投稿者:福岡在住 30代(35〜39歳)男性
アプリで写真がすごくタイプの女性を見つけて、これは逃せないと思ってすぐにメールをしました。
彼女の写真は、雰囲気があって若々しく見えたんです。やり取りもスムーズに進み、すぐに会うことになりました。
僕自身、かなり期待していたので、初デートに向けて準備も万端でした。
待ち合わせ場所で待っていると、スッピンでジャージ、そしてサンダルというラフすぎる格好の女性が歩いてきました。
見た目は完全に近所のスーパーにでも行くような「買い物のおばさん」といった感じで、
僕はてっきり、待ち合わせをしている彼女のお母さんか、あるいはただの通りすがりのおばちゃんだと思っていました。
すると、その「おばさん」が僕の車の方へまっすぐ歩いてきて、窓をコンコン!と叩いたんです。
僕は頭が真っ白になり、「マジか!写真の人のお母さんが来た!」と心の中で叫びました。
しかし、その方が僕が楽しみにしていた彼女本人だったんです。この衝撃は忘れられません。
正直、写真と実物のギャップがあまりにも激しすぎて、その瞬間にすべての期待が崩れ去りました。
そして何よりショックだったのは、初対面のデートにもかかわらず、
ジャージとスッピン、サンダルというTPOを完全に無視した服装だったことです。
アプリで出会うという性質上、写真と実物の違いはある程度覚悟していましたが、
せめて会う時ぐらいはもう少し相手に対する配慮や、デートへの意欲を感じさせてほしかったというのが本音です。
僕は彼女のメッセージや写真の印象を信じ切っていた自分も悪いと反省しています。
もっと早くに顔写真の交換を求めたり、初対面の場所をカジュアルすぎないところに設定したりするべきでした。
しかし、彼女の態度は、僕との時間を大切にしようという気持ちが全く感じられず、
まるで「どうせ会いに来たんだから、このままでいいでしょ」と見下されているように感じました。
結局、話す気力も失せてしまい、すぐに「急な仕事の電話が入った」と理由をつけて、数分で解散しました。
楽しみにしていた分、裏切られたような気持ちになり、その日は一日中、落ち込んでしまいました。
今回の失敗から学んだことは、「しっかり見極めないと、時間と期待を無駄にする」ということです。
メッセージや写真だけでなく、初対面での服装やマナーこそが、相手の常識や誠実さを測る一番の基準だと痛感しました。
これからは、外見の魅力だけでなく、相手がどれだけ真剣にこの出会いに向き合っているかという「意欲」をチェックし、
TPOをわきまえた行動ができる人を探したいと思います。