SNSの普及もあり、以前より耳にする機会も増えた「ジェンダーレス男子」や「男の娘」という言葉。しかし、その実態はあまり知らないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「ジェンダーレス男子」と「男の娘」の違いや、それぞれの魅力について詳しく解説していきます。
もちろん、ジェンダーや性別の概念に絶対という定義は無く、「自称している人」も含まれますが、彼らのことを知りたいという方は一つの指標としてお役立てください。
目次
「ジェンダーレス男子」の恋愛事情
ジェンダーレス男子とは、「男らしさ・女らしさ」といった従来の性役割に縛られず、自分らしい生き方や表現を大切にしている意味で使われることが多いです。
中性的なファッションやメイクを取り入れている人が多くいる傾向ですが、それはあくまで自己表現の一部にすぎません。
女性的な恰好をしていなくても、仕草や口調、雰囲気や趣味などで「一般的には女の子っぽい」部分を持ちながら、それを自然に受け入れているような男性も当てはまるでしょう。
【ジェンダーレス男子の恋愛対象】キーワードは「自分は自分!」
中性的な見た目もあり、恋愛対象のイメージが湧きにくいかもしれませんが、実際には女性と付き合っていることも珍しくありません。
ジェンダーレス男子の多くは、「性別に縛られずに生きたい」と思っている傾向が強め。性自認について悩んでいるというよりは、「自分は自分」という感覚を大切にしているタイプです。
つまり、性別よりも「自分の表現に理解を示してくれる人」に好感を抱きやすいようです。
「柔軟さ」がジェンダーレス男子の魅力
性役割に縛られず、柔軟な関係性を築ける可能性が高い点は、ジェンダーレス男子ならではの大きな魅力でしょう。
「男性だからこうしてほしい」「女性だからこうあるべき」といった固定観念を持たず、内面や相性を重視した居心地の良い関係を築きやすいという声も多いようです。
「NEW KAWAII」の象徴?「男の娘」の恋愛事情
「男の娘(こ)」と「ジェンダーレス男子」は混同されることもありますが、その実態はまったくの別物かもしれません。
まず男の娘とは、主に男性でありながら女性的なファッションやメイクなどを積極的に楽しむ人を指しています。
近年では「NEW KAWAII(ニューかわいい)」という、従来の「かわいい」の概念を覆す新しい価値観のワードが注目されていますが男の娘もこのジャンルに当てはまる素質が十分にあるでしょう。
「ジェンダーレス男子」が性別にとらわれない自己表現ならば、「男の娘」は女性らしさに寄せた自己表現ともいえるかもしれません。
【男の娘の恋愛対象】性自認は男性?それとも女性?
男の娘の多くは、「女性的な装い」をファッションとして楽しんでいます。
一般的にはファッション表現として語られることが多い一方で、実際の性自認は人によってさまざま。傾向的には「女性が恋愛対象」といった声が多めかもしれません。
中には「男の娘」として過ごしているうちに、自身の性別や恋愛対象に違和感を覚え始めたというケースもあるのだそうです。
「女友達」の関係性も楽しめるのが男の娘の魅力
メイクやファッションなどへの理解が深い点は、男の娘ならではの大きな魅力です。
コスメ選びや服装のバランスに詳しい人も多いので、一緒に買い物を楽しんだり、スキンケアの相談をしたりと女友達のような関係性も同時に楽しめると感じる女性もいます。
「ジェンダーレス男子」と「男の娘」に共通する魅力
自己表現のスタイルは少し異なりますが、ジェンダーレス男子と男の娘には共通する魅力も多く見られます。ここからは、それらを探ってみましょう。
芯が通っている
一般的なファッション表現とは異なると理解しつつ、そのスタイルを貫くのはとても勇気がいることです。
周りの視線を受けながらも自己表現を大切にしてきた経験は、自然と精神的な強さにつながっています。
「違い」を否定しない包容力がある
周囲から少数派として見られるシーンが多くあるからこそ、他人の個性や考え方にも寛容な姿勢を示してくれるのも彼らの魅力のひとつ。
趣味や考え方が多少違っても、頭ごなしに否定せず「そういう考え方もあるよね」と相手を尊重してくれるタイプといえます。
自分の気持ちを相手に伝えることに長けている
彼らの多くは、自分のスタイルを相手に伝えるために試行錯誤してきた経験を持っています。
「察してほしい」というよりは、「自分の行動で示さなきゃ」と考えているタイプともいえるでしょう。
そのため、すれ違いや誤解があっても大きな亀裂にはなりにくく、話し合いを重ねながら関係を深められます。
「ジェンダーレス男子」や「男の娘」と仲良くなりたい人へのアドバイス
最後に、恋愛的な場面でジェンダーレス男子や男の娘と向き合う際に意識しておくと安心なポイントを整理します。
周りの意見に影響されすぎない
多様性を大切にする現代社会では、ジェンダーレス男子や男の娘に寛容な人が増えています。
しかし、時には周囲の心ない発言に影響を受け、自分の気持ちに自信が持てなくなってしまう可能性も。そんなときは「自分がどうしたいのか」を基準に考えてみましょう。
「この人と話せなくなるのはイヤ」と思うなら、答えはもう出ているはずです。
恋愛トークをするときは茶化さない
見た目から想像ができない分、その恋愛事情が気になるジェンダーレス男子や男の娘。しかし、「結局男と女、どっちが好きなの?」と面白半分のノリで聞くのは絶対にNGです。
相手のことが気になるなら、「私はこんな人がタイプなのですが、○○さんはどんな人が好きですか?」といったように、自己開示を混ぜつつ敬意をもった聞き方がベストです。
相手の属性ではなく本人ならではの魅力を見つける
何かと気になる存在になりやすい彼らですが、その属性だけが惹かれる魅力ではありません。
たとえば、「男の娘と付き合いたい」という表現は、当事者からしたら「男の娘だったら自分以外でもいいの?」と不安になってしまいますよね。
「一緒にいると楽しい」「○○なところ、尊敬してる」など、属性だけでなく本人につながる魅力を伝えれば距離がグンと近づくはずですよ。
大切なのは「肩書き」ではなく「相手自身」の魅力に気づくこと!
ジェンダーレス男子や男の娘に惹かれたとき、「恋愛対象は女性なの?」と気になる人も多いでしょう。
結論からいえば、その答えはとてもシンプルで「人それぞれ」。基本的にどちらの属性も相手の内面に惹かれる傾向が強く、それが女性だったというケースは珍しくないです。
もし、身近にいるジェンダーレスな男子や男の娘が気になっているのなら、肩書きやイメージで判断するのでなく会話の中でその人自身を知っていくことが大切です。
先入観を手放した先にこそ、距離が縮まる素敵な関係性が待っているかもしれませんよ。






