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恋愛における好きとは

好きという感情は男性や女性に対する恋愛感情としての好きだけではなく、父母や兄弟など家族としての好きや、友達や仕事で接する人そのものの性格や人間性を好きになるなど、さまざまな相手に対して湧くものです。また、恋愛面に限定した好きにもいろいろな種類があります。たとえば、単に好みのタイプという意味の好き、片思いしているときの好き、彼氏や彼女など付き合っている相手に対する好きなど相手と自分の距離によって好きの程度も異なるでしょう。さらに、付き合っている相手への好きな気持ちが高まると、他の感情も出てきます。よりお互いの愛情が深まるなら問題ありませんが、一方の好きの気持ちが強すぎると二人の関係のバランスが崩れることもあります。
相手を独占したい
彼氏や彼女のことが好きになると、独占したい気持ちが出てきます。一緒にいるときだけではなく、お互いが仕事をしている間や友達と出かけているときのことが気になり、「他の異性と仲良くしているんじゃないか」「自分以外の人と楽しそうに話して欲しくない」などと嫉妬の気持ちが起きることも。独占できないと不安になるため、相手の予定や行動を知りたがったり、会えないときはメッセージや電話で連絡を取りたがったりします。彼氏や彼女が、かわいいやきもちと捉えてくれている間は問題ありませんが、あまり詮索して束縛しようとすると二人の関係がうまくいかなくなることもあります。
相手と連絡を取って話をしたい
付き合っている相手と一緒にいたいと思うのは自然な気持ちですが、お互い仕事を持っていたり実家暮らしだったり、状況によっては常に一緒にいられないカップルも少なくありません。会えないと相手のことばかり思って仕事や勉強に集中できない人もいるでしょう。好きなのになかなか会えない場合、多くの男女は少しでも相手と連絡を取りたいと思います。朝起きたときの「おはよう」や寝る前の「おやすみ」、一日が終わった後の「今日はどうだった?」など、ちょっとしたやりとりをするだけでも会えない寂しさは埋められるものです。ただし、どちらかの連絡を取りたい気持ちが強すぎると「しょっちゅう連絡するのは面倒くさい」と相手が負担を感じる場合もあります。
恋愛感情がありずっと一緒にいたい
付き合って最初の頃に感じるのが「ずっと一緒にいたい」という気持ちです。相手のすべてが好きでさらにもっと相手のことを知りたい心理もあるため、常に一緒にいたいと考えます。ずっと一緒にいたい気持ちは、付き合いが長くなってきて、お互い相手のことを知るようになると少し落ち着いてくるものです。状況が許せば、付き合い始めの頃は好きな人となるべく一緒にいて二人の関係性を作っていくとよいでしょう。
愛情が高まったら結婚したい
付き合っている相手に対する愛情がピークに達すると結婚したいと思うようになります。お互いの気持ちが同じ程度のスピードで高まれば、スムーズに結婚できるでしょう。ただし、どちらかが最初から結婚を意識していたり、一方的に結婚を急いだりすると、二人の関係自体がうまくいかなくなることも。恋愛のゴールを結婚と考える人は多いですが、自分の気持ちだけでは結婚できないので、あまり焦りすぎない方がいいかもしれません。
周りの同性の友達には感じない愛おしさ
彼氏や彼女のことが好きという気持ちが高まると、愛おしい気持ちが湧いてきます。愛おしさとは、大事にしたい気持ちや相手を守りたいと思う気持ち、また、かわいがりたいという感情などを表します。友達に感じる好きとは違う胸が高鳴るような愛おしさは、恋愛の好きの感情がなければ起こらないものです。
そばにいるだけで安心感を感じられる
彼氏や彼女とお付き合いしてお互いに信頼関係ができてくると、そばにいるだけで安らぎを感じるようになります。「自分のことを誰よりも分かってくれている」という安心感があるため、他の人と一緒にいるときとは比較できないほどリラックスして素の自分でいられるのです。好きな気持ちから安心感を得られるような付き合いになるためには、相手が誰でもいいわけではありません。二人の相性やお互いに相手を尊重して歩み寄る気持ちなどが必要です。
恋人同士で好きな気持ちをうまく長続きさせるには

お互いに好きな感情がありお付き合いするようになったら、せっかくのご縁を大切にしましょう。恋愛の好きは、丁寧に育てていかないと持続しません。自分の好きばかりを押し付けたり、相手にも同じ強さの好きを求めすぎたりすると二人の関係がうまくいかなくなってしまいます。依存しすぎず適度な距離感を保ちながら、自分の気持ちは常にストレートに相手に伝えるようにしましょう。
愛情表現を惜しまない
彼氏や彼女を好きな気持ちは、どんどんアピールしましょう。付き合っている期間が長くなってくると、安心感が出てくるとともに手を抜きたくなってきます。「好きなのは態度を見ればわかる」「いわなくても気持ちは通じてるだろう」と、愛情表現をしないでいると気持ちがすれ違ってしまうかもしれません。常に相手に対して好きや大切な存在であることを言葉で伝えてください。
お互い適度な距離感を保つ
恋人同士でも適度な距離感を保つことは、長くよい付き合いをするためには欠かせません。彼氏や彼女が自分と一緒ではないときに、どんなことをしているのか気になってもあまり詮索はしないようにしましょう。また、毎日連絡をすることを義務にしてしまうとストレスになることも。恋人を信用して、お互いの一人の時間も尊重すると一緒にいる時間がより楽しくなります。無理のない付き合いができるよう、二人で話し合いながらよい関係を築いていきましょう。
相手に依存しすぎない
付き合っていても、相手にあまり依存しすぎないようにしましょう。依存する関係が長くなると、依存する方も依存される方もお互いに負担になります。対等な立場を保ちながら、一緒に過ごす時間を楽しみ、時には助け合える関係が理想です。恋愛感情があって付き合っていても、本来お互いに一人の人間だということを忘れずに尊重しましょう。
恋愛における好きとは相手を大切に思う気持ち

恋愛における好きな気持ちには、さまざまな種類があります。付き合っていくうちに好きの強さが増していくと、結婚につながることもあるでしょう。ただし、自分の好きな気持ちを押し付けすぎると相手が負担に感じる場合もあるので、尊重しながら適度な距離感を持って好きな人と過ごしてください。