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指輪の持つ意味とは?
結婚指輪や婚約指輪が広く認知されているがゆえに、指輪といえば恋愛的な意味合いを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?しかし、実際には恋愛を含む、幅広い意味合いで身につけられています。古くからの風習や言い伝えだったり、流行とともに育まれたファッション性だったりと、指輪を身につけるさまざまなパターンを紹介します。
婚約指輪や結婚指輪として
指輪はその形から、途切れることのない永遠の愛が連想されます。婚約指輪はエンゲージリング、結婚指輪はマリッジリングとも呼ばれ、結婚する二人にとって特別なアイテムとして親しまれています。最近では自分でデザインができたり、名前や文字を刻印ができたりするオリジナリティあふれる指輪も人気のようです。結婚が決まると、真っ先に指輪を見に行くカップルも多く、結婚式でも指輪交換は定番の儀式です。
アピールやお守りとして
左手の薬指に指輪があれば、一般的には既婚者だと見られるでしょう。また、ペアリングを右手の薬指につけるカップルもいます。このように、恋愛的なアピールとしても指輪は効果的です。また、お守りや精神的な効果を期待して指輪をつける人もいます。身につける指ごとに意味があり、自分の気持ちに合わせて身につけられています。
ファッションとして
現代では、指輪をファッション小物として身につける人も多くいます。指に巻き付くようなデザインのものや角ばったデザインのものなど、「指輪は丸い」という固定概念を覆すものがたくさん存在します。時代の流行とともに指輪の意味合いも多様化し、意味や願いを込めてつけられているとは限りません。洋服のコーディネートやネイルに合わせて身につけるなど、ファッションの一部としても楽しまれています。
つける指別指輪の意味一覧
指輪をつける位置は、左右合わせて10本の選択肢があります。では、指輪をつける位置に意味があることをご存じでしょうか?実はつける指ごとに意味があります。現状を変えたい、打破したいときは右手、行動を起こしたいときや願い事があるときは左手につけるのがおすすめです。ここでは、指輪をつける指の意味を解説します。
親指は気持ちの強さ
揺るぎない心や責任感などの意味を持つ親指の指輪。右手親指の指輪は困難を乗り越える、リーダーシップを発揮するなどの意味を持っています。人の上に立つ場面や、大きな壁を乗り越えたいときにおすすめです。左手親指の指輪は強い精神力、絶え間ない努力などの意味を持っています。内面的なメンタルの強さが欲しいときや、諦めたくないことに取り組んでいるときにおすすめです。
人差し指は向上心、前向きな気持ち
願い事を叶える、アピールなどの意味を持つ人差し指の指輪。右手人差し指の指輪は夢を叶えるために向上心を持って努力をしたいときや、集中して物事に取り組みたいときにおすすめです。左手人差し指の指輪は、自分の内面への意味合いが強くなります。自分を信じて行動したいときや、さまざまなことに前向きに取り組みたいときにおすすめです。
中指は自分を取り巻く環境の改善や金運アップ
自分を守る意味合いのある中指。中指の指輪は、環境の改善や金運アップの願いを込めてつけられます。右手中指に指輪をつけると、察知能力が向上し、ひらめきにより積極的に行動できるといわれています。仕事面や不幸を回避したいときにぴったりです。左手中指に指輪をつけると、感性が豊かになるといわれています。人の気持ちに敏感になり、人間関係が円滑になるので環境の改善を望んでいるときによいでしょう。
薬指は自分らしさや結婚、婚約
薬指は恋愛的な意味合いが広く認知されている指です。右手薬指の指輪は自分らしさの発揮や恋愛がうまくいく意味を持っています。左手薬指に結婚指輪をつけるのは、古代ギリシャが発祥だといわれています。左手薬指は心をコントロールする心臓と、1本の血管でつながっている指だと信じられていたからです。その風習が日本にも入ってきて現在に至ります。
小指はチャンスや出会い
一時期大流行したことで、一般的な認知度も高いピンキーリング。恋愛的にも、チャンスを逃さない意味を持っています。自分をアピールしたいときには右手小指がおすすめです。自分の魅力的な部分を存分に引き出してくれるといわれています。左手小指の指輪には願い事を託してみましょう。恋愛含め、願い事成就の意味を持っています。
指輪をしていたら恋愛中?
左手薬指に指輪があるなら、既婚者もしくは恋人がいると予想できます。また、夫や妻、恋人がいない場合でも、自分を恋愛対象として見られたくない場合に左手薬指に指輪をする人もいます。この場合、よっぽど相手の心を掴まない限り、恋愛への発展は難しいでしょう。しかし、他の指にしている指輪は、恋愛とは無関係だったり反対に出会いを求める意味を持っていたりします。一概に、指輪をしているから恋愛中とは言い切れません。
指輪のプレゼントは重い?
指輪は、結婚や婚約のときに贈られるイメージから、日常のプレゼントとしてチョイスするのを躊躇する人も多いようです。指輪のプレゼントを躊躇する原因は、自分の意図と相手の解釈に誤差が生じないか不安だからではないでしょうか?自分はそんなつもりはなくても、恋人に結婚を意識されたり、友達としてのプレゼントを恋愛的な意味で受け取られギクシャクしたり。そうならないためのポイントを紹介します。
友達には自分の意図をポジティブに伝える
指輪をプレゼントするときに、どういう意味の指輪なのかしっかり伝えましょう。ファッションアイテムとして使ってほしいことを伝えれば、相手も気軽に受け取れます。また、指輪をつける位置によって意味があることを伝え、相手の現状に合うものを贈るのもおすすめです。自分がどういう意味で指輪をプレゼントするのかを明確にすれば、相手との関係がギクシャクすることはないでしょう。
恋人には今の気持ちをしっかり伝える
恋人に指輪を贈るときは、プロポーズと勘違いされたり、反対に重いと引かれたりしないか不安になるでしょう。不安を解消するためには、何のためにつけてほしい指輪なのか、はっきり伝えます。記念日に「ペアリングを恋人である証として」、誕生日に「誕生石の指輪を幸運のお守りとして」など、自分の気持ちをはっきりと伝えることで相手に真意が伝わるはずです。
指輪の意味はつける指やその人のタイプによって変わる
指輪は、つける指やどんなデザインを選んでいるかでその人の現状を考察できます。指輪をつける指ごとの意味を知っていれば、相手の力になれたり距離を縮めるきっかけになったりするでしょう。気になる異性が指輪をつけていたら、どの指につけているのかに注目です。もちろん、自分の現状に合わせて、自分で指輪をつけるのもおすすめです。