出会いがなかなかないと悩んでいるとき、友達が相手を紹介してくれることってありますよね。とはいえ、実際に会ってみたら正直微妙だった……でも断りづらい、どうしよう、と悩んでしまったことはないでしょうか。
お相手にも、紹介してくれた友達にも嫌な気持ちにはなってほしくない、でも断りたい。そんなときに使える、失礼にならない断り方があれば助かりますよね。
そこで今回は、相手も紹介してくれた友達も傷つけない断り方や対処法について解説していきます。
実際に使えるフレーズもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
「断る」ときに注意するポイントとは?
日本人は、断るのが苦手な人が多いと言われていますよね。自分の意思をハッキリ伝えることに、慣れていない人が多いためなのだそうです。
「断り方」に関しても、人間関係をうまく活かせることもあれば壊してしまうこともあるため、慎重に言葉を選ぶのが大切です。
そこでまずは、そもそも物事を断るときに気をつけるべきポイントについてご紹介します。これはどんなシチュエーションでも使えるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
曖昧な返事はせずにハッキリ断る
物事を断るときに一番良くないのは、曖昧な返事をしてしまうことです。
社交辞令で曖昧な言い方をしたり、遠回しな表現で分かりにくい言い方をしたりすると誤解が生じてしまいます。
真意が伝わらないと、結局は相手を振り回してしまうことにもなりかねません。
言いづらいとは思いますが、曖昧な表現を使わずに理由をしっかり述べてハッキリ断るのがおすすめです。
誠意を待って礼儀正しく断る
“親しき仲にも礼儀あり”と肝に銘じ、くれぐれも不快感が残る返事はしないようにしましょう。
言葉遣いや、相手の気持ちを考えないような言い回しは避けたほうが賢明です。
失礼にならないよう注意しながら、礼儀正しく、堂々とした態度でお断りすることが大切。断り方によっては相手との関係が壊れたり、あなたの評判に傷がついたりするかもしれませんので、丁寧に言葉を選ぶようにしましょう。
紹介相手と友達をできるだけ傷つけずに断るポイント
物事を断るときに気になるのは、やはり「相手を傷つけたくない」「嫌な気持ちにさせたくない」ということですよね。
自分にはそんなつもりがなくても、気付かないうちに相手のプライドを傷つけてしまったり、悲しい思いをさせてしまったりすることもあります。
今後に響く残念な事態を避けるためにも、ここからは人間関係を大切にしながら上手に断るポイントについてご紹介します。
お礼の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝えられて怒る人は滅多にいませんよね。ですから、どんな場合でも、まずは自分がしてもらったことに対するお礼を伝えましょう。
たいていの場合は感謝を伝えることで、うまくいかない結果になったとしても険悪な雰囲気にはならず、円満に終わらせることができます。
まずは「〇〇さんを紹介してくれてありがとう」と伝え、理由を聞かれたら簡潔に説明するのがおすすめです。
断ったことに対して申し訳ない気持ちを示す
相手を傷つけずに断るには、申し訳ないという気持ちを言葉にすることもポイントです。
「ごめんなさい」という気持ちを伝えることは、腑に落ちないようなモヤモヤとした雰囲気を和らげる効果があります。
心の中で思うだけではなく、素直に言葉にすることを忘れないようにしましょう。
断る理由はシンプルかつ丁寧に伝える
断るときは、相手に「それなら仕方がないね」と思ってもらえるような理由が必要かもしれません。
そのためには、理由をシンプルかつ丁寧に伝える意識を持ちましょう。
特に恋愛となると、曖昧な言い回しは相手に期待を持たせがち。簡潔に、きちんと伝えるように準備しましょう。
紹介された異性に伝える無難な断り方3選
物事を断る際に気をつけるべきポイント、傷つけずに断るポイントをベースに、相手へきちんと気持ちを伝えましょう。
ここからは、実際に使える無難なフレーズをご紹介します。
今回は3つご紹介しますが、ご自身の状況に合わせてアレンジしをしながら使ってみてくださいね。
1. 「仕事との両立が難しくて…」
紹介してもらったものの「ちょっと気が合わないな」という場合、自分の気持ちをそのまま伝えると相手を傷つけてしまったり、友達に気をつかわせてしまったりする可能性があります。
そんなときは、仕事を理由に断るのもひとつの手段です。
仕事と恋愛をなかなか両立できない状況にあるということをわかってもらえれば、誰も傷つけずに断ることができるはずです。
2. 「価値観が違うみたい…」
恋愛においても、結婚においても、価値観というのはとても大切なポイントになってきますよね。
特に「結婚も視野に考えたい」となると、子供が欲しいのか、専業主婦になって欲しいのかなど、価値観が合うかどうかは人生を左右すると言っても過言ではありません。
よって、価値観の違いを理由にお断りすれば、お友達の理解も得やすいでしょう。
3. 「とっても良い人なんだけど、自分にはどうしても合わない」
「良い人なんだけど、どうしても自分には合わない」という言い方も、紹介相手をできる限り傷つけない断り方の1つです。
相手の問題ではなく、ただ自分に合わなかった。むしろ自分のほうに問題がある、というような意味合いの表現なら、相手の立場を守ることもできます。
相手を立てながら、仕方のないことだと理解してもらいやすいフレーズです。
残念な結果でも、誠意を持って簡潔に伝えよう
友達の紹介で知り合った相手が微妙だったとき、その相手も紹介してくれた友達も傷つけない断り方や対処法について、いくつかポイントを解説してきました。
自分のことを理解してくれる友達からの紹介となると、つい期待をしてしまうこともあるかもしれませんが、
相性は実際に会ってみないとわからないもの。もちろんそれは、紹介相手にとっても同様です。
どんな結果になっても、まずは縁をくれた友達、時間を割いてくれた紹介相手に感謝する気持ちがあれば、その誠意は必ず伝わるはずですよ。