せっかくデートの約束をしたのに、急に行けなくなってしまうことってありますよね。
恋愛の場合、正式に付き合う前の、相手のことをまだよく知らない段階でのドタキャンは致命傷となる場合も…。
また、ドタキャン後の言動を誤ると、その後の相手との関係が水の泡になる可能性も決して少なくありません。
そこで今回は、やむを得ず断らなければならない場合の適切な断り方をはじめ、次のチャンスにつながるアフターケアについてみていきましょう。
目次
ドタキャンの定義とは?「どこから」がヤバイ?
ドタキャンとは一般的に、2日前~当日キャンセルの際にそう受け取る方が多いようです。
とはいえそのタイミングや許容範囲は、人によってかなり違います。職業や働き方、休日の取り方によってもドタキャンに対する意識の差が生じるといってよいでしょう。
そして正式に付き合う前のデートであれば、お互いのことがまだよくわかっていないからこそできるだけ約束は守るべき状態といえます。
たとえばマッチングアプリを介しての出会いの場合、「単なる遊びでもう興味がないということかな」「ほかに良い人を見つけたのかな」などと誤解が生じるかもしれません。相手に脈ナシと思われないように、伝え方には注意が必要です。
付き合う前のデートをドタキャンする「やむを得ない」理由3選!
一般的なドタキャンの理由としてよく考えられるのは、以下の3パターンが挙げられます。
どのような断り方をすれば良いのか悩んでいた方は、ぜひ参考にしてみてください。
「それなら仕方ないのか…」と思ってもらえるように、誠意をもって伝えてくださいね。
① 「体調を崩したから」
体調の変化は、予期せず突然起こるもの。女性の場合、生理痛や生理前の急な体調不良もよくあります。
せっかくのデートは万全の状態で楽しみたいからこそ、無理は避けるべきです。
誠実な相手なら、それがたとえ当日であってもすんなりと納得してくれるはずですよ。
② 「優先度の高い急用ができたから」
たとえば重大な仕事が急に入ったり、大切な家族や友人に緊急事態が起きたりなど、ほかにどうしても優先しなければならないアクシデントが発生してしまうケースもあります。
付き合う前でまだ仲が深まっていない段階なら、ほかの重要な問題を優先するのは当たり前。
相手もきっと、その気持ちに共感をしてくれるのではないでしょうか。
③ 「日程や待ち合わせ場所を勘違いしていたから」
うっかりして、約束の日や待ち合わせ場所を勘違いしてしまう可能性も十分にありえます。
ここで重要なのは、その伝え方。相手は間違えずに準備をしてくれた以上、適当に謝罪されただけでは気が済まない可能性もあるでしょう。
「絶対に次はミスしない」「必ずこの埋め合わせをしたい」などと反省の気持ちを誠実に伝えてください。
「誠意」が伝わる断り方・振る舞い方のコツとは?
人間誰しも、どうしても約束を断らなければならないときがあります。とはいえ今後の関係性にも大きく響いてくるため、できる限り伝え方には注意したいですよね。
ここからは、ドタキャンでも気持ちが伝わりやすい断り方のコツをご紹介します。
連絡はできるだけ早く
気まずくて引き延ばしがちなキャンセルの連絡は、早ければ早いほど良いです。
「どう説明しようかな」「怒らせたらどうしよう」などとモヤモヤ考えている間にも、どんどん時間は経ってしまうためです。
予定が入りそうだなと分かった時点でスムーズにそのことを伝え、相手への負担を最小限に抑えるような努力が垣間見えれば「信頼できる人だ」と好印象に転じる可能性も?
理由をきちんと説明し、心から謝る
相手が納得できるよう、ドタキャンの理由を丁寧に説明することが大切です。
ただし、見え透いた嘘や言い訳は逆効果。相手が大切な存在なら、なるべく正直に誠実に伝えるのがベターでしょう。
そしてどんな理由であれ、約束を断ることは相手の時間を奪うことにつながります。自分は悪くない、どうしようもないと真っ先に思うのではなく、相手の時間や気持ちを無駄にしてしまった事実を認め、誠心誠意謝るのが先決です。
傷つけないためなら嘘もあり
相手に好意があっても、気分が乗らずに「やっぱり会いたくないな」と思ってしまうこともあるでしょう。
ただし、その気持ちを素直に伝えると良くない誤解を生んでしまう可能性が高いです。
急な仕事が入ってしまった、体調が優れないなど、先述したよくある理由に置き換えるのも時にはあり。とはいえそんな言動を繰り返すと信用を失ういっぽうなので、ほどほどにしましょう。
キャンセル料などを必ず支払う
予約したお店のキャンセル料や前もって準備をしてもらったものなど、もしも事前に金銭が発生していれば、責任を持って負担するという気持ちを伝えましょう。
やむを得ない事情でドタキャンされた側は、自分に否が無いものの金銭面について言い出しづらいもの。進んで責任感のある態度を見せることで、信頼関係を維持できます。
付き合う前のドタキャンのアフターケア
ドタキャン後のフォローは、今後の関係を左右するほど重要なものです。
予定を調整し直す際や、今度こそ会えたタイミングでなるべく丁寧な謝罪を心がけましょう。
「せっかく予定を空けてくれていたのにごめんなさい」「先日は迷惑をかけて本当にすみません」など、誠意のある謝罪が一つあるだけでも相手の不信感は薄まるでしょう。
「大丈夫ですよ」「仕方ないよね」と許してもらえたら、お礼も忘れずに。礼儀正しい受け答えは好感度につながります。ただし、空気を壊すほどしつこく言うのは避けましょう。
また、相手の都合の良い日を優先して次の約束を取り付けるのがベター。ドタキャンしておいて、自分の予定に合わせてもらうのはNGです。
ドタキャンは誠実な態度で謝罪して、次のデートにつなげよう
体調不良や急な仕事、予期せぬトラブルなど、せっかくのデートを仕方なくドタキャンしてしまうことはあります。
一度のドタキャンで、恋が終わってしまうわけではありません。やむなくドタキャンをしてしまったのなら、きちんと謝罪の気持ちを伝え、「またぜひ会いたい」と思ってもらえるような言動を心がけていきましょう。
ドタキャン後のフォロー次第で、むしろ好感度をアップできる可能性も。次のデートをお互いに、心から楽しみにできるとよいですね。