「ぶりっ子は嫌われる」とよく言われますが、実際にはぶりっ子を好む男性も一定数存在しますよね。
なぜ彼らはぶりっ子に惹かれるのか、そしてどのような場面で心をつかまれてしまうのでしょうか?
本記事では、ぶりっ子を好きな男性の心理構造やタイプを解説するとともに、恋愛に活かせる可愛げのある“ぶりっ子テク”、そして本当に効果がある相手なのかを見極めるポイントについても紹介します。
自分らしさを保ちながら、意中の人の心を掴むためのヒントに活かしてみてください。
目次
ぶりっ子を好きな男性心理とは?
ぶりっ子と聞くと「計算高い」「媚びている」といったマイナスイメージが浮かびがちではないでしょうか。
しかし一方で、「守ってあげたい」「かわいい」と感じる男性も少なくありません。
なぜなら、人間の恋愛心理には単純な好悪で語れない複雑な構造があるからです。
ぶりっ子の言動は優位性・承認欲求をくすぐる
ぶりっ子は、「お願いする」「甘える」といった仕草を自然に繰り返せるだけでなく、「すごい!」「頼りになるね」といった言葉を日常的にかけられる褒め上手な人が多いのも特徴です。
これらは男性に“頼られている実感”をわかりやすく与える言動。職場や社会で「強くあれ」と求められる男性にとって、弱さを見せてくれる身近な存在は優位性や承認欲求を満たしてくれる心地よい人物となりやすいのです。
特に、普段から自信を持ちづらそうにしている男性にとっては大きなインパクトを与える要素です。
非日常感への憧れの具現化
仕事に追われがちな毎日の生活は、効率や合理性を求められてばかりで疲労が蓄積していくもの。
そんな日々に、全力の可愛らしさをふりまきながらちやほやしてくれる女性が現れると、男性は思わず日常からの解放感や癒しを覚えます。
たとえるなら、忙しい一日の終わりに見た癒し系ドラマのワンシーンに近い感覚なのかもしれません。男性は、一瞬でも現実を忘れさせてくれるような女性につい惹かれるのです。
ぶりっ子が好きな男性はどんなタイプ?
ぶりっ子の愛嬌が特に刺さる男性には、以下の通りいくつかの共通した特徴があります。
プライドは高いが内心は不安定
外見や肩書きに自信を持っている一方で、心の奥では「自分は認められているのだろうか」と不安を抱えているタイプ。
そんな男性にとってぶりっ子の「褒める・頼る」は、不安を一瞬で解消する薬のような効果を発揮するでしょう。
リーダーシップを発揮したい男性
「俺についてこい」というリーダー精神を持つタイプは、素直に従ってくれる相手を無意識に求めがちな傾向です。
ぶりっ子の言動は、常に自分に対して愛想をふりまいてくれる “従順な恋人”のように映って自然に好意を寄せやすいということです。
癒しを求めているサラリーマン層
仕事でストレスを抱えた男性ほど、柔らかい仕草やかわいらしい声に癒されたいという欲求が強くなります。
ぶりっ子の少し大げさな「かわいい仕草」が、まるでアロマの香りや温泉のように精神を解放してくれる可能性を秘めているのです。
マッチングアプリで出会う男性も、例えば「仕事で部下を引っ張っている」「頼られることが多い」などと書いている男性ほどぶりっ子を好む傾向が強いかもしれません。
「愛されるぶりっ子」と「嫌われるぶりっ子」の違い
ぶりっ子を真似することは、プラスにもマイナスにも転びかねない諸刃の剣です。
まずは成功例と失敗例を整理すると分かりやすいでしょう。
例えば【愛されるぶりっ子】によく見られる特徴は次の通り。
- 自然で嫌味のない褒め言葉
- 場の空気を和ませるために笑顔を見せる
- 男性だけでなく同性の友人や同僚にも好かれる
一方で、【嫌われやすいぶりっ子】には以下のような特徴が見られます。
- 男性にだけ態度を変える
- 過剰に依存し、自己解決を放棄する
- 「計算してやっている」と分かるほどわざとらしい仕草を繰り返す
このような特徴からわかるように、素直な性格で相手を楽しませる愛嬌を持つ女性は好印象につながりやすいです。
一方で、あからさまに態度を使い分けていたりわざとらしく思うほどあざとい言動が目立ったりする女性は見抜かれて逆効果になる可能性が高いでしょう。
ぶりっ子を活用した恋愛テクニック
実際に、婚活や恋活で活かせる“ぶりっ子テク”にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、初心者でもわざとらしくならないおすすめの仕草や言動を簡単にご紹介します。
- 少しの甘えを取り入れる
「これお願いしても良い?」と小さなことを頼むだけで、男性は守りたい気持ちを刺激されます。少し控えめに、上目遣いで伝えてみるのがおすすめです。
- 声や仕草で柔らかさを出す
話すときに少しだけトーンを上げたり、笑顔を意識したりするだけでも印象は大きく変わります。大げさではなく自然なアピールを意識してください。
- 褒め言葉を添える
「やっぱり頼りになるね」「すごいね」といった一言は、モテるぶりっ子要素の王道。男性の承認欲求を効果的にくすぐります。
- 場を和ませるユーモア
わざと天然っぽい言動を交え、初対面の場でも緊張を解くことで「かわいい」「癒される」と思わせることが可能です。
ぶりっ子が苦手な男性の見極め方
もちろん、たとえ愛されキャラのぶりっ子であっても「キャピキャピしたタイプは苦手」と距離を置きがちな男性も一定数存在します。
- 好意を全面に押し出して話していてもリアクションが薄い
- ボディタッチの反応も薄い
- 甘えをスルーして話題を変える
- 「効率的」「合理的」といったキーワードを多用する
このような反応を見せる男性の前では、無理にぶりっ子を続ける必要はありません。
むしろサバサバとした自立的な態度を示したほうが魅力的に映るでしょう。
また、普段からモテている高スペックな男性ほど効果は薄い傾向。好きな人からのアプローチなら嬉しいものですが、片思いの段階なら別の方法で気持ちを掴む工夫をしてみましょう。
ぶりっ子は武器にもリスクにもなる!?
ぶりっ子を好きな男性は確かに存在し、彼らにとっては「守りたい」「癒されたい」という心理を満たす存在になり得ます。
ただしやりすぎれば逆効果で、意中の相手だけでなく同性からの反感を買うことも。あくまで自分らしさを大切に、状況に応じてぶりっ子要素を取り入れることがポイントです。
恋愛において大切なのは「相手のタイプを理解すること」と「自分の魅力を活かすこと」の両立。
ぶりっ子は、その二つをつなぐ“スパイス”程度に捉えれば、今の恋愛をより充実させられるでしょう。






