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指輪のサイズは日本とアメリカでは違う

彼から指輪をプレゼントしてもらうときのサイズはどうしていますか。普段から自分の指輪のサイズを知っている人ならすぐに号数を伝えられますが、「指輪のサイズを測ったことがない」、または「ずいぶん以前に測ったきり」という人は、もう一度正しく指輪のサイズを測った方がいいでしょう。気を付けたいのが、日本サイズと海外の指輪のサイズが違う点です。日本ではJCS規格(Japan Custom Size)が使われていることが多く、1号が直径13mm、内周は40.8mmです。1号大きくなるごとにサイズは、直径約1/3mm、内周約1mmほど大きくなります。アメリカやカナダではインチを用いているので、日本の規格とは大きさが変わります。また、イギリスの指輪のサイズは数字ではなくアルファベットで表されています。
結婚指輪や婚約指輪のサイズ選びは

結婚指輪や婚約指輪を購入する場合、事前にサイズを測って直してもらってから受け取る方法と、とりあえず購入してからサイズを直す方法があります。どちらにしても一度きちんとした方法でサイズを測ってもらう必要があるでしょう。婚約指輪の場合、「彼が一人で指輪を選んで突然プロポーズのときに渡される」といった嬉しいサプライズもあるかもしれません。しかし、自分の彼女の指輪のサイズを詳しく知っている男性は少ないので、多くの場合婚約指輪をプレゼントしてもらってからサイズ直しをすることになります。
お店で直接試してみる
指輪のサイズを測る方法として、お店で直接リングをはめてみるやり方があります。この方法ならリングの大きさだけでなくデザイン、色、太さなどが自分の肌の色や指、節などと合うかどうかも一緒に確認できます。婚約指輪や結婚指輪を取り扱うお店はいろいろあるので、いくつか彼と一緒に回ってみるといいでしょう。海外ブランドの指輪も人気ですが、海外のリングはアメリカサイズやイギリスのようなアルファベット表記などの場合もあるので、直接指につけてみるのが一番です。
リングサイズ棒で測る
ジュエリーを取り扱うお店には必ず置いてあるのがリングのサイズを測る棒です。サイズを測るためのいろいろな輪っかを指にはめてみて、ぴったりのサイズの輪っかをリングサイズ棒に通すと指輪の号数がわかります。男性の指輪のサイズが測れるほど大きな輪っかもあるので、平均サイズ男性だけではなく指の太い男性のサイズも測れます。体格の大きい男性やスポーツをしていた人、体力仕事をしている人などは、一般男性よりも指輪のサイズが大きく、既製品が入らない場合もあります。あらかじめリング棒でサイズを測っておくといいでしょう。
サイズ直しをしてもらう
最初に気に入った指輪を購入し、後からサイズ直しをしてもらうこともできます。ジュエリーショップでは、指輪のサイズ直しはいつでも受けてくれるところが多いので、とりあえず結納や結婚式の前に指輪を準備して、落ち着いてからちょうどいいサイズに直してもらってもいいでしょう。特に女性の場合は結婚準備に忙しく、式のときまでに痩せてしまう人も少なくありません。きちんとサイズを測って結婚指輪を購入してもサイズが合わなくなってしまうことがあります。しかし、直してくれるので「指輪が緩くなった感じがする」と思ったらサイズ直しをしてもらいましょう。
リングサイズを直すときの注意点

指輪のサイズを直すときの注意点をお伝えします。結婚指輪は、毎日常に身に着けるものです。サイズが大きすぎればリングが回ってしまいます。また、小さすぎると指を圧迫してしまうこともあるので、ちょうどいいサイズに直してもらいましょう。購入したところに指輪を持っていけばいつでも直してくれます。購入から時間が経ってからでも受け付けてくれるお店がほとんどなので、サイズ直しができるか事前に確認して、お店で再度指輪のサイズを測り直してみてください。
余裕を持って頼む
指輪のサイズ直しの時間は、持ち込んだお店や修理専門店などによって異なりますが、一般的には2~3週間ほどかかるとみておいた方がいいでしょう。海外ブランドの直営店などの場合は、預かった指輪を修理工場に移してサイズを直し、また店舗に戻す作業が入るのでもう少し時間がかかるところもあります。結婚式や結納などで使うことがわかっている場合は、時間に余裕を持って早めにサイズ直しを依頼しましょう。
迷ったらジャストサイズより大きめにしておく
指輪のサイズを測って、7号か8号などぴったりのサイズがはっきりしないケースもあります。8号だと少し緩いけれど、7号だときついと迷う場合は、大きめの8号にしておく方がいいでしょう。骨の太さは変わりませんが、きつめのサイズに直してしまうと少し太ったときに指輪が入らなくなってしまうこともあります。何度もお店に指輪を持ち込んでサイズ直しをするのは大変なので、ジャストサイズがない場合は、大きめにしておく方が無難です。
女性は妊娠や出産でサイズが合わなくなることも
女性は結婚後に妊娠や出産をする可能性があります。妊娠中は胎児を育てるために体重が増えるので、結婚するときに作った指輪がきつくなって合わなくなってしまうことがあります。また、むくみがひどい場合は指輪が食い込んでしまうことも。妊娠や出産に備えて最初から指輪のサイズを大きくする必要はありませんが、指輪がきつくなってきたら外せなくなってしまわないうちに早めに外しておきましょう。
デザインによっては直せない場合もある
指輪のデザインによっては希望するサイズに直せないこともあります。たとえば、特別なデザインが彫られているものや、ダイヤが指輪を全周しているもの、または一部ダイヤが連なっているものなどは、サイズ直しができないケースがあります。また、ある程度のサイズ直しはできるけれど、デザインが損なわれるため、一定以上の大きさの変更はできない指輪もあります。気に入ったデザインのものがサイズ直しできるのか最初に確認しましょう。
指輪のサイズは変更できる

婚約指輪や結婚指輪は、一生使い続けるものです。最初に購入したときとはサイズが変わってしまうことも珍しくありません。ほとんどの場合、購入したお店や修理専門店でサイズ直しをしてくれるので、指輪が合わなくなってきたと感じたらサイズを直してもらってください。