「MBTI」は、スイスの精神分析家ユングの著書を元にアメリカで誕生した性格診断で、人間の性格を16種類のタイプに分類する心理テストです。
自分の性格のタイプを知ることで、強みや人との相性、恋愛傾向なども分かります。
ところで恋愛には様々なタイプがいると思いますが、例えば失恋からの立ち直りの早さは人それぞれ。
今回は、「MBTI」診断による性格の分類から、失恋を引きずりがちなタイプと、気持ちの切り替えが比較的早いタイプをランキング形式でご紹介します。
目次
「MBTI」の16タイプとは?
「MBTI」は、人との関わり方、ものの見方や判断の仕方、興味関心の方向性などによって16のタイプに分類されます。
人それぞれの強み、特徴、今後の課題を整理することでその人の成長につながり、まわりの人との違いを理解することで人間関係作りに役立てられることも。そんな「MBTI」の16タイプは以下のとおりです。
- INTJ(建築家)…想像力が豊かで戦略的な思考の持ち主。
- INTP(論理学者)…貪欲な知識欲を持つ、革新的な発明家。
- ENTJ(指揮官)…大胆で想像力豊か、強い意志を持つ。
- ENTP(討論者)…賢く好奇心旺盛。大胆。
- INFJ(提唱者)…物静かで神秘的。理想主義者。
- ENFJ(主人公)…カリスマ性のあるリーダー。
- INFP(仲介者)…優しく親切な利他主義者。
- ENFP(運動家)…情熱的で独創的、かつ社交的な自由人。
- ISTJ(管理者)…実用的で現実的な思考を持つ。
- ISFJ(擁護者)…心が温かく献身的。繊細。
- ESTJ(幹部)…物事や人々を管理する能力に長ける。
- ESFJ(領事)…思いやりがあり社交的で人気者。
- ESTP(起業家)…賢くてエネルギッシュ、鋭い知覚の持ち主。
- ISTP(巨匠)…大胆で実践的な思考を持つ実験者。
- ISFP(冒険家)…柔軟性があり魅力的な芸術家。
- ESFP(エンターテイナー)…明るく社交的、周りを退屈させない。
【失恋を引きずるタイプのMBTI】ランキングTOP5!
失恋の悲しい心の痛みを引きずるのは、どの「MBTI」タイプに多いのでしょうか。早速みていきましょう。
1位 ESTP(起業家)
ESTPタイプは、自由奔放で行動的な性格です。
恋愛においても情熱的なため、失恋した際はその痛みを深く感じ、長く引きずることがあります。
また、事実や結果を優先させる傾向だからこそ、恋愛が終わった現実を直視してそれに苦しみやすいのでしょう。
失恋を乗り越えるためには、自分の感情を大切にし、自分自身を許すことが大切です。
2位 ISFJ(擁護者)
ISFJタイプは、思いやりがあり他人の気持ちを敏感に察知します。
だからこそ、恋愛関係が終わった後も相手の気持ちを考え過ぎてしまい、悲しみを長く引きずりがち。
また、過去の経験を大切にするため、過去の恋愛を忘れるのが難しいこともあります。
3位 ESTJ(幹部)
ESTJタイプは、自分の信念を大切にし、物事を計画的に進める傾向があります。
自分の行動や決断に対する責任感が強いため、恋愛がうまくいかなかったのは自分のせいだと苦しむこともあるでしょう。
しかしその一方で、困難を乗り越えるための具体的な行動を起こす力も持っています。失恋を乗り越えるためには、自分自身を大切にし、自己肯定感を高めていくことが大切です。
4位 ENFJ(主人公)
人との関わりを大切にし、他人の気持ちを敏感に察知するENFJタイプは、恋愛においてもその傾向が強く出ます。
パートナーに寄せる思いが非常に深いため、一度失恋をしてしまうとその痛みが強く刻まれてしまいます。
しかし、それは真剣に恋愛と向き合って、相手を深く愛していた証でしょう。
5位 INTP(論理学者)
論理的思考が得意で、物事を理論的に捉えるINTPタイプは、恋愛における出来事も論理的に解析して理由を求める傾向があります。
そのため、失恋したときも原因を深く探求し、自分の中で納得するまで痛みを引きずります。しかしそれは、自分自身を見つめ直すための大切な過程になるでしょう。
【失恋からの切り替えが早いMBTI】ランキングTOP5!
ここからは逆に、気持ちの切り替えが上手く、失恋からの立ち直りが早いタイプをみていきましょう。
1位 ENTP(討論者)
好奇心旺盛で常に新しいアイデアを求めるENTPタイプの人にとって、失恋は新たな可能性の始まり。失恋を一つの経験として捉え、そこから学びを得ようとします。
また、社交的で話術に長けているため、新しい出会いにも積極的です。
さらには自己分析が得意なので、失恋の原因を冷静に分析し、次の恋愛に活かせるのも恋の切り替えが早い理由の一つです。
2位 ISFJ(擁護者)
優しく思いやりのある性格のISFJタイプの人は、自己防衛本能も強いのが特徴です。
失恋した後も自分を大切にする気持ちを忘れません。
また、まわりの人々のサポートを素直に受け入れられるので、心の傷を癒すのが上手です。
自分の感情を大切にしながらも、現実的な対処法を見つけ出せるため恋の切り替えが早いといえます。
3位 ESTJ(幹部)
ESTJタイプの人は、現実的で効率を重視する性格の持ち主です。
恋愛も人生の一部に過ぎず、失恋したときも、長く悩むよりも前を向いて進むことを選びます。
感情に流されず、論理的に考えるのが得意なので、失恋の痛手を客観的に分析して次のステップに進むための行動計画を立てられるでしょう。
4位 ENTJ(指揮官)
ENTJタイプの人は、論理的思考と強い意志を持ち合わせています。
失恋を経験しても、それを人生の一つの課題として冷静に分析する傾向があります。
感情に流されるよりも次の目標に向かって進むことを選ぶので、恋愛においても効率的に切り替えを行い、新しい関係性を築けるでしょう。
5位 ISFP(冒険家)
ISFPタイプの人は感受性が豊かで、その時々の感情に素直です。
失恋の痛手は深く感じるものの、新しい刺激や体験に惹かれる性質も持ち合わせています。
また、冒険家らしい性格から、突然の決断で環境を変えることも。
そうした行動が、結果的に恋の切り替えを早めることにつながります。
MBTIで自分の恋愛傾向を見つめ直し、前向きな恋をしよう
自分のMBTIタイプはどれかに当てはまりましたか?MBTI診断によって自分の性格の特徴や強みを理解することは、自己成長にもつながります。
また、まわりの人との関わり方や、コミュニケーションツールとしても役に立ちます。様々な感情を味わう恋愛においても、自分や相手の「MBTI」を知ることで、よりよい関係を築く手がかりとなるでしょう。
たとえ悲しい失恋をしても、自分らしさを大切にしながら、さらなる成長や次の恋につなげられるとよいですね。