から求められる“男らしさ”とは、決断力や安心感。優柔不断な態度でガッカリをさせていないか、振り返ってみてください。
好きな人の本命になれない女性の特徴3パターン
女性も同様に、「好きな人にとって特別になれない」という悩みを抱えることがあります。
とくに、以下のような特徴に心当たりがある人はキープ枠になる傾向があるのでチェックをしてみてください。
① 追いかけすぎてしまう
- 好きだからこそ尽くしすぎる
- 連絡が来ないと不安で何度もLINEを送る
このような行動を取りたくなる気持ちはわかりますが、過度な追いかけは相手にとって“重さ”に変わります。
さらには「この人は何もしなくても離れていかない」と思われて、ほかの人より雑な扱いを受ける原因にも。
本命になれる女性は、追いかけるよりも“相手に追わせる余裕”を持っています。
② 予定を全部合わせてしまう
男性からの誘いを最優先し、自分の予定を簡単に変更していませんか?
そうした姿勢は、相手から見ると「暇そう」「いつでも会える=大切にしなくていい存在」と誤解されがちなので要注意。
まずは自分の生活を優先することで、「もっと気にかけてほしい」「この人とちゃんと向き合いたい」と思わせられるとベストです。
③ NOが言えずに流されてしまう
体の関係や不誠実なやりとりを断れずに続けていると、キープ扱いが固定化されてしまいます。
「いつか本気になってもらえるかも」と思っていても、相手が主導権を握っている限り変化は望めません。
本命として大切にされたいのなら、自分のルールや価値観をしっかり持ってそれを守る姿勢も必要です。
キープから本命になるためにできること
一旦キープ枠にされてしまったら、もう本命にはなれないのでしょうか?
答えは「NO」ですが、そのためには「いままでの自分」を変える努力が必要です。
相手に依存しない自分になろう
「この人がいないとダメ」という思考は、関係の主導権が相手に渡る原因に。趣味や仕事、友人との時間を大切にすることで、自分軸を取り戻すことが本命になるための第一歩です。
相手にとって“失いたくない存在”になるためには、あなた自身が輝いていることが不可欠なのです。
勇気を持って距離を置こう
「いまのままじゃダメだ」と相手に気づかせるためには、“失うかもしれない”という危機感が必要。そのためには、あえて距離を置くことが効果的です。
いつでも連絡が取れる関係では、相手も真剣になれないことを念頭に置いておきましょう。
自分の望む関係性を明確にしよう
「本命になりたい」「恋人として対等な関係を築きたい」。そういった思いを、曖昧にせず明確に伝えることも大切です。
「言わなくてもわかってほしい」は通じません。誠実に気持ちを伝えることで、相手も“覚悟”を問われ、思わぬ急展開が待ち受けるかもしれませんよ。
つらい「キープ状態」が続いたときの対処法
キープがなかなか解消されず不安なときは、以下のような行動を取ると心の負担をいくらか減らすことができるかもしれません。
少しずつでも、意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
その関係が「幸せか」を見つめ直す
好きな人にキープされている状態は、片想いの頃よりつらいこともあるでしょう。
相手の顔色をうかがいながら、都合のいいタイミングで呼び出される関係が本当に自分にとって幸せかどうか、一度立ち止まって考えてみてください。
冷静になることで、自分が進むべき正しい道が見えてくるのではないでしょうか。
感情ではなく「事実」で判断する
好きな人であるほど「でも、優しいところもあるから」「忙しいだけかも」と感情に流されがちですが、相手の行動が一貫してあなたを後回しにしているなら、それが“答え”です。
つらいかもしれませんが、事実をしっかり見て受け止めて、自分を大切にできる選択をするべきでしょう。
相手の情報をシャットアウトしてみる
- 相手のことが気になって仕方がない
- SNSを何度も見てしまう
- 連絡・返信がいつ来るのかじっと待ってしまう
上記のような状態が続くほど、気持ちの整理はどんどん難しくなります。
キープされている状態に少しでもモヤモヤしているなら、まずは自分の心を守ることが最優先。
- 一時的に相手のSNSをミュートにする
- 連絡を控える
- ほかの楽しみを見つけて没頭する
このような行動で、相手の情報から距離を取ってみましょう。
「選ばれる人」になるために…!
恋愛で本命になれないと感じたとき、落ち込むのは当然のこと。自分の行動や考え方を少し変えるだけで、立ち位置は大きく変わる可能性があります。
大切なのは、「自分を大切にできるかどうか」。相手に合わせすぎな恋愛は一方通行でうまくいきません。
「選ばれる自分になる努力」の積み重ねが、曖昧な関係に終止符を打ち、心から大切にされる恋愛へと導いてくれるはずですよ。