入籍日は、幸せな二人の結婚生活のスタートとして大切な日となりますよね。その日は「縁起の良い日」を選んで、これからの人生をより明るいものにしたいと考える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2025年にゴールイン予定のカップルに向けて、おすすめの入籍日やその選び方などを詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
入籍に縁起の良い日を選ぶ理由とは?
日本では、古くから暦や日取りを重視する文化があります。結婚や入籍などは人生の節目となるため「幸せになるための運気を引き寄せたい」と願い、縁起の良い日を選ぶカップルが多い傾向にあるのです。
そして、吉日は運気を高める日とされ、幸運をもたらすと信じられてきました。結婚は二人だけのものではなく、ご家族も含めた大きな節目となるもの。とくに年配の方は縁起を重視しやすい傾向のため、できる限り最良の日を選ぶのが最善でしょう。
日本で縁起の良い日&その意味をご紹介!
まずは、日本の暦で縁起が良いとされる代表的な吉日をご紹介します。
大安(たいあん)
中国の占いから伝わったとされる、吉凶を占う指標となる六曜の1つで、入籍や結婚に最適の日とされています。
「大いに安し」という意味で、万事において最高の運勢を期待できるといわれているため、多くの方が気にするもっとも有名な吉日です。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒の種が万倍にも増える」という意味を持ち、新しい物事を始めるのにふさわしいといわれている日です。
つまり、これから多くの幸せを掴んでいくための新しいスタートをきる二人にとって絶好の日といえるでしょう。
天赦日(てんしゃにち)・天恩日(てんおんにち)
天赦日は「最上の吉日」で年に数回しかありません。中国の暦に由来しており、天がすべての罪を許し、この日の行動はすべてうまくいきやすいともいわれています。
その一方、「天の恩恵をすべての民が享受できる日」とされている天恩日は5日続きます。
母倉日(ぼそうにち)
「母が子を慈しむように天が人々を慈しむ日」として親しまれる、日本の暦における吉日の一つです。
天が人々に特別な慈愛を注ぎ、善行が報われやすい日と信じられているため、結婚や入籍、建築の開始など、大切な物事を始めるのに適した日ともされています。
大明日(だいみょうにち)
「太陽が隅々まで照らし、運気を向上させる日」として、日本の暦においてとくに吉日といわれることが多いです。
何事を行うにも縁起が良く、成功が期待できるとして古くから大切にされてきた特別な日です。
2025年の具体的な吉日は?
暦の意味を把握したら、実際の吉日がどの日に当てはまるのか気になりますよね。
ここでは、2025年に入籍を考えている方はもちろん、何かを始めたいときや大切な勝負をしたいときにもぜひ参考にしてほしい1日を月ごとにいくつかご紹介します。
1~3月
2025年の1月はすべての大安が凶日なため、「友を引き込む」という意味を持ち、六曜で大安の次に縁起の良い日である「友引」がおすすめです。なかでも1/2・1/26は大明日、1/14の天恩日が良いでしょう。ただ、友引は11時から13時までが凶とされているため、入籍届を出す時間帯には注意してください。
2月は20日が大安かつ大明日、6日と18日は大明日かつ一粒万倍日となります。
3月は大安で吉日な日が多く、その中でも31日が母倉日、15日が天恩日、3日・27日が大明日なのでぜひチェックしておきましょう。
4~6月
新年度となる4月は忙しい方も多いと思いますが、そんな中でも注目してほしいのは29日。大安かつ天恩日の祝日となります。
5月は11日が大安かつ一粒万倍日かつ天恩日です。
そしてジューンブライドとされている6月は、11日が友引かつ大明日かつ天恩日でおすすめです。
7~9月
7月はどちらも友引ですが、15日・27日が一粒万倍日です。
8月は大安かつ一粒万倍日かつ天恩日の祝日となる、8/11がおすすめ。
そして9月は大安で吉日な日が多いので、探しやすいかもしれません。特に9/8、9/20、9/14が吉日の重なる良い日です。
10~12月
10月は19日が大安かつ大明日かつ一粒万倍日。また、26日も友引かつ天恩日で良い運気が巡っているでしょう。
11月は10日が大安かつ天恩日です。また、「いい夫婦の日」とされる11/22日は六曜で「赤口(しゃっこう)」の凶日となるため少し注意しましょう。
年の最後を締めくくる12月はというと、3日が大安かつ大明日でおすすめです。素敵な「年末婚」をしたいというお二人なら、友引かつ大明日かつ母倉日の29日が良いかもしれません。
おすすめの入籍日の選び方をご紹介!
1年の間には様々な吉日があるものの、具体的にどのように選んだらよいものか悩みますよね。
最後に、二人にとっておすすめの入籍日の探し方・選び方をご紹介します。
記念日と一緒に考える
入籍を結婚記念日とする方が多いため、二人にとって思い入れのある大切な日を「結婚記念日」として毎年お祝いできると素敵ですよね。
たとえば、出会った日や付き合い始めた日、プロポーズの日などと一緒に吉日を探してみてはいかがでしょうか。
毎年決まっている祝日を選ぶ
二人の大切な記念日として、できるだけ一緒に過ごしやすいように、毎年決まっている祝日を中心に選ぶのもおすすめです。
ちなみに2025年で大安となる祝日は、4/29、5/5、8/11が挙げられます。
語呂合わせもする
「既存のイベントではなく新たに自分たちの記念日を作りたい」という考え方も素敵ですよね。
たとえば縁起を担いで3/9(サンキュー)など、語呂の良い日を選べば覚えやすくもありおすすめです。
ただし、前述したように11/22の「いい夫婦の日」は2025年の場合、凶日になることを念頭に置きましょう。
2025年の縁起の良い日に入籍して幸せな結婚生活を送りましょう
2025年の具体的な吉日、おすすめの入籍日の選び方についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
結婚は二人だけのものではなく、ご家族も含めた大きな節目となるものです。ただの数字と捉える方もいるかもしれませんが、多くの人々に祝福してもらうためにもできるだけ慎重に選ぶとよいでしょう。
ぜひこのコラムを参考に新たなスタートとなる最良の日を探してみて、二人の幸せな結婚生活をスタートさせてくださいね。