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【失敗談】店員さんへの態度を見た瞬間、「ないかも」と思ってしまった話

投稿者:宮城県在住 20代 女性

Jメールで出会った彼は、メッセージのやり取りをしている時点では
かなり理想に近い人でした。

返信のテンポもちょうどよくて、こちらの話をちゃんと拾ってくれるタイプ。
「今日は忙しかったですよね、お疲れさまです」と自然に気遣ってくれたり、
私が前に話した内容を覚えていてくれたりして、
“ちゃんとしてる人”という印象が強かったんです。

しかも、ガツガツ距離を詰めてくる感じもなくて、
一緒にいて疲れなさそうな雰囲気。

「こういう人と出会いたかったかも」

やり取りを続けるうちに、自然とそう思うようになっていました。
初めて会うことになった日、待ち合わせ場所に現れた彼は、写真通りの落ち着いた雰囲気。
清潔感もあって、話し方も穏やかで、
「あ、普通に素敵な人だ」と安心したのを覚えています。

お店へ向かう間も会話は自然に続いて、仕事の話や休日の過ごし方で盛り上がり、
「初対面なのに話しやすいな」と感じていました。
予約してくれていたお店もおしゃれなダイニングバーで、正直かなり好印象。
でも、その空気が変わったのは、お店に入ってからでした。

最初は本当に些細な違和感だったんです。
店員さんが「こちらのお席へどうぞ」と案内してくれた時も、
彼は軽くうなずくだけで無言。
私はそこまで気にしていなかったのですが、注文をお願いする時の口調が少し強めだったり、
ドリンクが来るのが少し遅れた時に露骨にため息をついたり。

「あれ…?」と思う瞬間が、少しずつ増えていきました。

決定的だったのは、料理の提供が遅れた時。
店員さんが「申し訳ありません、ただいま順番にお作りしておりますので、
もう少々お待ちください」と丁寧に説明してくれたのですが、彼は笑いながら、

「いや、遅すぎでしょ(笑)」と一言。

その“笑いながら言う感じ”が、逆にリアルで。
怒鳴っているわけではないし、暴言でもない。
でも、“相手を少し下に見ている空気”みたいなものを感じてしまったんです。

それまで私にはずっと優しかったからこそ、
そのギャップに一気に気持ちが冷めてしまいました。

 

恋愛って、自分への態度だけ見ていると分からないこともありますよね。
でも、店員さんや周囲の人への接し方って、
その人の“素”が出る場所なんだなと思いました。

もし付き合ったとして、関係に慣れた頃には、
私にも同じような態度を向けるようになるのかな——
なんて考えたら、急に未来が想像できなくなってしまって。

その後も会話は普通に続いたし、彼は最後まで私には優しいままでした。
帰り際も、「今日はありがとうございました。またぜひ行きましょう」と笑顔。
でも私は、その笑顔を見るたびに、
店員さんへ向けていたあの少し冷たい口調を思い出してしまっていました。

もちろん、完璧な人なんていないと思います。
ちょっとした態度や言い方だけで判断するのも違うのかもしれません。
でも、“一緒にいる未来”を想像する時って、
こういう小さな違和感が意外と大事だったりするんですよね。

今では、初デートで相手を見るポイントがひとつ増えました。
料理の味より先に、“店員さんへのありがとう”が自然に出る人かどうか。

あれ、不思議なくらい人柄が出ます。
恋愛って結局、“誰に優しいか”より、“誰にでも優しくできるか”なのかもしれません。

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