どんなに仲良しなカップルでも些細なきっかけで喧嘩に発展する可能性はあり、最悪の場合は喧嘩別れになってしまうことも珍しくありません。
つい勢いで切り出してしまいがちな喧嘩別れは、すぐに後悔して「早くよりを戻したい」と考える人も多いのではないでしょうか。
とはいえ焦りは禁物です。相手の怒りや戸惑いが収まっているとは限らないため、慎重に行動しなければなりません。
そこで今回は、喧嘩別れから復縁して仲直りするための方法をご紹介します。
目次
まずは「冷却期間」を設けよう
喧嘩別れになってしまった場合、まずはお互いに気持ちの整理をする時間が必要となります。
なぜなら喧嘩別れの直後は、お互い感情的になっていることが多いもの。そのため、冷却期間を設けて距離を置くことが大切なのです。
ここで注意しておきたいのは、どれくらいの期間を空けるかです。そのタイミングを見計らうためのポイントを以下でご紹介します。
別れ際の状況を考慮する
喧嘩別れといっても、どのような形でそうなったのかで状況は少し変わってきます。
自分から別れを切り出した場合は、あまり時間を置かなくても仲直りして復縁できる可能性が高いかもしれません。冷静になるための期間として数日～1週間ほど様子を見て、しっかり謝罪をすれば相手も受け入れてくれるでしょう。
その一方、相手から別れを切り出された場合には十分な冷却期間を設けておく必要があります。
別れを口にすることは、それだけの強い怒りや致命的な何かがあったのだと考えておいたほうが良いためです。まずは1ヵ月ほど待ってみて、相手から連絡がくるかどうか様子を見ましょう。
普段の関係性で見極める
たとえば普段は仲良しでも何かのきっかけで口論となり、その勢いで喧嘩別れしてしまった場合には、あまり長く時間を置かないほうが良いでしょう。とはいえお互い冷静になる期間を考慮して、1週間ほど様子を見て行動するのがおすすめです。
その逆で、普段から喧嘩が絶えなかったカップルの決別であれば、しっかり冷却期間を取ることが必要といえるでしょう。まずはいつも喧嘩になってしまう原因を見つめ直し、同じことを繰り返してしまわないための対策を考えるべきです。
また、冷却期間の見極めはむずかしいところですが、もしも数ヵ月以上連絡が取れていない場合、気持ちはどんどん離れてしまうばかりなので注意しましょう。
喧嘩の原因を探って改善する
お互いが冷静になって気持ちを整理するための時間だからこそ、二人の喧嘩の原因をきちんと把握して改善しておくことも重要です。
喧嘩別れに発展したのは受け入れられない怒りの原因があるためで、円満な仲直りに必要なのは、この原因に対する改善策です。
原因を探って向き合うことは、この先も相手とずっと一緒に過ごすための基盤にもなります。まずは喧嘩のきっかけや自分の言動・態度も振り返ってみてください。
自分に問題があったかもしれないと思う所や反省点を見つけたら、素直に受け止めつつ改善方法を探ることで、過ちを繰り返さずに二人の関係を良い方向へとステップアップさせられるでしょう。
冷却期間を過ぎたら連絡を取ってみよう
冷却期間を適切に置けたら、いざ相手に連絡をしてみましょう。しっかりと期間を設けていれば、相手も冷静になっている可能性が高く、「自分も悪かったかも」と思えるようになっているかもしれません。
注意すべき点は、いきなり復縁を求めないこと。「最近どう？元気にしてる？」など、近況を伺うような連絡内容に留めておくのがベストです。
まずは謝ることが大切
さり気なくで構わないので、喧嘩別れした日がずっと気になっていたこと、後悔していることを素直に伝えてみてください。そして「あの時はごめんね」と謝罪をしましょう。
特に原因が自分にあった場合、何よりも素直に謝ることが大切です。このとき、ただ謝るだけではなく、具体的に何が悪かったのか、反省している点や今後どうしていきたいのかも伝えてください。
誠意のある気持ちが伝わるほど、相手は理解を示しくれるようになり、復縁を受け入れてもらいやすくもなるはずです。
相手が怒っていたら？
冷却期間を設けても、怒りが収まらずにイライラしている場合もあるでしょう。
自分は冷静でも、相手がそのような状態では話しても良い結果につながりません。さらに怒りが加速してうんざりされるなど、かえって火に油を注いでしまい、余計に関係を悪化させる可能性も。
気持ちが落ち着くのに必要な時間は人それぞれです。焦らず相手の様子を伺い、謝罪をしても響かないほどに怒っているようならば、出直すことを視野に入れるのも選択の一つでしょう。
相手が気持ちを整理できていなかったら？
自分は答えが出せていても、相手も同じとは限りません。
怒りはなくとも、「気持ちの整理がつかない」「どうして良いのか分からない」といった状態である可能性もあるのです。
そんなときは、しつこく連絡を取って話を詰めようとせず、ゆっくりと信頼関係を築き直しましょう。恋人ではなく、友人のような立ち位置を意識すると良いかもしれません。
相手の警戒心が緩んでいき、関係が安定してくれば、自然と復縁にも近づきます。
第三者に協力してもらう方法も
連絡するタイミングやきっかけが掴めないといった場合、共通の友人や知り合いを頼って協力をお願いしてみるのも良い方法ですよ。まずは喧嘩してしまったこと、仲直りして復縁したいと思っていることを打ち明けて、どうすればよいのか客観的なアドバイスをもらいましょう。
自分の力で解決できないときは、誰かの力を借りることも大切です。感情的な別れであるほど自分自身が見えていない状態が続いているケースも多いため、他者のアドバイスで気づくことも多くあるのではないでしょうか。
また、第三者だからこそできることはたくさんあります。二人の共通の友人なら、相手の近況の確認や、仲直りするために助言をしてもらうなど、さり気ないサポートを期待できますよ。
喧嘩別れはタイミングを見て仲直りしよう
喧嘩別れした相手との復縁は決して簡単なことではありませんが、焦らず順序を立てて行動すればその可能性は十分にあります。
勢いで別れたものの、のちに後悔してしまうことが多いのが喧嘩別れ。特に、感情のまま勢いだけで別れた場合はお互いが後悔している可能性も高いです。
まずは十分な冷却期間を設け、気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
今回の記事を参考に、相手と慎重に仲直りを図り、今まで以上に素敵な関係を築けるように願っています。
