婚活や初対面の場で、「出身地はどこですか?」といったやり取りは定番ですよね。
「うちの県は照れ屋が多いらしくて…」などと話が広がれば、自然と笑いが生まれて距離がぐっと縮まることも。
今回は、ソニー生命保険株式会社が2024年に実施した「47都道府県別 生活意識調査2024」をもとに、各地で自認されている“県民性”についてご紹介します。
エリアごとに恋愛や婚活で役立つ会話術のヒントもまとめましたので、出身地トークの盛り上げネタとしても、相手の人柄を探る手段としてもぜひお役立てください。
目次
【県民の特徴】北海道・東北・関東編
北海道から関東にかけては「穏やか」「控えめ」「多様性」といったキーワードが浮上。
寒さや大自然に育まれた忍耐強さ、そして都市部ならではの柔軟性といった特色が県民の性格にも反映されているのかもしれません。
北海道
- 「おおらか」という回答が多数。
大自然に囲まれた暮らしは性格にも表れているようです。婚活で出会うと「安心感のある人」と見られやすく、男女ともに頼れる存在に感じて好印象を与えやすいでしょう。
会話術のヒント:「北海道の人ってゆったりしているイメージあるけど、本当?」と聞けば自然に話が弾みます。
東北地方
- 秋田県=「恥ずかしがり屋」、青森県=「おっとり」、宮城県=「優しい」。
控えめで温かい気質が目立ちます。恥ずかしがり屋の人には積極的に質問してあげると安心感を与えやすいでしょう。
会話術のヒント:「東北の人って照れ屋って言われますよね、どうですか?」と振ってみると空気が和みやすいです。
関東地方
- 千葉=「マイペース」、東京=「多様性」、神奈川=「おしゃれ」、栃木や埼玉=「穏やか」。
関東のイメージはバラエティ豊かです。都会的な人には相手の個性を尊重しつつ、地方出身なら「地元話」で親近感を引き出すのが効果的。
会話術のヒント:「東京は多様性って聞くけど、自分ならではのこだわりってあります?」と聞くと自然と価値観を引き出せそうです。
【県民の特徴】北陸・甲信越・東海・近畿編
このエリアは「真面目」「我慢強い」といった堅実さをイメージする人が多数。その一方で、歴史や文化に由来する独自の県民性も目立ちます。
北陸・甲信越
- 新潟や長野は「我慢強い」「真面目」。一方で山梨は「世話好き」という特徴がユニークです。
面倒見の良い山梨県民は、恋愛でも相手を気遣うタイプが多く、安心感を与えてくれる存在に。
会話術のヒント:「山梨って世話好きって聞くけど、友達にもよく相談されるタイプですか?」と投げかけると好意的に話を進めてもらえるかも。
東海地方
- 愛知は「せっかち」。テンポよく動くことが評価されがちです。
婚活で会話するときはテンポを意識しましょう。返事を待たせすぎると「合わないかも」と思われてしまうかもしれません。
会話術のヒント:「愛知の人って行動が早いイメージ。計画もテキパキ立てるんですか?」と投げかけて話を盛り上げましょう。
近畿地方
- 京都は「はんなり」、大阪は「せっかち」。文化色が濃く、会話ネタが尽きません。
関西人はテンポとユーモアを大事にする傾向あり。ノリよく返すだけで好感度がアップします。
会話術のヒント:「京都の“はんなり”って実際どんな雰囲気?」と聞くと、その人らしさを効率よく引き出せそうです。
【県民の特徴】中国・四国編
山陽・四国エリアは郷土愛や伝統を誇る声が多く、会話ネタとしても扱いやすい特徴があります。
中国地方
- 広島=「カープ大好き」、山口=「おっとり」。スポーツや穏やかさがキーワードです。
広島の方ならカープ愛を話題にするだけで、一気に距離が縮まる可能性が高いですよ。
会話術のヒント:「広島の人ってやっぱりカープ熱いんですか?自分も野球が好きで…」と振れば、即盛り上がりなんてことも。
四国地方
- 徳島=「商売人」、香川=「のんびり」、愛媛=「真面目」。
多彩で人間味のある特徴が多いです。また、四国は地域性が強く、方言や食文化の話題も鉄板ネタでしょう。
会話術のヒント:「香川のおすすめのうどん屋さんを教えてほしいです」と聞くと笑顔で答えてくれるはず。
【県民の特徴】九州・沖縄編
南に行くほど、気候と同じく温かくゆったりした県民性が目立ってきます。
九州地方
- 福岡、長崎、鹿児島=「優しい」、熊本=「もっこす(頑固者)」。
優しさと芯の強さが共存しています。恋愛では「優しさ」が安心感に、「頑固さ」は信頼感につながることもあるでしょう。
会話術のヒント:「熊本の“もっこす”って恋愛でも出るんですか?」と聞くと、緊張をほぐしつつ相手の考え方を知るチャンスに。
沖縄地方
- 「のんびり」という回答が多数。
おおらかでフレンドリーな性格が特徴です。婚活でも「一緒にいてリラックスできる」印象を与えやすいのではないでしょうか。
会話術のヒント:「沖縄の人って時間におおらかって聞きますけど、どうですか?」と軽く聞くと話が広がります。
県民性を恋愛トークに活かすテクニック
県民性の話題は、知識として並べるだけでは少し硬くなりがちです。
特に婚活や恋愛の場では、相手の出身地をきっかけに「会話のキャッチボール」をどう広げるかが大切。そこで役立つのが次のポイントです。
相手の県を褒める・比較する
「京都の“はんなり”って上品ですよね」「福岡は美男美女が多いって有名ですよね」など、県民性をポジティブに変換して伝えると印象がぐっと良くなります。
また、「私の地元は恋愛ものんびりって言われますけど、そちらはどうですか?」と比較するように投げかければ、自然に相手も心を開きやすくなります。
「相性トーク」もおすすめ
今回ご紹介したような出身地イメージを参考に、二人の相性についても話し合ってみると面白いかもしれません。
- 照れ屋×世話好き = 秋田×山梨
↑恥ずかしがり屋と面倒見の良いタイプは支え合いやすく、理想の組み合わせともいえます。
- せっかち×のんびり = 大阪×沖縄
↑テンポの違いを笑い話に落とし込めたら、「一緒にいて楽しそう」という好印象に。
このように、県民性はただ説明するだけでなく「恋愛観」や「相性」に落とし込むことでより盛り上がるネタになるでしょう。
県民性を知ると会話がもっと楽しくなる!
今回ご紹介した県民性は、あくまでその地域の人たち自身が選んだ傾向です。自分がそのイメージに当てはまらなくても、「恥ずかしがり屋の県と言われてるけど、私は全然そんなことなくて」といった“例外”を交えて盛り上がるのも有効ですよ。
県民トークはただの雑談を超えて、「相手を知る」きっかけにも変わります。婚活でも、友人との会話でも、気軽に使える万能カードとして忍ばせておくとよいでしょう。
ぜひあなたも、次の会話で取り入れてみてくださいね。