「恋人と付き合って1ヶ月、もっと楽しくなるはずなのに何だかモヤモヤ」
「このままだと先が思いやられる。もういっそ別れたい……」
このようなお悩みはありませんか?
情熱的にスタートした恋愛でも、交際1ヶ月目には意外と冷静になってくるものなので、理想と異なる相手の側面に戸惑うこともあるでしょう。
そこで今回は、交際1ヶ月目にして別れたいと思う理由や対処法についてお伝えします。
目次
付き合ってまだ1ヶ月なのに「別れたい」と思う理由
交際を始めたばかりなのに、なぜ「別れたい」と早々に嫌気が差してしまうのでしょうか。
考えられる理由を以下でいくつかご紹介しますので、自分の気持ちに心当たりが無いか探ってみてくださいね。
理想の崩壊
大なり小なり、恋人に対して理想を掲げるのは当たり前の感情です。
付き合う前や付き合ってすぐは相手の良いところしか目に入らないものですが、1ヶ月経過頃には相手の見たくなかった部分、さらには自分の見せたくなかった部分も露呈しはじめます。
それでもお互いを受け入れようと努力するのがカップルですが、理想とのギャップがあまりに大きいと「どうしてもムリ!」となるケースも少なくないでしょう。
相手に合わせることに疲れた
好きな人と付き合えて嬉しい反面、「相手に嫌われたくない」という思いが先立って我慢をし過ぎてはいませんでしたか?
相手のために無理して苦手なものに付き合ったり、直してほしい言動があっても自分の気持ちに蓋をしたりという接し方ではすぐに限界がきます。
「彼(彼女)の喜ぶ顔が見られるなら」と受け入れてきた小さな我慢も、積もり積もって1ヶ月後には「自分勝手で許せない」と感じるようになっているのかも。
「告白されたから」付き合った
自分が告白された側で、相手のことはよく知らないけれど好意を持ってくれたことが嬉しくて付き合った場合も1ヶ月目頃が危ない時期です。
気軽な気持ちでとりあえず付き合うと、「やっぱり違うな」と思いやすいもの。
恋愛の熱量バランスが悪いと、どちらかが優位な態度を崩さないことで短命に終わってしまう可能性も高いでしょう。
価値観の不一致
恋愛観や関係の進め方、その他の物事に対する考えの相違が明らかになるのもこの時期からです。
- 連絡を取り合う頻度
- デートの優先順位
- 金銭感覚の違い
- 食の好み
- 笑いのツボ
- 結婚を視野に入れているか否か
上記のように、相手との考え方の違いを感じる場面が多くあるほど不安に思うでしょう。
別れの選択を回避するための3ステップ!
交際1ヶ月目で別れたいと感じる原因は様々ですが、せっかくのご縁があって結ばれた二人です。
まずは関係改善のために、今すぐできることを考えてみませんか?
STEP1:相手を観察し、良いところを見つける
何かしらの大きな原因がある場合もない場合にも、改めて相手をよく観察し、率先して良い部分を見つけましょう。
第一印象とはまた違った内面の魅力に気づいたら、関係改善の兆しがあります。
今感じている短所と同じくらいに長所を補えれば、スムーズに好きな気持ちを取り戻せるはずです。
STEP2:自分の気持ちを言葉にして伝える
我慢していてつらいことがあるのなら、やはりきちんと言葉にしましょう。嫌われることを過度に恐れているより、正直に打ち明けたほうが上手くいくケースは案外多いです。
もちろん不満を爆発させて感情的に伝えるのではなく、あくまで冷静に、「あなたとちゃんと向き合いたいから」と真摯な気持ちを伝えましょう。
また、文句は何もなく冷めた場合でも、「こうしてくれたらもっと好きになれる」と思うことがあるなら口にしてあげるべきです。
STEP3:困難を一緒に乗り越える覚悟を持つ
お互いが本音を知って向き合えたら、この先を一緒に歩んでいく覚悟もしておくと良いでしょう。
覚悟というと大げさに聞こえるかもしれませんが、交際をする二人の間には幸せなときもあればそうでないときもあります。
その事実を冷静に捉えて、喧嘩を恐れず本音でぶつかり、つらいときにはさりげなく支え合えるような心構えを持ちましょう。
無理はしないで!「別れるべき相手」3つの判断基準
上記の行動を試してもやっぱり「別れたい」と感じるのなら、それは本当に別れ時なのかもしれません。
また、相手に対する違和感や不信感がまったく拭えない場合、大きな問題になる前に早めに別れるのが賢明です。
以下では、別れる決断をするとき参考にすべき基準をお伝えします。
① 明らかに大切にされていない感じがする
- 恋人から人格を否定される
- 感謝や尊敬の念がない
- 都合よく使われている気がする
上記のような扱われ方なら、関係修復などと言っている場合ではありません。
あなたの自尊心や身を守るために、即刻別れるべきです。
② 改善点を何度要求しても変化がない
相手に直してほしいところを何度言っても、真剣に聞き入れて改善しようという様子が見られなければ別れても問題ないでしょう。
交際関係の継続は、自分の努力だけではどうにもできないのが現実です。
たった数ヶ月の間に歩み寄りや思いやりの感じられない相手とは、関係修復の望みが薄いと思ってください。
③ 価値観の違いを受け入れられない
あまりにも価値観が合わなさ過ぎて、冷静かつ建設的な話し合いができないのであれば二人の未来は先が知れているでしょう。
恋人や生涯のパートナーには自分にないものを持っている人がよいという考え方もありますが、それは長く深い関係で生まれる信頼から成り立つものです。
どうしても波長や気が合わない、相手の価値観が受け入れ難いと強く思う場合、無理して付き合う必要はないでしょう。
交際を続けるのも終わらせるのも、強い意思で決断しよう
特に大きな問題もなくマンネリ化しているのなら、まずは相手をよく知ることから始めましょう。
また、我慢していることは正直に打ち明けて、お互い等身大の姿でいるのが長く良好な関係を築く秘訣です。
逆に相手の態度に違和感を覚えたり、話し合いが成立しないくらい価値観が合わなかったりする場合はあなたが努力するまでもなく別れましょう。
決断したら、前向きな未来のために強い意思で進んでくださいね。