「自分は果たして結婚できるのだろうか?」「どんな人が自分に合っている?」「何歳ごろに出会いがある?」など、皆さんもまだ見ぬ結婚について一度は考えたことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は、手相占いの中でも有名な線の一つである「結婚線」から見たあなたの運勢や結婚年齢など、幸せな未来について占うためのチェック項目をいくつか解説します。
目次
手相占いの基本
まずは手相の基本について触れていきましょう。
手のひらには無数の線がありますが、手相占いは基本的に結婚線をはじめ、生命線や知能線、感情線など主要な線を知っておけば誰でも楽しく占えます。
また、手相占いでは「右手」と「左手」であらわれる運勢の意味が違ういという特徴もあります。
「右手」と「左手」の手相の違い
左手の手相には元来からある“先天的な運勢”、右手の手相には、これまでの人生で得た“後天的な運勢”が見えるとされています。
そして未来の結婚を占いたい場合、まずは「右手」を見てみるのがおすすめです。実際に体験する結婚運があらわれやすいからです。
ちなみに左手には、生まれ持った本能が招く理想の結婚や恋愛運が出るとされています。左手の結婚線で見えるのは、あくまで「自分の理想」というわけです。
3つの基本線と結婚線

まず注目してほしいのは手のひらを大きく横切る二つの線です。親指の周りを手首方面にカーブするのが「生命線」、小指から中指辺りまでを走る線は「感情線」と呼ばれています。
そして、生命線とつながって手のひらを横断、またはななめに走っている線が「知能線(頭脳線)」であり、これが手相の「基本三線」と言われています。
そして「結婚線」はどこにあるのかというと、小指の付け根と感情線の間を見てみましょう。小さい横線があれば、それがあなたの結婚線です。
手相で結婚年齢を見る方法
結婚年齢は、小指の付け根と感情線の中間地点を【32~33歳】として、結婚線を基準に見る方法が一般的です。
つまり一つの目安として、
- 感情線に近くなればなるほど早婚
- 小指に近付くほど晩婚
と想定することができるのです。
結婚線の数=結婚の回数は間違い?
結婚線を見るときに注意してほしいのは、「結婚」の意味についてです。
手相から占える「結婚」とは「人生のパートナーを得るチャンス」のことであり、実際に結婚を何度するのかということではありません。
つまり、結婚線があるから結婚できるというわけでもなく、片思いのまま終わってしまったり、妻子のいる相手と恋に落ちてしまったりなんてこともありえるのです。「本気の恋」ができる回数と表現するのが近いのかもしれませんね。
結婚線の数からわかる、あなたの結婚運
結婚線は、目安の年齢だけではなく結婚生活が円満に送れるかどうかなども占うことができます。
まずはその数から注目していきましょう。
結婚線が見えない・とても薄い
パット見で結婚線が見当たらなくても大丈夫。ゼロであってもそれは結婚ができないわけではありません。仕事に没頭していたり趣味に夢中だったりして、自身がまだ結婚や恋愛に興味がないだけの可能性が高いためです。
手相は日々変わっていくものなので、結婚に対して前向きになったときにふと見てみると結婚線があった、なんてこともよくあります。
「1本だけ」濃くある
この場合、熱烈な大恋愛の末に結婚する運を持っている可能性が高いです。
その一本の結婚線が長くて濃いほど、自分の望む人物といつかドラマチックに出会えるかもしれません。
薄い線が複数ある
結婚線が複数あり、いずれも薄く出ている場合、結婚と離婚を繰り返す、チャンスはあっても誰とも結婚しないなどの可能性が出てきます。
あるいはチャンスがあるものの、まだ結婚への興味が弱い状態なのかもしれませんね。
結婚線のカーブで見る結婚生活
結婚線の本数では、いわゆる「結婚への展望」を主に見てきました。
次は結婚線のカーブから、未来の結婚生活を見ていきましょう。
結婚線が直線
直線の人は、とても満足のいく結婚生活を送りやすい傾向があります。
ちなみに既婚の人がまっすぐな結婚線を持っていたら、夫婦円満の仲であることを指します。
上向きにカーブしている
上向きにカーブしている場合は、さらに幸せな結婚生活を望めるかもしれません。
お互いを尊敬し、日々の生活に感謝する。そんな毎日を送れそうです。
また、まっすぐの線から出る上向きの線もとてもよい運を持っているしるしです。
下向きにカーブしている
下向きのカーブは、望まない相手との結婚をする可能性があります。
もしかしたら「年齢があるから」「勧められたから」など、誰でもいいという気持ちになっているのかもしれません。焦らずゆっくりと、自分に合う人を探してみてください。
見つけたらラッキー!レアな結婚線
ここからは数や濃さ、カーブ以外にチェックできるラッキーな結婚線の特徴やレアな手相についてご紹介します。
薬指の付け根まで到達している
結婚線が上に向いて小指を越え、太陽丘と呼ばれる薬指の付け根辺りまで到達している手相の人は、お金に困ることのない結婚ができそうです。
このような線は玉の輿線とも呼ばれ、結婚をきっかけに相手がどんどん出世して社会的な地位を築いていくでしょう。
太陽丘からまっすぐ下に線が伸びている
薬指の付け根辺りの太陽丘から、まっすぐ下に線が伸びていることがあります。そういう人はとってもラッキーです。
結婚相手やその家族の財力によって、経済的な苦労はほぼゼロに等しい結婚生活を送れるでしょう。もしかしたら社会的地位や名誉も同時に手に入るかもしれません。
「*」の形(スター線)がある
結婚線の途中にスター線と呼ばれる「*」の形が出現することがまれにあります。このスター線があると、自分が理想とする相手と結ばれやすいと言われています。
特に結婚線が複数あってスター線もある場合には、誰もがうらやむ結婚の可能性が大なのだとか。相手をこれから見つけるという人は、そう遠くない時期に理想の相手があらわれるでしょう。
ただし、「×」のサインと見分けにくいので注意をしてください。×サインは「トラブル線」と呼ばれるものなので、厄介ごとに巻き込まれないよう注意しなければいけません。
結婚線は、もっとも「変化」しやすい線
ここまで結婚線をいろんな視点で見てきましたが、自分の右手をこれ以上ないほど見つめた人もいらっしゃったのではないでしょうか。
ですが、手相というものは毎日移り変わり、その中でも結婚線はもっとも変化する線といわれています。今日悪いサインが出ていても、明日にはよいサインが出ているかもしれませんよ。
そして何より大事なのは手相に頼りすぎるのではなく、自分の現状を把握すること。素敵な将来に向かってまずは積極的な行動を心がけていきましょう!