「女性のためと思って発言したのに、なぜか怒られてしまった」という経験はありませんか?
女性と男性の脳には大きな違いがあり、男性は「論理性」を、女性は「感情」を重要視していると言われています。脳に違いがあるのですから、考え方に差があるのは仕方のないことですよね。
しかし、それを理由に「わかり合えない」と諦めてしまっては、いつまでも女心を理解することができないでしょう。
今回は「女心がわからない」と言われる男性の特徴や言動について解説いたします。
女性の心理を理解することは、恋愛や結婚において重要です。ぜひご自身の発言や行動と見比べてみてください。
目次
女心がわからない男性のNG発言
「女性と会話をしているとなぜか怒らせてしまう」ことに関して身に覚えがあるようでしたら、それは無意識に女性の気持ちを考えないアドバイス、無責任な発言などをしているからかもしれません。
前述した通り、男性と女性の脳には違いがあります。女性は「感情」を重視することが多いため、普段の会話に論理性は求めていない場合があるのです。
では、具体的にどのような発言に気を付けるべきなのでしょうか。
① 不必要なアドバイス
女性に対して、意識していなくとも上から目線になりがちな発言をする男性がいます。
「ちょっと太った?」「メイク濃くない?」などと相手の気持ちを考えない発言は、女性を怒らせる原因になりますので注意しましょう。
女性のためを思ってのアドバイスだったとしても、女性は「不快に思う余計なアドバイス」を求めていません。普段女性と会話をしていて、怒らせてしまうことが頻繁にあるようなら、無意識に不必要なアドバイスをしてしまっている可能性がありますので言動を改めてみましょう。
② 「俺自慢」ばかりする
職場での実績や優れた容姿、高価な持ちものなど、自分に自信があるのはとても立派なことです。努力をしてその栄光を掴んでいるのなら、誰かに褒めてもらいたいと思うのは自然なことでしょう。
しかし、考えてみてください。他人の自慢話を何度も聞かされるのは苦痛ではないでしょうか。自分の優れている部分を理解してもらいたいという気持ちを持つのは自然なことですが、自分の話ばかりでは男性としての魅力が半減してしまいます。
自分本位な人だと思われないように、自慢話はほどほどにするのがベターです。
③ 元カノの話しをする
「元カノは自分のためにこういうことをしてくれた」「元カノは可愛かった」などの発言をうっかりしていませんか?
女性はいつでも貴方にとって一番大切な存在でありたいと思うものです。
万が一、彼女に元カノはどういう人だったのかを聞かれた場合でも、包み隠さず全てを話す必要はありません。女性からその話題を振る場合、「元カノよりも君のほうが素敵」と言われて安心したいという女心が隠れているかもしれません。間違っても元カノを褒める発言はしないよう注意しましょう。
④ 「どっちでもいいよ」を連発する
女性から何か選択肢を与えられたとき、「どっちでもいいよ」「なんでもいいよ」と曖昧な返事をしていませんか?
たとえそれが「君が好きなほうを選んでいいよ」という主旨の発言だったとしても、女性にとっては多くの場合、NG発言のひとつです。
機嫌を損ねる原因となりかねませんので、すぐに選べないのであれば、一緒に考える態度を見せることが大切です。
女心がわからない男性のNG行動
言葉だけでなく、行動にも注意が必要です。
女性の変化に気付けていますか?二人の時間やイベントを大切にしていますか?
女性はそれらを無下にされることを嫌いますので、うっかり見過ごしてしまうと「女心がわからない男性」と思われてしまうかもしれません。
思いやりのない人だと判断されないためにも、以下のNG行動は避けましょう。
⑤ 人の話を聞いていない
女性は話を聞いてほしいと感じる瞬間が多いです。相手と共感し、感情を共有することで安心感を持つ人も少なくないため、常に興味を持って聞いてあげるようにしましょう。
ただし、女性が求めていない不要なアドバイスには注意しなければいけません。あくまで女性は「このとき自分はどう思ったか」について知ってもらうために話すのであって、それらを解決するための的確なアドバイスを求めていないかもしれないのです。
意見を求められた場合、まずは女性の気持ちに寄り添った返事を心がけましょう。
⑥ 女性の変化に気付かない
女性は細かい変化に敏感な人が多く、メイクや髪型、新しい服を着たときなどに褒められると嬉しいと感じやすいです。「女心がわかっていない」と言われてしまう男性は、なかなかこうした変化に気付けていないのも特徴のひとつです。
女性は髪型やネイルなどのわかりやすい変化があったときはもちろん、身に着けているアクセサリーやリップの色など、少しのイメージチェンジでも気付いてもらいたいもの。何も言ってくれない男性は自分に興味がないのかも…と落ち込んでしまう可能性もあります。
⑦ 仕事や趣味に熱中しすぎる
何かに熱中する男性は魅力的です。それが仕事であっても趣味であっても、まっすぐ向き合う姿を見て応援したいと思う女性は少なくありません。
しかし、あまりにも自分のことばかりを考えた行動を繰り返していると、女性は不安になります。
自分に興味がなくなったのだと思われないためにも、自分の時間も大切にしつつ、二人の時間も大切にするよう意識しましょう。
万が一、やむを得ない事情で彼女と向き合う余裕がないときは、言葉足らずな態度が不安の種とならないよう、きちんと説明して理解を得ることも大切です。
⑧ 誕生日などのイベントを忘れる
付き合いが長くなるにつれ、つい忘れてしまう人もいるのではないでしょうか。
誕生日や記念日、季節のイベントをどの程度一緒に過ごしたいかは個人差がありますが、せめて「誕生日」と「付き合い始めた日」は覚えておいたほうが良いでしょう。
お互いにとって大切な日を忘れられた女性は、いつまでも根に持つ可能性が低くありません。
自分本位にならず、相手の気持ちに寄り添って
女心を理解するためには、相手の気持ちに寄り添い、コミュニケーションを大切にすることがポイントです。
自分のことばかり考えるのではなく、感情を重要視する女性が求めるものは何かを考えながら慎重に発言・行動しましょう。
女性は「この人は自分に興味がないのかも」と思うと気持ちが冷める傾向にあります。小さな変化に気付き、好意や感謝の気持ちを言葉で伝える姿勢が大切です。
まずは彼女のすべてに興味を持ち、積極的にコミュニケーションを取る態度こそが女心を理解する第一歩となるでしょう。