元カレ・元カノからのプレゼントを全部捨てるメリットとデメリット！

恋人と別れたとき、その人から貰ったプレゼントをどのように扱っていますか？

別れた時点ですぐに処分する人もいれば、日常的に使えるものであれば気にせず使っているという人もいるのではないでしょうか。

一度はお互いに惹かれて恋人の時間を過ごした仲ですから、思い入れがあるプレゼントも多く残されていることでしょう。

貰ったプレゼントをどうするかは個人の自由ですが、「全部捨てる」ことにはメリットとデメリットがあります。今回は、その両面についてご紹介します。

元カレ・元カノのプレゼントを全部捨てるメリット

元恋人に貰ったものを捨てるかどうかについて、迷ってしまう人は多くいることでしょう。

未練があればある程、処分すること自体にストレスを感じているかもしれません。

そんな人でも、思い切って全部捨てるとどのようなメリットを得られるのでしょうか。

心の整理ができる

元恋人を思い出すものが目につく場所にあると、思い出して心が引きずられることもあるかもしれません。一度はお互いが好き合っている恋人同士だったのですから、情が湧いて辛い気持ちになってしまう人もいるでしょう。

そんなとき、思い切って今までに貰ったプレゼントを捨てれば、過去の恋愛を終わらせて心の整理がつき始めます。ものを手放すという物理的な方法は、精神面でも効果的にリセットされ、新しい恋愛に対して前向きな気持ちになれるでしょう。

晴れやかな気持ちで新しいスタートを切りたいのなら、プレゼントをすべて処分する作戦が有効かもしれません。

空間の確保

物理的に空間が片付き広がることで、部屋全体がすっきりします。恋愛に関係なく、部屋が綺麗になると気分が上がる人は多いでしょう。

不要なものをすべて処分すると自然に生活環境が整い、別れたことが原因で沈んでいた気持ちも不思議と回復し、前向きな心になれるかもしれませんよ。

「新たな良いものを迎え入れる準備」と思い、まずは場所を取っている大きなものから順に処分していくのはいかがでしょうか。

換金できる可能性がある

別れたときにプレゼントを処分しようと考える人の中には、ただ「捨てる」のではなく「フリマや質屋などで売る」ことを選択する人も多いです。

ブランド品やアクセサリーなど、一般的に価値があるものを捨ててしまうのはもったいないと思う気持ちもあるのでしょう。

せっかくの商品も無駄にならないですし、多少でも換金できるのならば捨てようか悩む気持ちも後押ししてくれますよね。

元カレ・元カノのプレゼントを全部捨てるデメリット

別れた寂しさや悲しさ、もしくはケンカ別れをして怒りの感情にまかせて「一気に捨ててしまおう」と考えることもあるかもしれません。

そのような流れからすべて処分してしまう場合、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか。

感情的な損失

過去のプレゼントには思い出や感情が詰まっているため、捨てることでそれらの一部を失うことになります。

つまり、良い思い出も含まれていると、その喪失感は計り知れません。人によっては、新しい恋愛に踏み出す前に、少し余韻に浸っていたほうが心の平穏が保てる場合もあるのではないでしょうか。

自分の気持ちが整理できるまでは、手元に置いておくのも良いでしょう。

後悔する可能性がある

一度捨ててしまうと取り戻せないため、「あのとき捨てなければよかった」といずれ後悔することも考えられます。

特に高価なものや希少なものは、その価値を後で認識することも。万が一相手との関係が修復した場合も、再び同じものをもらえるケースはまずありません。

別れたショックで自暴自棄になり、勢いで捨ててしまって後悔することがないように、一度冷静になるマインドも大切でしょう。

思い出を処分するベストタイミングとは？

思い切って全部捨ててしまおうと思っても、いつ処分するのが正解なのかを迷ってしまう方もいるかもしれません。

では、元恋人から貰ったプレゼントを捨てるベストタイミングはいつなのでしょうか？

別れて一ヶ月経ってから

プレゼントの内容や金額、付き合った期間にもよるので一概には言えませんが、別れたあとに「返す、返さない」でトラブルになるカップルも中にはいるようです。特にケンカ別れの場合、万が一「返して」と言われる可能性も考慮して、一ヶ月程度は保管しておくのがベストでしょう。

また、別れた直後ならまだしも、別れて一ヶ月以上経過してから「返して」というのは相手のほうが非常識です。もし言われたとしても、一ヶ月経過していれば「もう捨てたよ」と答えることに不自然さはありません。

新しい恋人ができたとき

新しい恋人ができたタイミングは、まさに捨て時です。

中には「自分の恋人が、元恋人からプレゼントされたものを使っているのが嫌」という理由でケンカになるパターンもあります。

自分が使っているものに対して、わざわざ「これは以前付き合っていた人から貰った」と宣言する人はいないでしょうが、言わなくてもなんとなく察してしまう勘の良い人や、心配性な人もいます。

新しい恋人とフェアな気持ちで付き合うためにも、前向きに処分を考えるべきでしょう。

次の恋愛に進みたいとき

プレゼントが手元にあることで、「次の恋愛に踏み切れない」と感じるならば処分するべきでしょう。

思い出の品は、品物以上に価値のある思い出が詰まっています。プレゼントを見ることで、元恋人の面影を感じて次の恋愛を考えられないのならば、心の整理を目的に処分を検討してください。

まずは目につく場所から遠ざけてみましょう。存在を隠すことで、いずれ吹っ切れる可能性もあります。

やがて気持ちが前向きになり、「そろそろ次の恋愛に踏み出したい！」と思ったときが、プレゼントを全部捨てるベストタイミングなのかもしれません。

全部捨てる前に、まずは冷静になって

元恋人からのプレゼントを捨てるのはメリットとデメリットがありますが、別れたことで傷つき、心の整理が必要ならば、思い切って手放すのも一つの方法です。

ただし、すべて処分したときに後悔しないためにも、最終的な決断は自分自身の気持ちと状況を冷静に考えてからにしましょう。

大切なのは、自分の幸福と心の平穏を最優先に考えること。自分の気持ちを大切にした上ですっきりと手放せたなら、新しい恋愛への一歩を踏み出しましょう。