「容姿で恋人を選んで後悔した」「好みの顔だったけれど、付き合ってみたら長続きしなかった」など、恋愛で相手の外見ばかり重視してしまうことに悩んでいませんか?
もちろん、恋愛において相手の容姿に魅力を感じること自体が悪いわけではありません。しかし、外見だけを基準に相手を判断すると、性格や価値観などの大切な魅力を見逃してしまう可能性があります。
そこで今回は、恋愛におけるルッキズムの意味や容姿だけで恋人を選ぶデメリット、そしてルッキズムをやめたい人が意識したい3つのポイントをご紹介します。
目次
恋愛におけるルッキズムが加速中!その理由とは?
ルッキズム(lookism)とは「look(容姿)」と「ism(主義)」を合わせた造語で、日本語に訳すと「外見至上主義」ともいわれます。
元は1970年頃のアメリカのメディアによって作られた造語ですが、近年ではメディア・SNSを中心に日本でもよく聞かれるようになりました。
ルッキズムは外見から伝わる容姿や身体的な特徴のみで能力や人となりを判断、あるいは無意識に差別する考え方で、他者だけでなく自分自身の首を絞めている人も多い傾向です。
内面的な美しさや素晴らしい個性に目を向けようとしないため、この思考に陥ると恋愛においてもあまり良い結果に結びつかないといえるでしょう。
マッチングアプリで恋愛のルッキズムが起こりやすい理由
近年は恋愛におけるルッキズム思考も加速している印象ですが、その理由の一つにはマッチングアプリの普及が考えられるのだとか。なぜなら、マッチングアプリではプロフィール写真などの少ない情報を見て判断しなければならないためです。
人は相手と出会ったとき、服装や表情、清潔感などの視覚的な情報から第一印象を形成します。
一方で容姿だけを重視して始まった恋愛は、交際後に性格や価値観の違いが分かり、関係が長続きしないケースもあります。
まずは容姿を気にする自分を責めるのではなく、「なぜ外見を重視しているのか」を振り返ることが、ルッキズムから抜け出す第一歩です。
【ルッキズムをやめたい人へ】容姿だけで恋愛する4つのデメリット
ルッキズムだと自覚してはいるものの、「どうしても顔で選んでしまう…」とお悩みではありませんか?
ここでは、実際に「容姿のみ」で交際する相手を選んだことで生まれるデメリットを4つご紹介します。
1. 性格や価値観の不一致
前述したように、ルッキズム思考から始まる恋愛のほとんどは関係が長続きしません。
その理由としては、ルッキズム思考の方は目移りしやすい傾向が高いことに加え、性格や価値観などが合わず結局別れてしまうパターンに陥りやすいからです。
特に内面は容姿と違い、相手からの指摘や本人の努力だけで変えることが難しいでしょう。
「顔は良いけどマナーが悪くて幻滅した」「趣味が合わずデートがつまらない」など、長く一緒にいるほど相手の嫌な面が目につき、結局は別れてしまうパターンとなるのです。
2. 恋愛対象の幅が狭まる
人によって好きな容姿のタイプは異なりますが、容姿にこだわりすぎてしまうと自分の恋愛対象となる人に出会える確率が大きく下がります。
「容姿が好みじゃない」という理由だけで、せっかく自分と価値観が合う人や素敵な魅力を持つ人を見逃していませんか?
年収や年齢、学歴など条件をさらに足してしまってはいませんか?
そうなってくると出会える可能性はほぼゼロになり、運命の人をいつまでも遠ざける結果となるでしょう。
3. 容姿は年齢と共に変化する
「交際したらいつか家族になれるよう長く付き合いたい」と、誰もが思うものではないでしょうか。
性格や価値観は容姿ほど目に見えて変化するものではありませんが、外見は年齢や生活環境によって変わっていきます。
もしもルッキズム思考のみで相手を選ぶと、年々変化する容姿に幻滅して結局は長続きしない結果を辿るかもしれません。
4. 相手のストレスの原因になる
もしも好きな人に「容姿が好き」と言われたら、「常にきれいでいなくては」「嫌われないように自分磨きを続けなくては」とプレッシャーを感じませんか?
過度な期待はストレスになり、恋愛関係が破綻するきっかけになるおそれがあります。
また、口には出さなくてもそうした思考は長く一緒にいるほど自然と伝わるもの。「ずっと好きではいてくれないだろう」「自分より容姿の良い人が現れたら捨てられるかも」といった不安を相手に植え付ける可能性も考慮すべきでしょう。
恋愛や婚活でルッキズムをやめる3つのポイント
ルッキズム思考のデメリットは把握しているものの、「これまで容姿で選んでいたから何を基準に選べば良いか分からない」と悩む方もいるでしょう。
そこで最後に、「脱ルッキズム」で素敵な出会いを見つけるためのポイントを3つご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
① 先入観を捨てる
ルッキズム思考の方の多くは「〇〇な容姿の人は自分に優しい」といったように、容姿に対しての先入観を都合よく持っている場合がほとんどです。
このような先入観が浮かんだときは一旦立ち止まり、その考えはあくまでも「自分の偏見」であることを自覚しましょう。
その逆で、タイプじゃない相手に対しては「もしかしたら自分を幸せにしてくれる相手かもしれない」と前向きな思考を持ってみてはいかがでしょうか。
② 内面や行動をしっかり見るクセをつける
たとえば「困っているときに優しくアドバイスしてくれる」「誠実に向き合ってくれる」など、容姿では図ることができないその人の素敵な内面を見つけるクセをつけてみましょう。
婚活中の方は特に、最初は相手に興味が無くても大丈夫。まずは友人として、外見以外の良い部分と向き合っていくうちに、新たな興味や関心が湧いて心が動く瞬間に出会う日がくるかもしれません。
③ コミュニケーションを意識する
恋愛や婚活においてコミュニケーションは、相手との長い信頼を築くためにも重要なポイントです。
うわべの情報ではなく、お互いの内面を知るためのコミュニケーションを取ることで「趣味が一緒」「価値観が合う」といった新たな共通点に気づき、より深い関係を築けるはずです。
まずは「最近食べておいしかったものは?」「旅行に行くならどこ?」など、今までの経験にもとづく些細な質問でOK。こうした質問を繰り返していくことで、あなた自身もルッキズム思考から離れる日がくるでしょう。
ルッキズムをやめたいなら外見以外の魅力にも目を向けよう
恋愛において、相手の見た目に魅力を感じること自体は決して悪いことではありません。
しかし、容姿だけを基準に恋人を選ぶと、性格や価値観、思いやりといった外見以外の魅力を見逃してしまう可能性があります。
「ルッキズムをやめたい」と感じたら、まずは外見を気にする自分を否定するのではなく、なぜ容姿を重視しているのかを振り返ってみましょう。
相手の言葉や行動、価値観にも目を向けて、丁寧にコミュニケーションを重ねながら少しずつ判断基準を広げることが、外見だけに左右されない恋愛につながります。





