社会人になると人間関係が固定されるため、新しい出会いから恋愛に発展する機会が少なくなりがちですが、今ではお見合いパーティーやマッチングアプリなど、工夫をすれば様々な手段を気軽に活用できるでしょう。
そんな中、出会いを求めて婚活を始めたものの、なかなか良い結果につながらずお疲れの方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、婚活中の男女の7割以上が「婚活疲れ」を感じているとのデータも。
今回は、この「婚活疲れ」の原因や解消法について詳しくみていきます。
目次
婚活がしんどい・・・「婚活疲れ」を感じる原因とは?
婚活が実を結んで結婚した場合でも、それまでに必ず一度は「婚活疲れ」を経験し、乗り越えてきた男女が多いのではないでしょうか。
ここではどうして婚活に疲れを感じてしまうのか、その原因を詳しくご紹介します。
1. 知らない人とのコミュニケーション
婚活では初対面の相手と会話をしたり、まだ打ち解けていない相手と連絡を取り合ったりする必要があるため、緊張と同時に気を遣う場面も多いはずです。
中には、あまり話したくないタイプの相手と会話する場面も生じるでしょう。
多くの人と効率よく連絡先を交換できるかもしれませんが、相手に対して好意が芽生えていない場合は返信がストレスになることも。
2. 結果が出るまで時間がかかる
たとえ婚活でマッチングしたとしても、「実際に会話をしてピンとくる人に出会えない」「好きになれない」「気に入った相手とは上手くいかない」など、今までの努力があと一歩で結果につながらない状態が長く続くこともあります。
そうなると、「結婚」というゴールがとても遠く感じて次第にモチベーションが下がってしまいます。前向きな気持ちになれないままで婚活を続けると、さらにストレスを感じる悪循環に陥るため注意しましょう。
3. お金がかかる
婚活は、出会いの場への参加費用だけではなく、交通費や身だしなみなどにもお金がかかるものです。
女性の場合は服装に加えてヘアメイクやネイルなど、第一印象を良くしたりモチベーションを上げたりするための美容費がかかります。
そして男性の場合、女性の分の食事代やデート代を率先して負担する方も多く、婚活が長引くほどに出費が増え、結果としてストレスを感じる原因につながります。
4. 当初の期待を裏切られる
婚活を始めるときは、誰もが前向きな気持ちで希望や期待を持っています。
とはいえ、自分の理想の人に出会い、相手からも気に入ってもらうような展開は短期間で叶えられるものではありません。
短期計画で考えていたり、始める前の期待が大きかったりすると、当初のギャップから婚活疲れしやすくなるでしょう。
5. 自分を否定された気持ちになる
婚活では、どうしても相手の見た目や肩書きに注目してから人間性に目を向ける傾向が強くなりがちです。
そのため、相手から興味を示されなかったり、マッチングしても交際に発展しなかったり、年齢や年収などで断られたりすることが続くと自分を否定された気持ちにつながってしまうのです。
すぐに実践できる「婚活疲れ」解消法6選!
前述した様々な原因が重なると、心身ともに疲れてしまう婚活ですが、ここで辞めてしまっては今までの努力が報われないままですよね。
そこでここからは、婚活疲れの解消法についていくつかご紹介します!
1. 婚活に対する認識を変える
基本的に、素敵な異性にはライバルが何人も存在するもの。スムーズに進展するほうが稀です。
そこでまずは、「上手くいかないのは当たり前」と現実的な考え方を持ちましょう。
とはいえ諦めるというわけではなく、自分が結婚できることを信じる気持ちも大切。目先の相手に囚われず、「結婚後の自分に対するポジティブなイメージ」を具体的に持つことで、不思議と肩の力が抜けて成功につながりやすくなります。
2. 婚活のペースや方法を見直す
短期間の婚活で結果を出すためには、複数の方と同時進行で交際を進める方法も珍しくなく、そうなると浅い関わりの連続になるため気持ちが焦ります。
まずは一つひとつの出会いを大切にし、相手にじっくり向き合った上での関係構築を意識してみてください。
また、そもそも大勢との出会いの場が苦手なら、婚活パーティーよりも一対一の形式を選んだり、婚活にこだわらず趣味を通して人脈を広げたりなど、ストレスの少ない方法を新たに見つけると良いでしょう。
3. 趣味などで気分を上げる
婚活に専念するのではなく、自分の気分が上がる趣味を持つこともおすすめです。
「美味しいものを食べる」「運動する」「好きな音楽を聞く」「推し活を楽しむ」など、気分転換になって自然とモチベーションを上げられる方法を複数知っていれば、婚活で煮詰まることも減るでしょう。
良い結果が出なかった際は、頑張って行動した自分に対するご褒美スイーツを食べるといった自分ルールを作るのもおすすめです。
4. 相談相手を見つける
婚活疲れになると、自分ではその原因がわからなくなることもしばしば。そんな時は、家族や親しい友人、婚活アドバイザーに相談するのも良いでしょう。
実際に「婚活疲労外来」も存在するほど、婚活について相談できずにストレスを感じる方が多くいるようです。婚活アドバイザーに相談すれば、親しい間柄では指摘しづらい欠点を客観的な観点から教えてもらえるメリットもありますよ。
一人で抱え込むと深く悩んで落ち込みやすくなりますが、話を聞いてもらうだけでも孤独感は軽減し、気が楽になるはずです。
5. 自己分析をする
婚活が上手くいかない状態が続くと、自分を否定された気持ちになったり、自分を責めてしまったりしがちです。
そんなときは、悩みや考えを具体的に紙に書き出して自己分析をする方法がおすすめです。
「なぜ結婚したいのか」「自分に何が足りないのか」など冷静に可視化していくことで、モヤモヤした悩みがクリアになり、自分がどう動くべきなのかがハッキリします。
6. 一時的に婚活を休む
疲れが取れなかったり、なかなか前向きな気持ちが戻らなかったりする場合は、一時的に婚活を休むこともおすすめです。
実際に結婚相談所では、休会制度もあるほど一般的な方法です。
まずは家でゆっくり疲れを癒したり、趣味に打ち込む時間を作ったりすることを優先して、自分らしさを回復させてから婚活を再開しましょう。
婚活は無理をしないで楽しむことから
婚活は、努力してもすぐに結果が出るものではありません。友達と一緒に婚活に臨んだ結果、比較してしまい、一喜一憂するなんてこともあるでしょう。
婚活は気負いせず、ストレスや孤独感を溜めないように継続していくことが重要です。自分の気持ちを前向きに保ちながら、失敗さえも楽しむ余裕が出てくれば良い傾向。楽しそうな人は魅力的に映り、興味を持ってもらいやすくなるのです。
幸せなゴールをイメージしながら自分のペースで婚活を続け、素敵な生涯のパートナーを見つけましょう。