「6月に結婚する花嫁は幸せになる」と言い伝えられているジューンブライドの季節が到来。今年は間に合わなかったけど、来年に向けて万全な準備をしたい!というカップルの方が多くいるのではないでしょうか。
ところで、「結婚式場は何を基準に選ぶべき?」「たくさんの式場があって迷ってしまう」など、結婚式場選びに戸惑ってはいませんか?
今回はそんなカップルに向けて、式場選びのポイントをご紹介します。お互いにとって理想の結婚式に近づくよう、ぜひ参考にしてみてくださいね。
結婚式場の選び方の基本!5ステップ
結婚式場を選ぶ際は、以下で紹介する5つの基本ステップに沿って進めるとスムーズです。
「もっと早く知っておけば」「もう少しこうしておけば良かった」など、あとから後悔しないためにもポイントをしっかり押さえて効率よく式場を選びましょう。
ステップ①結婚式場のイメージやコンセプトを明確にする
まず、二人が思い描く理想の結婚式のイメージやコンセプトを明確にしておきましょう。
- 季節や日取り
- ゲストの人数
- 予算
- 場所・アクセス手段
- 二人が共通して好きなもの(デザインや装飾など)
などに絞って話し合ってみましょう。イメージを明確にしておくだけでも、実際に式場に足を運んだときに「あっちもこっちも素敵!」と迷ってしまうことも少ないのではないでしょうか。
ステップ②イメージに沿って式場をリサーチ
式場の候補は、少なすぎても多すぎてもNG。目安としては3~4軒がおすすめです。
結婚式場の検索サイトを活用すれば、条件に合った式場をまとめてピックアップしてくれるだけでなく、各式場を簡単に比較もできて便利です。
情報がありすぎて迷ってしまう、効率よく式場を探したいという方は、店舗やオンライン、LINE、メールなどでプロに相談してみるのもおすすめ。
気になる式場が見つかったら、早速ホームページや電話で問い合わせをしてみましょう。日時や収容人数など、現時点で絶対に欠かせない条件があるならこのときに聞いてみるとよいでしょう。
ステップ③実際に式場見学に行く
二人のイメージに合った式場が見つかったら、式場に予約を取った上で見学に行きましょう。
試食会や試着会、模擬挙式ができるブライダルフェアに参加する場合は1会場3~4時間ほど要するため、1日2会場を目安にしてください。
また、もっとも理想に合った式場から順に見学するのが良いでしょう。結婚式のイメージが膨らみやすくなるだけでなく、早く行った分だけ希望の日取りで予約を取りやすくなるはずです。
会場でチェックするべきポイントや聞いておくべきことは、あらかじめリストアップしておくのがおすすめですよ。
ブライダルフェアも利用しよう
フレンチやイタリアン、和食など式場によって提供できる料理は違ってきますので、試食ができる「ブライダルフェア」をぜひ活用してみましょう。
味や見栄えなどのチェックはもちろん、使用したい食材やアレルギー対応、ビュッフェ形式などの希望についても問い合わせてみることをおすすめします。
ドリンクについても内容や価格、提供方法、フリードリンクの制限時間などを必ずチェックしましょう。
ステップ④見学に行った式場を比較する
式場見学をした後は、早めに比較検討して二人の理想に一番近い式場を見つけ出しましょう。
以下で比較ポイントをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式場へのアクセス
最寄り駅や空港からのアクセスは、二人だけではなくゲストにとっても重要なポイントです。
式場までのアクセスがあまり良くない場合、送迎が可能かもチェックしましょう。
挙式会場
挙式会場はいくつかのルールがある所も多いため、慎重に検討しましょう。
- 会場の収容人数や挙式のパターン
- 自分たちのやりたい内容や演出ができるか
- カメラ撮影の可否
- 挙式後のセレモニー
- 披露宴会場までのゲストの動線
上記のようなポイントを比較してみてください。
披露宴会場
- 会場の収容人数
- テーブルレイアウト
- 可能な演出
- 受付やロビー
- 休憩所などの調整は可能かどうか
これらについて、見学した各披露宴会場を思い出しながら検討しましょう。
会場設備やサービス
挙式会場や披露宴会場以外の設備が整えられているかもチェックポイントです。
- 控室や休憩所の広さや動線
- 年配のゲスト・妊婦・子供に対応した設備
- ゲストの着付けやヘアメイクサービスの有無
- クロークや喫煙所
- 私物の持ち込みが可能か
上記のような配慮があると、ゲストにとっても喜んでもらいやすいのではないでしょうか。
プランナーやスタッフ
式場専属のウェディングプランナーやスタッフの印象は良かったか、二人の結婚式やゲストに対するおもてなしを任せられるかも検討するべきポイントです。
一生に一度の大切な日だからこそ、関わる人々との相性も検討対象に入れるべきです。
見積もりと支払方法など
結婚式の費用は慎重になってしまうポイントですよね。見積もりが予算内に収まるかだけでなく、クレジット払い、ご祝儀払い、ローンなど希望する支払い方法に対応してもらえるかも必ず確認しましょう。
また、万が一の場合のキャンセル料や対応についても事前にチェックをしておくと安心です。
ステップ⑤式場を契約する
二人の理想に一番近い結婚式場が見つかったら、いよいよ本契約です。
契約する前にプラスアルファで確認しておきたいポイントは、魅力的な特典の有無。せっかく素敵なサービスがあったのに、当日まで知らなくて後悔した、なんてことは避けたいですよね。
また、「ほかの式場と迷っている」「気にかかる部分がある」場合は「仮契約」に留めて再検討するのも一つの手段です。契約すると10万円~20万円の申込金が必要になるほか、キャンセルしても返金されないケースが多いため最後まで慎重さを忘れずに。
二人が挙げたい結婚式をイメージして式場選びを成功させよう!
式場を見学する前に、どのようなイメージの挙式にしたいのか、どんな雰囲気でどういったサービスを受けられる式場が理想かなど、具体的なイメージを固めておくことも大切です。
また、主役となる花嫁さんが着用したいドレスをはじめ、どんなブーケを持ちたいのか、どんな演出をやりたいのかなども二人でじっくり話し合っておくとよいでしょう。
式場選びで悩ましく過ごした時間も後から「良い思い出」となるよう、綿密なプランを立てて最高に幸せな1日を叶えてくださいね。