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両片思いは友達以上恋人未満の関係
両片思いは、「本当は両思いなのに告白をしていないので片思い」という状態を指した新しい関係。つまり、友達以上恋人未満という楽しいけれど複雑な関係です。また、両片思いは本人たちは片思いだと思っているため、タイミングが合わないとお互いの気持ちが離れてしまうことも。そのため、両片思いから両思いへお付き合いを進展させるためにも、今の二人の関係を正しく把握しておくことが大切です。
周りからはバレバレ?両片思いにありがちな特徴
両片思いの男女は、周りから見ると二人が両思いなのがバレているほど親密な関係。そこで、自分の状況が両片思いなのか確かめるためにも、二人の特徴的な言動を解説していきます。
何気ないときに相手と目が合う
片思いの相手が何をしているのか気になり、つい目で追ってしまうことがあります。両片思いの場合はお互いに相手のことを目で追ってしまうため、職場などで何気ないときに目が合ってしまいます。しかし、相手と目が合っても、自分のことを見ていたと思わないことも。そのため、両思いであることに気が付かず両片思いになってしまうのです。
体の距離感が近い
知らない人ほど距離感を保ちたくなる一方で、親しい人や好意を寄せる人ほど身体的な距離が近くても苦痛を感じません。むしろ、好きな人だからこそ近づきたいと思うもの。そのため、両片思いの二人は並んで歩いているときに肩などが当たってしまうほど、近い距離感で行動しています。しかし、自分から近づきたい気持ちが大きいため、相手から自分に近づいてきたという発想がなく、「今日は距離感が近いな」程度にしか感じていません。
自然体な自分でいられる
他人と仕事をしたり会話をしたりするときには、気を使うことも多く緊張してしまうもの。一方、両片思いの二人は、一緒にいる時間が心地よく感じているため自然な態度で接しています。特に、友達でいる期間が長いほど自分をさらけ出しているため、周りからは二人の仲の良さに本当に付き合っていないのか疑問に思ってしまうほど。お互いに友達だと思っているからこそ、変に気を使ったりかっこよく見せたりしないので、自然体でいられるのかもしれません。
頻繁に連絡を取り合っている
両片思いの二人にとって、出社したときやお昼休みには直接会って会話することや、気軽にメッセージをやり取りするのは日常的なこと。普通の友達にはわざわざ連絡しないようなことでも、両片思いの相手には逐一報告していたり、用がなくても電話やLINEで連絡したりしがちです。ふとしたときに連絡をして、相手が自然に対応してくれるなら、それはもう両片思いの状態でしょう。
話題が豊富なのに恋愛の話が出ない
両片思いの二人は連絡を頻繁に取り合うほど話題が尽きないのですが、恋愛の話題は滅多に出ません。これは、相手のことが好きだからこそ、恋愛観や好きな人の話題でショックを受けないようにあえて話題を避けているためです。好きな人と何時間も話しているのに、好きな人やタイプなどを全く知らないのが両片思いの特徴です。
両片思いに陥ってしまう男女の特徴
両片思いは、周りから見るとどうして告白しないのか不思議に思ってしまう状態。そこで、どうして両片思いの状態に陥ってしまうのか、その理由を解説します。
お互いにめちゃくちゃシャイ
両片思いの二人に共通しているのが、めちゃくちゃシャイな性格であることです。恋愛関係を進展させるためには恥ずかしくてもデートに誘ったり、わかりやすくアプローチしたりすることが必要ですが、シャイな性格なため、こうしたことができません。どちらも奥手で何もできないので、親密な関係でも先に進まず、両片思いという珍しい状況に陥っているのです。
知り合ってからの期間が長くなっている
両片思いの状況でよくあるのが、友達同士の関係から両片思いへ進展している場合です。長く友達として接しているので恋愛感情を抱いていることに気づかず、気づいていたとしても相手に気持ちを悟られるのが恥ずかしくて行動できなくなっています。また、今までの関係があるからこそ自分は恋愛的に相手を好きだけど、相手は違うと考えてしまうことも。距離が近すぎるがゆえに、新しい一歩を踏み出せず両片思いになっています。
今の関係を大切にしたいと思っている
お互いに自然体でいられて、どんなことでも話し合える関係は同性どうしでもなかなかいません。素の自分でいられて一緒にいても苦痛にならない相手だからこそ、告白して今の関係が壊れるのを恐れて両片思いに陥っています。さらに、恋人になると彼氏だから彼女だからと役割に縛られてしまい、告白が上手くいっても今のような関係が続けられない可能性も。そのため、あえて明確な関係にせず両片思いという曖昧な関係を楽しんでいる場合があります。
相手からの行動を待っている
お互いの気持ちをなんとなく察していても、自分から告白できない場合、なにか特別な理由や機会を待ってしまいます。中でも、「相手から告白されたらすぐに付き合うのに」とお互いに相手から行動を起こしてほしいと願っている場合、なかなか関係が進展しません。クリスマスにロマンチックな告白をされたい、バレンタインに気持ちを伝えられたいという受け身の状態によって、両片思いの状況が長く続いてしまうのです。
自分に自信がない
自分から積極的に行動できない背景にあるのが、自分への自信のなさです。自分に魅力がないと思っていると、「自分のことを好きになるはずがない。」「告白しても振られるだけだ。」というネガティブな考えが生まれ、行動しない理由を作ってしまうのです。そのため、周りから両思いだといわれていても、その言葉を信じられず両片思いの状態を続けてしまいます。
両片思いから両思いになるためのポイント
両片思いの状況から抜け出すには、あと一歩踏み出すことが必要です。そこで、両思いへと関係を進めるために実践するべきポイントを紹介します。
自分の気持ちに素直になる
両片思いを選んでしまうのは、自分の気持ちを曖昧にしているからです。今の関係がよい、自分のことを好きになるはずがないという建前を捨てて、自分の気持ちに素直に向き合いましょう。好きな人が他の人と付き合ってもよいのか、これから一緒にいたいのか。相手への自分の気持ちをきちんと受け入れ、その気持ちを実現させるために行動を始めましょう。
積極的に恋バナをする
両思いへ一歩進めるためには、相手の状況を掴んでおくことが必要不可欠。勇気を出してアプローチをするにしても、相手に彼氏彼女や配偶者がいる場合、今の気持ちが達成されることがないからです。そのため、パートナーや好きな人がいるのか、どんな人がタイプなのかなど、積極的に恋愛系の話題を出して相手の情報を引き出しましょう。
自分からデートに誘う
両片思い状態の男性は、自分と同じように相手からの積極的な行動を待っています。そのため、頑張って自分からデートに誘って、一気に関係を縮めましょう。デートに誘う場合は、「デート」という単語を出して誘うと、今までのようなお出かけとは違うことを相手に伝えられます。むしろ、特別なお出かけと相手に意識させることで、関係を進展させる後押しにつながるでしょう。
両片思いの特徴を知って今の関係を進展させよう
両片思いの状態は、とても心地がよく楽しい関係でもあります。しかし、いつまでも同じ関係を続けることはできず、どこかで決着をつけなければいけません。そこで、今回紹介した内容を参考に相手の気持ちを探り、自分から積極的に行動してみてください。そして、両片思いから両片思いへ関係を進展させ、好きな人と一緒にいる時間をこれからも楽しみましょう。